男の子の赤ちゃんとお母さんの話 2
今日は、「男の子の赤ちゃんとお母さんの話」の続きをお伝えしましょう!
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眠ることが怖かった男の子の赤ちゃんは、スヤスヤ眠りだしたので、意識の中に入っていって手を引いて、一緒に「天につながる階段」を登りました。
最初は、段差も狭くて子供でも歩きやすいのですが、途中から段差が大きくなり、子供では登れない高さになりました。
なぜ、口も聞けない赤ちゃんが歩けるのかというと、実は、みんな「3歳児の体型の魂」が、肉体に入っているので、肉体の成長と共に、「3歳までは天につながる階段」を自由に行き来できるのです。
階段の段差が大きくなった時、自分の赤ちゃんの頃のことを思い出しました。
私は自分で「階段の段差を狭くする!」と決めたのです。
そして、階段の段差の数はその人の「魂の生まれ変わりの数」だと思ったので、高さを変えても段数さえ変えなければ問題ないはずだと言い張り、天に向かって「階段の高さを低くして下さい。できれば、5cmくらいに!」と心の中で唱えると、アッという間に、階段は低くなりました。
1段の階段の高さが低くなったということは、最後の階段の天の高さも低くなったはずなので、大丈夫かなと思うと、上のほうからこう聞こえてきました。
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さすがに、あなたのご命令となれば、どんなことでも成し遂げますが、「天の高さ」は、その人の「魂の高さ」なので今、低くしましたが、どうしましょう?
このままだと過去に積んできた「徳」が低くなるので、生きていく間に経験することがつらくなると思います。
どうか、あなたの創造力でこの問題を解決して下さい。
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数学科出身の私ですもの、簡単に理解しましたが、創造力を使ってこの問題を解けとは、神様たちもなかなかやるなあと思いましたが、いくつか、創造してみました。
目の前にトランポリンを置いて、ジャンプしていくのか?
上からロープを下げてもらって、登っていくのか?
それとも・・・・
待て待て、自分だけの創造力を使わなくても、この男の子の創造力も使ってみよう!
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「ねえ、君は、この問題をどうやって解決する?」
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僕が意見を言っていいのなら、こうします。
僕らの体は、一番上に着いた瞬間に空中を飛びまわることができて、どんなに高い場所でも一気に行けるし、疲れを一切、感じないと決めます。
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さすが、若い魂は創造力が豊かなので、彼が言ったとおりに決めて宣言しました。
でも、一番上に行くまでには、時間がかかるので、ここは私の創造力を使って、階段を登るのではなく、「今、この瞬間に空中を飛べるようになり、一気に一番上の階段まで行ける!と決めました。
すると、私と男の子の体が浮き上がり、飛行機よりも早く一番上の階段につきました。
実際は、雲の中を登っていくので、途中で、飛行機が上昇気流に乗って旋回しながら登っていくより、ずっと早く一番上に着きました。
でも、ちょっと待てよ、この空間の上に何があるのか不安なので、「僕が先に行って見てくるから、一番上の階段で待っていてね」、というと、男の子が泣きそうになりました。
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一人ぼっちは、いやだ!!!
今までもずっと、ひとりぼっちで何度も生まれ変わってきたのに、ここで一人ぼっちはいやだー!!!
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と泣き出したので、彼の過去世を見て見ました。
残酷な人生を何度も経験した魂でした。
戦争で両親が死に、お姉さんにも見捨てられて飢餓で死んだ人生と、自分の家族が、全員、交通事故で亡くなって、ひとりぼっちで最後まで生きた人生と、若い頃に交通事故で脳挫傷になり、植物人間になって一生涯、病室で一人で死んでいった人生・・・・。
まあ、よくここまで同じつらさを繰り返すものだと思ったので、この男の子の魂が喜びに生きて、普通に死んだ人生はないのかと、過去世の全てを見て見ました。
すると、ありました。
でも、悲惨でした。
家族も兄弟姉妹もたくさんいて、お金も名誉も山ほどあって、周りの人から羨ましがられる人生を5歳で見ていた彼は、「世の中の普通」、つまり、「貧乏人の普通」を一切、知らないために、一人でお城から街の人々を見ている男の子でした。
この様子は、インドのお釈迦さま(ブッタ)に聞いた話と同じだと思うと、また、上から声が聞こえました。
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そうなんです。
この子の過去世は、お釈迦さま(ブッタ)だったのですが、そのあと、生まれ変わるために、どこでどんな経験をしたらいいのか何度もやってみたのですが、なぜか、彼が一人ぼっちを選んでしまうのです。
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おいおい、ちょっと待てよ!
地球に生まれる人間の人生は、あなたたち神様や先祖が勝手に決めているんじゃないのかい?
なぜ、この地球に生まれた人間のせいにするんだよ!
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それは、あなたが決めたことなので、私たちには理由がわかりません。
ただ、あなたがおっしゃったことは、人間に生まれたすべての魂は、生まれる前の記憶を消したせいか、他人の苦労がわからず、自分勝手に生きる人間が増えた結果、地球は、ここまで悲惨な状態になってしまった。
だから、今、この瞬間から、すべて、自分の選択でどんなことでも逆転できるように設定するし、そのチャンスは、すべての人間に平等に3回だけ与える!とお決めになられました。
そのことをお忘れですか?
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私も人間に生まれてしまったので、そんなすべてのことは覚えていないし、自分のことより、他人のことと、地球のことが気になって仕方がないので、覚えていない・・・。
でも、そうだったのか、俺の設定だったのか・・・。
ということは、自分で死のうとしても死ねない体にしたのは、俺なのか?
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はい、そうです。
この地球の最後を見届けるまで自分は死ねないので、生まれ変わっている時間がもったいないので、何が起きても死なない体にすると決めて、ご自分で地球に降りて行かれました。
みんなあなたをお止めしたのですが、あなたは「宇宙全体の王様」なので、あなたが決めたことには誰も何も言えません。
だから、すべての存在があなたの思うことや望みを叶えるために24時間、サポートしています。
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じゃあ、なぜ、自分自身が望まないつらい経験をしたり、他人から排他される苦しい経験をするのか、教えてくれ!
これも、俺が自分で望んだことなのか?
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いいえ、それは違います。
あなたが決めたことは、「自分の思いよりも、今、地球に生きている人たちの思いを優先して良い」とお決めになりました。
そうでなければ、人類は進化しないし、戦ったとしても誰かが和合してまとめなければいけないからこそ、殺し合いをしても、家族を殺されても、全員が自分の自由にやりたいことをやれるように設定した、とおっしゃっていました。
だから、私たちは、あなたにどんな災難が起きても手を出せないのです。
あなたの指示や命令がないと、私たちは勝手に動けません。
だって、あなたは「全宇宙の王様」なのですもの。
今、肉体を持って地球に人間に生まれていますが、「全宇宙の王様」であることに変わりはありません。
だから、あなたが望めば、どんなことでも実現しますので、どうか、私たちに命令して下さい。
それが、私たちの喜びでございます。
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まあ、地球の未来のことはゆっくり考えるとして、まずは、この男の子の魂経験を何とか喜びにできるようにしないといかんな・・・。
また、聞いてみるか?
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坊や、この上には君の過去世のすべての記憶があるんだけれど、行ってみたいかい?
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いいえ、きっと、僕は、相当、悪いことをしていると思うので、みたくないです。
あなたができるのであれば、僕の魂を消滅させて、人間の肉体も殺して下さい。
お母さんには申し訳ないと思いますが、僕は十分、お母さんに苦しみを与えたので、これ以上、お母さんを苦しめることはしたくありません。
だから、お願いです。私の魂と肉体を終わらせて下さい。
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おいおい、今、ここで君が死んだなら、横にいるお母さんが目を覚ました時、必ず、俺のせいにするか、自殺するほど苦しい経験を一生することになるぞ!
それを自分を産んでくれたお母さんに、させたいのかい?
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そうでした、そこまで考えていませんでした。
じゃあ、どうすれば、僕の魂が救われて、お母さんも救われるのかを教えて下さい。
「全宇宙の王様」ならば、すべて知っているはずですよね?
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やっぱり、こいつは知恵がある・・・・。
さあ、どうするかな・・・。
じゃあ、お母さんの今世の最後を見てみよう。
いくつまで生きるのか、そして、その時、この男の子はどうなっているのかを見てみよう!
今、確か23歳の若い奥様だから、さあ、いくつまで生きる人なのかな?
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え!!26歳!!!あと3年!!
それも、交通事故で子供を抱えたまま一緒に死ぬのか?!!
でも、これはこの子のそのまま伝えよう。
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どうする?今、見ていたよな?
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はい、見ていました。
とても、素晴らしい最後だと思います。
3年くらいなら僕も頑張れます!
だから、3年間を一生懸命にお母さんと思い出を作ってから上に行きます。
嬉しいなあ、やっと、苦しみを解放できるんだ!
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まあ、俺より先に上に行く赤ちゃんのサポートも無いけれど、魂レベルが高い魂は、こういう選択になっているんだとわかりました。
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さあ、みなさん、この男の子の人生の選択と、この子のお母さんの人生の経験を自分の人生と比べて下さい。
あなたがここまで生きてきた価値観など、何も死んだあとは意味が無くなります。
ちなみに、この男の子が最後に私に言ったことは、「残りの3年間だけのお父さんになって下さい」と言われて了解しました。
いつでも、霊的にサポートできる私だからこそ、できる技ですが、この男の子、以外はやらないと決めました。
だっていつも、女性たちは、泣いて苦しみを吐き出したあと、また自分勝手な生き方をするのは経験上、よく知っているので、それも本人が選んだ人生だと思っているからです。
私たち人間に与えられたものは、人生の選択であり、誰と関わるかの選択、空いた時間をどう使うかの選択、自分のお金をどう使うかの選択だけですもの。
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実は、この体験は、私自身が2001年に解脱したあとに、すぐにやってきた23歳のお母さんと息子の体験談の実話です。
この翌年の2002年2月22日に、☞「地球創生1000年プロジェクト」の啓示が降りて、過去の土地の記憶を一掃するための神事が始まりました。
人と人のつながりを作り、自分が住む土地と先祖に感謝する人たちが増えるために2011年に作った「地球創生SNS」も、2023年9月19日に削除しました。
その理由は、もう、今までのように、みなさんの自由を優先して、自分の思いを犠牲にする生き方を辞めると決めたからです。
今日のブログを読んで、これから自分がどう生きるのかを迷っている人たちは、過去のカルマをすべて一掃した☞地球創生神事のブログをお読み下さい。
人間が一生で悩むことは、同じです。
そして、それはお金持ちも貧乏人も全く同じなのです。
人間が生きるために与えられた「本能欲(食う・寝る・セックス)を喜びにできない人は、死ぬまで自分の選択が間違っていることを気づくためのことが起き続けます。
反対に、「自己犠牲」で他人のために物事をやり続けた人は、必ず、最後には自分がやっていることが嫌になり、辞めてしまいます。
「一人では生きていけない」ことを知りながら、周りの人たちと助け合い支え合えない人間は、この先の未来には必要ありません。
その時々に、相手を変えて自分を正当化して生きていく人は、相手や子供たちがどう思っているかを気付かずに、「自分だけの視点」の最も自分勝手な人間だと私は思います。
「自己犠牲と自由」を両者視点で考えて、共に喜びになるために必要なことは、すべて「神仏心大学」の講義で教えました。
2023年11月11日の「審判の年」まで、あなたが今まで自分勝手に決めたことを変えれば、あなたに新しい出会いは起こり、未来も変わります。
そして、三度だけ与えられた「変わるチャンス」を有効に使って、先祖と神様たちに新しい自分の生き方と望みを宣言して下さい。
それが、私が全人類に全てに与えた最後のチャンスなのですから・・・。
地球創生 代表 天無神人(アマミカムイ)