これから伸びる仕事や産業は何か?
世界初のコンピュータ(ENIAC)が1946年に誕生してから、個人や家庭に広く普及する(パーソナルコンピュータやインターネットの普及)までには約35〜50年の時間がかかりました。
1. 巨大な計算機から個人向けへの変遷
- 1946年(誕生): ENIACなどの初期コンピュータは軍事や研究目的の巨大な機械であり、一般人が触れるものではありませんでした。
- 1970年代(転換期): トランジスタや集積回路(IC)の発明により小型化・低コスト化が進みました。
- 1975年(黎明期): 初の商用パーソナルコンピュータとされる「Altair 8800」が登場し、マニアの間で組み立てキットとして普及し始めました。
2. 一般家庭への普及まで(約15年)
- 1980年代(家庭への普及): AppleやIBMなどが競い合い、直感的に操作できるGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)やOS(MS-DOSなど)の登場により、一般家庭やオフィスにパーソナルコンピュータが本格的に普及し始めました。
- 1990年代(インターネットの爆発的普及): 1995年の「Windows 95」の発売とインターネットの一般化により、コンピュータは「計算機」から「コミュニケーション・情報収集の道具」として世界中に一気に普及しました。
結果として、1946年の発明から1980年代の家庭への普及までは約35〜40年、誰でも日常的に使うインフラとなるまでには約50年の歳月がかかっています。
昔、日本の電機メーカー全て聞いたのですが、何年先まで考えて商品を開発しているのかの質問に対して、「平均して20年」と言いました。
つまり、「20年後に流行る製品特許」をとり、開発しているものを毎年少しづつ進化させて売っているだけなのです。
わかりやすいのは、「液晶テレビ」でしょう。
液晶テレビは、1990年代の実用化から現在に至るまで、主に「大画面化」「薄型化」「高画質化」の3軸で飛躍的な進化を遂げました。バックライト技術の変革や、高精細化(4K/8K)によって、現在の圧倒的な映像美と省エネ性能が確立されています。
液晶テレビの進化の過程は、主に以下のステップに分けられます。
1. 黎明期(1990年代〜2000年代前半)
- 民生用の登場: 1995年に民生用液晶テレビが発売開始。当時は画面サイズが10インチ程度と小さく、主にパーソナル用途でした。
- ブラウン管からの脱却: この時期はまだ「重くて分厚いブラウン管」が主流でしたが、液晶の特性を活かした薄型・軽量化への期待が高まりました。
2. 黄金期・普及期(2000年代半ば〜2010年代)
- 大画面化と液晶の躍進: シャープの「亀山工場」稼働などに代表されるように、パネルの大型化技術が一気に進みました。これにより、リビングの主役だったブラウン管を完全に置き換える形で、一気に薄型テレビの主流となりました。
- アナログからデジタルへ: 2011年の地上デジタル放送への完全移行も後押しし、大型テレビの需要が急増しました。
3. 高画質化・次世代技術への進化(2010年代半ば〜2020年代)
- バックライトの革新: 従来の蛍光管(CCFL)から、省エネで高輝度なLEDバックライトへ全面的に移行しました。
- 量子ドット(QD)技術の導入: 色の再現性を飛躍的に高める「量子ドット」や「ミニLED」技術が採用され、有機ELテレビに匹敵する鮮やかな色彩と高いコントラスト比を実現しています。
4. 高精細化(HDから4K・8Kへ)
- 画面の解像度は、ハイビジョン(HD/フルHD)から、よりきめ細やかな映像を楽しめる 4K、さらには 8K へと進化し、大画面でも粗さの目立たない超高精細な映像表現が可能になりました。
現在も液晶技術は進化を続けており、有機ELなどの自発光ディスプレイと並んで、用途に合わせた最適なディスプレイとして市場を牽引し続けています。
つまり、100年先のものは誰も開発していないので、私が世界のコンピューター業界を一気に加速するために裏で働いたのですが、皆さんはきっと生きてはいないと思います。
もっとわかりやすく言えば、50年前に流行ったもので「今も残っている物」と、もう無くなったものを考えれば、50年後も予測できます。
50年前(1976年頃・昭和51年)のブームから、現在も形を変えて残っている代表格は「家庭用テレビゲーム」や「カップ麺」です。
一方、すっかり姿を消したものには「カセットテープ」や「街頭のルーレット式おみくじ器」などがあります。
以下に当時の代表例をまとめました。
今も残っている物(進化して定着)
- 家庭用テレビゲーム
- 1970年代半ばに『テレビテニス』やブロック崩しゲームが大流行。現在では「Nintendo Switch」などの家庭用ゲーム機やスマホアプリへと進化し、eスポーツとして文化に定着しています。
- カプセルトイ(ガチャガチャ)
- 1970年代前半から子ども向けに普及。現在は大人向けの精巧なミニチュアやキャラクターグッズへとターゲットを広げ、一大市場を形成しています。
- カップ麺
- 1971年発売の「カップヌードル」が大ヒット。手軽な保存食・夜食として、現在もスーパーやコンビニの棚を賑わせています。
- スーパーカー(自動車文化)
- 1976年頃は子どもたちの間で空前の「スーパーカーブーム」が発生。現在もランボルギーニやフェラーリは憧れの対象として、日本スーパーカー協会などのイベント等でその姿を見ることができます。
もう無くなった・見かけなくなった物(時代とともに消滅)
- カセットテープ・レコード
- 音楽メディアの主流でしたが、CD、MD、そして現在の音楽ストリーミング配信への移行に伴い、一般的な記録媒体としては姿を消しました(※近年レトロブームとしての一部再評価は除く)。
- ルーレット式の占い・おみくじ器
- 1970年代、喫茶店のテーブルなどに設置されていたコインを入れて占う小型の機械(テレビゲームのルーツのようなもの)。現在ではほぼ見かけることはありません。
- 街頭のTV付きゲーム機(インベーダーブーム前夜)
- 1970年代前半はデパートの屋上やゲームコーナーに、モニターが剥き出しになったテーブル筐体(木製の机のような形)が並んでいました。現在のゲームセンターの形態とは大きく異なります。
- 多層階の回転展望レストラン
- 1970年代は観光地やホテルの上層階がゆっくりと360度回転するレストランが大流行しました。建物の老朽化やメンテナンスコストの観点から、現在では全国的にもほとんど稼働していません。
さあ、30年後の未来を創造して、自分の創造力を活かせる企業で働きましょう!
ほとんどの仕事は「AI」ができるので、「人間にしかない創造力」を活かせる仕事が生き残ります。
もう「親の価値観や経験」では無理な時代なので、いろんな会社を訪問して現場を見て仕事を判断することが重要です。
絶対に必要な分野の人材は、インフラ関連の「理系、工業系、通信関係」なので、そういう専門学校か大学へ行って下さい。
重要なことは、ひとつの仕事をしながら空いた時間を使っていくつもの仕事をすることが、これから普通になりますので、自分の可能性を他分野で同時に活かして収入を稼いで下さい。
電気、ガス、水道、通信分野ははさらに進化しますし、「食べ物を作る仕事」と「人間の命を守る仕事」は絶対に無くなりません。
「食べ物を作る仕事」は、「農業・漁業水産関連企業」に関わる産業。
「飲める水」の仕事は、水や氷を利用する全ての産業。
「動物に関わる仕事」も、絶対に無くなりません。
「人間の命を守る仕事」とは、医療、災害対応、治安維持など、直接的または間接的に人々の生命と安全を確保する職業全般を指します。
非常に強い使命感が伴う尊い役割であり、多岐にわたる専門職によって支えられています。
命を守る仕事は、主に以下の分野に分類されます。
1. 医療・救急分野(直接的に命を救う)
病気や怪我、緊急事態において、人々の生命を直接救命・治療する専門職です。
- 医師・看護師:病院やクリニックで診断、治療、ケアを行います。
- 救急救命士:事故や急病の現場で救急車に乗り込み、医師の指示のもとで必要な処置を行いながら病院へ搬送します。
- フライトドクター・フライトナース:ドクターヘリに搭乗し、一刻を争う現場へ急行します。
2. 災害救助・保安分野(危険から人を助ける)
火災や水難、自然災害などの非常事態において、過酷な現場で人命救助にあたる仕事です。
- 消防士・レスキュー隊:火災の消火だけでなく、災害や事故現場での救助活動を行います。
- 海上保安官:海難事故での救助や、領海警備にあたります。
- 山岳救助隊・ライフセーバー:山や水辺といった特殊な環境下で安全管理と救助を行います。
3. 治安維持・国防分野(社会の安全を守る)
犯罪やテロ、武力衝突などから市民の日常と国家を守る仕事です。
- 警察官:事件や事故の防止、捜査を行い、地域社会の安全を守ります。
- 自衛隊:国防を担うほか、大規模災害時の災害派遣や人命救助でも重要な役割を果たします。