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人生のくさび

人の縁が、命の、魂のつながりだと仮定すると、そのつながりには、必ず、意図があります。

さらに、人が人を従人(連れ・仲良く)するとき、災い・因縁・考慮・ほう助が働きます。

 

「考慮・ほう助」と感じるときは、小さな学びの鏡をしてくれる人の出会いであって、自分を見つめ直す大切な鍵になってくれる人だと思ってください

 

災い・因縁と感じるような、感情や欲を動かされるときの出会いは、過去世からの魂のつながりをどこかに感じながら、今後、その鎖をつなぎとめておくのか、または、その縁を切るのか、はたまた、その鎖の元をたどる道を選ぶのかを決めなければいけないのです。

 

自分が本質へ向かう決断をしたときに、もし、出逢った相手が本質へ向かわないのであれば、そのときだけは、その人と縁を切ることが必要になるでしょう。

自らの魂を世界一、大切に扱わない限り、世界の誰一人、救うことはできないからです。

 

ひとつの人とのつながりを手放して、また新しい人とのつながりを求めるときこそ、必ず、置いていかなければいけないものがあります。

 

それは、今までの自分にとって、必要と思っていた心・自我を捨て去ることで、過去のすべてのカルマを立ち切ることができて、未来までもが、大きく変わることを気づいて欲しいのです。

 

自分を本当に変えるためには、自分に都合のいい情やエゴのようなものを一切、断ち切る決断が必要だということです。

 

この想いや物を手放なすことを決めなければ、魂の本質や出会いの意図を永遠に学ぶことはできません。

 

人間が生きる上で与えられた自由は、どんな状況においても、「その瞬間の選択」だけなのですから、「自らの選択の結果」のすべてに責任をとることで、それまでの過去は、封印されます。

 

人の出会いに起きるすべての出来事のなかで、苦しいと感じることから学ばずに、逃げだしたり、ごまかしたりしてきたことは、未来永劫、そのことを繰り返し、これから先の新しい出会いのすべてが、過去とフラッシュバックする体験をさせられることになります。

 

人が「生きる」なかで、自らの「我の自由」だけを守り、それが自欲だと気づかずに生きた分の償いは、現実で、幾度も繰り返し、家族や子孫の「徳」にも影響します。

自分が感じる不幸せの理由が、実は、自分の欲であることを、身にしみて体験することになるでしょう。

 

「人生のくさび」とは、人生で大切なことを学ばなければいけない時期に、自分の逃げたくなる弱い心に、くさびを打ち込むことなのです。

 

逃げたくなるときこそ、勇気を持って絶対に逃げないと決断し、まっすぐ進むべき道へ進むことは、実は、魂と魂の出会いの本質の意図をたぐり寄せることにつながり、人と人が出会うことのカルマを想い出し、その意味学ぶことで、今世の自らの目的を実行へ移すためなのです。

そこからが、魂として、本当の人生の始まりなのです。

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