1. HOME
  2. ブログ
  3. ・北海道自然神神事
  4. 【苫小牧】地域の仲間で行う神前結婚式

【苫小牧】地域の仲間で行う神前結婚式

長老会の男性が、若者の結婚式を自宅で祝う!

2009年の2月8日、地域の為に私財を投げうって建てた新居で行う初のイベントは、地元青年会の若い二人の新しい門出の神前結婚式を祝う会になりました。

前日、苫小牧では珍しい大雪が降ったのも、「全ての浄化の為に降らせました」とコノハナサクヤ姫とイワナガ姫が巫女役の女性に伝えてきました。

朝9時、祭祀役の私と巫女役3名の仲間と神殿にご挨拶すると、地鎮祭の時に降りた「竜」の神様と、さくらぎ笑楽好からの分け御霊を守る「オキクルミカムイ」の神様の両側に、阿吽のような大きなエネルギー体が守護役として二体入りました。

1m以上もあるこの大きな守護が入ること自体、この家にいる神様の役目が大きい事を示していますが、さらにもう一人の巫女を通して「樽前山神社に虹の橋を繋いで下さい」とメッセージが入りました。

アーチ状に繋いだ神気の橋は、樽前山神社まできれいに繋がり、樽前山神社の神様も喜んでいるのがわかります。

これで準備ができたと思っていると、今度は、左腕がパンパンに腫れてきて、ご先祖霊たちの霊的エネルギーの整いをする必要があるとわかりました。

「この場にいる人で、3年以内に御親族が亡くなった方はお集まり下さい」と言うと数名の方が手を挙げたので、皆さんでご先祖の弔いと先祖和合の祈りを行いました。

沖縄では神事に関わる人の親族が亡くなると、数年間、神事ができない災い除けのルールがあるほど、心に持つ悩みや苦しみが他人へ影響することを避ける風習が残っています。

今回、「3年をけじめとする」と決めたのも神知らせですが、御先祖祈りをした人に後で聞くと、宗教的な問題や心の苦しみがありましたが、祈った事で軽くなったと笑顔で話してくれました。

御先祖祈りを終えてもまだ身体に残るエネルギーを感じると、「土地神」へ祈りをする必要があることを感じたので、水・塩・酒を持って敷地の外へ出ました。

敷地の外で祈りを始めると、この家の敷地の両側に土地から大きなエネルギー体が湧き出てきて上へ上へと上がっていきます。

次にその二本のエネルギーの柱を繋ぐように、横に二本のエネルギー体が生まれました。

見上げる空に繋がった縦横四本のエネルギー体の形は、大きな大きな鳥居になった訳です。

これまで全国で見てきた鳥居に負けないほどの大きな鳥居でした。

民家に鳥居が立ったのも驚きですが、この家の役目がそれほど大きい事を神々が教えてくれたという事です。

お礼の祈りを捧げると、この鳥居の上に天上界まで繋がる何段もの階段が見えました。

これは本来の鳥居の意味する姿ですが、その事を知っている人は、今後、頭を下げて入る必要があります。

神社にある鳥居も本来、真ん中を通らない事や一礼するのは、神を大切にする心がある人が行うべき礼儀です。

これで神前結婚式を行う全ての準備を整えたので、午前中に、樽前山神社へ結婚の報告に向いました。

新郎新婦、御両家両親、後見人、発起人代表、祭祀、巫女三名が車に乗り込むと、「両家の御先祖たちが集まってきています」と巫女が伝えてきます。

結婚とは本来、男女が結ばれるだけではなく、両家の御親族が新しく縁組する事を意味していますので、その結びの祈りをして欲しいという意味なのです。

この後、新居二階の神殿に戻り、親族だけの正式な結婚式を執り行いました。

土地神の白蛇が新婦、天の神の竜が新郎とメッセージを頂いていましたのでその結び祈りのあと、二人の門出を祝う5つの神言葉「祝儀」を読み上げ、三三九度、四礼八拍一礼の伊勢作法で締め括りました。

この式典の一部始終は、一階に集まった皆様にライブ中継で大きなスクリーンに流れるという演出も仲間によってなされていました。私が祭祀として御両家のご両親にお伝えした事は、

1、結婚は本人同士の縁組だけではなく、ご両家の縁組として無事、終えた事

2、苗字が変わる男性の家のご先祖一縁に受け入れられた事

3、これまで育てて頂いたご両親に感謝し、今後は、二人が住む地域の方々にお世話になる報告会が披露宴の本当の意味であり、その土地の長老会が主催し二人の門出を祝う今回の結婚式の意味を説明させて頂きました。

冠婚葬祭全てを自分たちの手作りで真心こめて行うことができる長老会の存在は、ショービジネス的に演出された既存の結婚式とは違う初めての感動があったと、参加した若者が話してくれました。

お金が無くてもできる事として日々、人を大切にする生き方を実践している若い二人だからこそ、私たちも同じようにこの日の喜びを祝い愛ました。

今度は、結婚式をしないまま夫婦でいる人たちを集めた式典も考えています。

宗派の違いを超えて、神仏の違いを超えて、人の心の争いを超えて、地域に住む仲間が共に助け合う為にも、御先祖一縁の繋がりに感謝する事がこれから必要な事だと感じているからです。

結婚式当日の詳しい報告は、発起人代表をして下さった長老会男性部代表 さくらぎ笑楽好 好調のブログ をご覧下さい。

幸せを感じる日を共に過ごせてありがとうございます。

2009年2月10発行 週刊「毎日しあわせ」

https://vimeo.com/tikyusousei/vod_pages

[affi id=2]

魂の目覚め | 11:11 | – | trackbacks(0) |  |

この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック

アーカイブ

Translate »