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【神奈川県】 鶴岡八幡宮の大銀杏倒れる

3月10日の強風の為、樹齢千年を超える御神木として大切にされていた鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)の大銀杏が倒れましたが、この出来事によって自然界が伝えているメッセージを考えてみたいと思います。


 

神木(しんぼく)とは、古神道における神籬(ひもろぎ)としてのをさし、神体のこと。また依り代神域結界の意味も同時に内包する木々。一般的に神社神道神社神宮境内にある神体としての木や神聖視される木、その周りを囲む鎮守の森や、伐採をしないとされる木を指す。この他、神社の所有地、民間の所有地にあって民間伝承などの特別な謂われのある木を指す。神社の造営に当たってその木材となる植林または自生する特別に伐採された木を指す場合もある。

まず上記の説明の通り、本来、御神木はもともと土地にあった自然界の古い木、つまり、大きな土地守っていた木の神力を借りて神社や仏閣を建てていますが、御神木にした意味は「ひもろぎ」と呼ばれる神を降ろしたり繋いだりする為の一番、大切な神様の分身として扱う事を表しています。

その御神木が自然界の力で倒れたという事は、第一に、これまでの神様との繋がりが終わった事を意味しています。

第二に、千年以上続いていた土地の繋がり・因縁・カルマも終わったというメッセージの意味もあります。

先日の伊豆神事前にご挨拶した場所だからこそ、とても鮮明に神様エネルギーを覚えていますが、伊豆という土地の意味と、鎌倉という土地に起きた歴史の出来事の意味、そして、この神社の存在意味自体が変わる必要がある事を、自然界の大神の力によって終止符を打たれたのです。

それは良い意味で、過去の色々な思いを引きづるのではなく、これまでの千年のバランスが壊れたのだから、人間の心のあり方を改めて新しく再生する必要性を教えてくれています。

また、この御神木を守るべき役割の宮司や神官のあり方を問われているとも言えます。神社がいつのまにか民衆の願いを叶える「神願い」の場所になってしまいましたが、本来は、大切な神様のエネルギーを使って土地や人々を守っている働きがあります。

古神道(こしんとう)の時代はその事を大切に教えていましたが、現在の神道(しんとう)に変わってからは、ご都合主義とも言える人間の愚かさが望むままに神様を扱った事を反省しなければいけないと思います。

その責任は、宮司・神官だけにとどまらず、その土地に住む人全員にもありますし、また参拝で願いを唱えた人全てにもあると言ってもいいでしょう。

「自然界という大きな神々が守る世界の中で人間の思いどおりになる事は無い」という事を忘れた人たちの責任とも言えます。

神様の木が倒れたという事は、土地の守り神が倒れた事を示していますし、その出来事が土地の人が問われている事に気づいて下さい。今、鎌倉に住む全ての人の心を問われているのです。

 

静岡県清水では、人間が住まわせて頂いている土地や自然界に感謝を忘れていた事に気づいた人たちが「祈り」というテーマで心を繋ぎ合わせて、現実も一緒に変えていこうと動き出しています。

3月14日 三保の松・百人祈り に向けてたくさんの人が地元のご神水を送って下さっています。そして、その期待に応えるように土地の若い人たちが愛と感謝の心で繋がり始めています。

同じ思いを大切にしている皆様で当日、来られない方はどうぞ3月14日の午前10時から三保の松の前で百名が祈りを行いますので、あなたの土地で祈り合わせをお願いします。

いつも自然界の恵みを頂きながら生活させて頂いている感謝を忘れていたお詫びを心から反省して祈りをして下さい。そして祈りのあとは、その気持ちを誰かに伝えて自分の土地を大切にしたい人たちと繋がり、現実を変える活動を始めて下さい。

地球上に存在する全ての命は、大きな自然界の循環の中でしか生きられないからこそ、「願い」ではなく、「感謝の心」を忘れてはいけないのです。

大銀杏の倒木で、あなたがその事に気づいてくれる事を神々は願っています。

 

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