信頼という繋がり
この世の中にはとても不思議な事はたくさんありますが、中でも「自分でやる!」と言った事をやらない人が多いのには驚きます。
言った本人が幼稚園や小学生の子供ならまだわかりますが、大人になってもまだ子供と同じ責任の範囲しか取らない無責任な大人が実際に増えている事実に驚きます。
「自分が宣言した事は必ずやり遂げるものだ」と思っている人にとっては不思議で理解できないのですが、とうの本人にはちゃんとその「言い訳」も用意されているから不思議です。
そういう人には「できない理由のプロ」、「言い訳のプロ」と名前を付けてあげたくなりますね(^^)
「言い訳のプロ」は、その人の周りにも同じように「言い訳上手なお友達」がたくさんいます。
自分ができない理由を誰かに聞いてもらい賛同して貰う事で、自分は間違っていないし私は悪くないという「言い訳仲間」が必要だからです。
もしあなたが自分はどちらの人間かを知りたければ、一番早く知る方法が「自分の周りにいる人たち」をよく観察して、その人たちのが自分だと認める事で気が付けると思います。
お互いに「あの人ほどひどくは無いわ!」と思っている同士が、以外に永く付きあっているのも不思議ですが・・・(^^)
「人間はなぜ群れたがる」のかというと、その根本的な心の奥底に「不安」があるからですが、理由はこれまでの人生で「大切な信頼」を築きあげてきていない事が原因ですが、人間の存在理由から考えても生み出した大いなる母との繋がりが薄れている状態だと言えます。
心に大きな「信頼という繋がり」が切れかかっていると、子供や恋人や尊敬する人に対しても「信頼・安心・委ねる」という心が働かなくなりますので、自分を正当化する為にまた仲間に会いたくなります。
「面倒くさい」と思いながらもいつも同じメンバーで集まっている人たちの話を聞いていると、「ねー、私は悪くないでしょ?」という為の自分勝手な会話もよく聞こえてきます。
子供たちが、お母さんのそういう言葉を聞いて何を思うかを想像してみて下さい。
「あー、またママ言い訳してる。いっつもそうなんだよなあー。やっぱりいいんだね、自分のやると言った事はやらなくても・・・。」
子供の心の教育は、普段の生活の中のお母さんの会話で教えていますので、その事に気づいたら自分が発した言葉のチェックと自分の周りの人の言葉のチェックをして下さいね。
「類は友を呼ぶ」
私は未来を変える「有言実行」の仲間たちと一緒に、新しい未来を創造していきたいと思っています。
そして「行動責任は全て自分の責任である」と認めれる大人たちも、未来へ残したい大切な事のひとつだと思っています。