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【関東東神事】1  霞ヶ浦と北浦の龍・息栖神社

地球創生活動を正しく理解する為の関東勉強会(11/19)と、関西勉強会(11/23)にご参加頂きました皆様、ありがとうございます。

気づきと学びの多さに感動したと、たくさんの方からお礼のメールを頂き私もうれしく思います(^^)

「国の建て替え立て直し神事」として関東「東神事」を11/20-21の両日、関東に住む三名の人たちと一緒に行いました。

全員が私の神事経験者なので一ヶ月以上も前からそれぞれが受け取っている啓示やビジョンをシェアし合いながら今回の神事で果たすべき役割りと大神の意思に気づく為に随分、時間をかけて準備をしてきました。

一人で祈りを行っている人が全国にもたくさんいると思いますが、一人で行う祈りは自分が受け取ったメッセージを自分だけの納得で完了できますが、他人と一緒に行う神事の難しさは個人の概念や価値観を越えた大きな神心を一人一人が学ぶ事を求められるからこそ、他人に心を開くことに慣れていない方にとって難しいのはわかります。

しかし、神様に向き合う意味を深く理解すれば、「自分という小さな枠」を超えて行動しなければ、いつまでたっても人の争いと同じく世界の平和も日本の平和も訪れない事に気づいて欲しいと思います。どうぞ、神様に向き合う心を正しく理解しあう為の仲間の輪を広げる努力をお願いします。

四方祈りの中で「東祈りの意味」は太陽が東から昇るように新しい命を産みだす意味がありますので、命を産みだす精子の役目の利根川源流祈りで頂いた水と、母の羊水の意味がある海の感謝祈りが当初の目的でしたが、関東の東の土地の歴史を調べていると、以前は関東全てが海の中にあり、水位が下がって現在の「霞ヶ浦」のような湖をいくつも残して関東平野が誕生した事がわかりました。

中でも「霞ヶ浦」は、川の水と海の水が逆流して交わる珍しい湖でたくさんの水産物の恵みを頂いていた場所だということもわかりました。

海水と真水が交わる場所を沖縄では「湾口龍宮神(わんぐちりゅうぐうしん)」と呼び、新しい命を産みだす大切な祈りを行いますが、この地域に住みついた人たちが利根川の水を利用して水田を広めると、海水の逆流によって被害が出る為に昭和38年に水門を作り、海の水が入らないようにしました。

水門は人間が生活する為には必要なものだと思いますが、新しい命を大地や人の心に産み出し続ける為には自然界の生命エネルギーを上げなければいけないと思いました。

上空からの写真を見ると、「霞ヶ浦」は頭を右下にして股を開いた女性の姿をしているので大きな「母龍」がいることがわかりますし、その右手あるギザギザの形をした「北浦」には「男龍」がいて、二つで対になって自然界の命を産みだしている自然神の意思に気づきました。

石岡駅に集まった仲間はまず茨城県が常陸国(ひたちのくに)なので、総社に出向いて今回の神事のご報告と、神事で使う神水を頂くことにしました。その水を持って向かった場所は「霞ヶ浦」に真水が流れ込む場所を守っている「高浜神社」(石岡市大字高浜865番地)です。

この高浜神社は以前、海から船でやって来た人たちが最初にご挨拶する大切な場所だとわかりました。藁ぶき屋根の素晴らしい神社を守って下さっている地元の方たちに心から感謝いたします。

命を産みだす大切な子宮にあたる場所へ移動してみると、そこには「歩崎(あゆみざき)観音」様がいらっしゃったので人の命を救いながら「霞ヶ浦」を守っているお礼を伝えてから、歩崎展望台から霞ヶ浦の母龍の精気を繋ぐ祈りを行いました。(茨城県かすみがうら市坂921)

次に「北浦」へ向かって「男龍」のエネルギーを繋ぐ祈りを行いましたが、誰もが驚くような体験になりました。

風の無い静かな湖面の「北浦」の淵で祈りを始めると、突然、ゴボゴボ、ゴボゴボと右手で音がしたと思うと、そのゴボゴボという音がどんどん私たちのところへ向かって来るのです。

あまりにその音が大きかったので目を開けて見てみると、右手に突然、波が立ち、その波が移動してきた音だとわかりました。

これは、「北浦の男龍」がとても喜んで姿を見せた瞬間でした。神様に祈りが通じると、大日輪や彩雲、タテ筋の白い龍雲などを見せてくれる場合がよくありますが、これほどわかりやすい経験はありませんでした。

この後、「霞ヶ浦の母龍」と「北浦の男龍」を連れて行った場所は、唯一、龍の背に乗る事ができる弁財天様がいる「厳島神社」:(茨城県鉾田市子生)です。

神社内に入り、弁財天様の神気を感じると神力が下がっていたので神地のエネルギーを大きくする祈りのあと、弁財天様が身体に乗られて直接、言葉が降りました。

私は古くからこの地の真水と海水を守り続けてきましたが、今は外の母神(海)へ戻りたい気持ちでいっぱいです。それは土地の方たちが私の本来の働きを忘れかけているからです。でも今回、あなたたちの働きによって本来の守るべき物が与えられましたので、これからは大切に母龍と男龍を守りながら自然界の新しい命が生み出せるよう働きます。ありがとうございます。

この瞬間、自然界の神産みの祈りが通じことがわかりました。

龍に関わる祈りは自然神祈りですが、この地域には南方から船でやってきた民族が入った歴史が残っています。

とても古い時代に海から船でやってきた民族を「海人族(あまぞく)」と呼びますが、沖縄・九州・四国・本州の海側に祀られたほとんどの神社や仏閣が、この渡来人たちによるものだということを覚えておいて下さい。

この歴史を理解したうえで弁財天様の言葉の意味を考えると、海の向こうからやってきた「海人族」が大切にした物をこの地に残していることが理解できます。

自然神神事をしていると、よくこういう歴史に隠された事実が浮かび上がりますが、書物に書かれていない真実を神様たちが教えてくれます。

真実の歴史を理解している人にはその人に必要な事を教えて下さり、理解出来ない人にはその人に必要なことを気づかせてくれるのが神様の役目だからこそ、神様の気持ちを知る努力が最も大切なことだと覚えておいて下さい。

蛇足ですが、日本中の多くの神社は人間の都合で何度も神様の名前や役割りを書き換えていますので、説明書きに書いてある内容とは別の古い大切な意味があることは表に出ませんが、土地の歴史を調べて民族の流れを理解すれば、その場所に神を祀った人たちの本当の意味に気づくことができます。

何の為にこの地に最初に神を祀ったのか、そのことを理解する心が本当の意味で神の気持ちを理解する方法だと覚えておいて下さい。

道から見えないこの社は地元の方も知っている方が少ない場所でしたが、どうぞこの地に住む方たちは、この弁財天様を大切に守って下さることをお願いします。

夕日が迫る中、急いで向かった先は、息栖神社(茨城県神栖市息栖2882)です。

 

茨城県の息栖神社の歴史を調べると、現在の神社地は移された場所であり、以前はもっと海側に近い場所にあったことがわかりました。この事を理解したうえで、息栖神社の神様と対話した事をお伝えします。

1、ここの神様のエネルギーは自然神界の一番上であり、その上の宇宙神界の一番下に位置する存在(つまり宇宙神だということです)

2、日本へ渡ってきた海人族(あまぞく)の人たちを世界へ導いた神様でもあります。

3、世界を旅する船の先端に守護神として祀られる事もよくありました。

4、時には、船が着いた場所に祀られることもあったようです。

息栖神社の鳥居の真向かいには二ヶ所対で水が湧いている鳥居がありますが、土地から水が湧く場所は土地神の意思だからこそ、意味を読みとる努力をしましたが「土地の神産みのため」だということまでしかわかりませんでした。

それでは以前の場所へ行ってみようと守護センサーをフルに発揮してたどり着いた場所は、海の水を止めたあの水門のある場所でした。水門が見える土手の土地神に話しを聞いてみると、こう教えてくれました。

実際の場所を探すのは、あとでもいい。

だが、本来ここにあった時の神の役割と意味を正しく理解して欲しい。

この言葉を聞けた御蔭で、息栖神社に降りた神様のエネルギーは私の身体の中に入りましたので、どこにいても対話ができるようになりました。

宿に戻り、翌日予定している鹿島神宮、香取神宮の感取りをしていると、三名の口を借りて大神の意思が読めてきました。

この時点ではっきりわかったことは、鹿島神宮も、香取神宮も、息栖神社も実は、宇宙の大元から地球に降りたエネルギー体であり、そのエネルギー体を感じた人が神の名を呼んで鎮座させたのだとわかりました。

船に乗ってやってきた海人族(あまぞく)の中にはシャーマンのように高次元に繋がる役目を持つ人がいたはずですから、新しい土地へ着いた時は必ず神導きによって大切な場所を見つけることが役目だからこそ、この土地に鎮座した意味があります。

しかし、これ以上詳しいことは直接、神と向き合って話さないと分からない事があると感じたので、早めに就寝しました。

 

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