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【西京都神事】 東祈り 津(三重県)

今日、続けて二つの記事を書いていますので、ぜひ、巫女集団 鏡一族の祈り場所(琵琶湖)もお読み下さいね。

関西全域の北の祈り(福井県)を終えて、一気に東の祈り場所である三重県の津市へ向かいました。目的の場所へ着くと夕刻の空に龍が上がり、天へ報告に行ってくれています。

最近、龍雲も見る方が増えていますが、縦の龍雲の意味は上に向かえば「報告」、下に向かえば「何かの知らせ」と読み取って下さい。横や斜めは、エネルギーの方向で教えている事があるので気づいてあげて下さいね。

津市で仲間が出した場所は、「香良洲神社」です。三重県津市香良洲町

夕闇が迫る中、駐車場から中を見ても、おかしなエネルギーがすぐにわかりました。
説明書きを読むと、ここでは毎年、初盆を迎える人たちが御霊送りの儀式をしているようです。
鳥居に近づくと、すぐに霊媒体質の女性に苦しい御霊が乗ってきて、泣き叫び始めました。

「苦しい、苦しい…なんで…なんで私がこんなめに合わないといけないの…」

天無神人「何が苦しいのか、聞きなさい」
「埋められた、そこに、埋められた・・・」
その場所は、忠魂社のお宮がある横でした。

彼女を泣かしている御霊は、ここにいる御霊たちの代表の思いだからこそ、ここに集まる御霊たちが上がる「霊道ライン」を作るしかありません。
毎年、毎年、家族が亡くなった思いと一緒に、どこにも行けない御霊たちが集まる場所になっているからです。
この神社の中を全て見て回ってわかりましたが、神主が場を清めきれていないことが大きな原因です。清掃をきちとして、心ある人たちが手をかければ、本来、神社は光の場になるものです。
そうはいっても、ここに呼ばれたのですから仕方がありません。
「霊道ライン」を造る方法はいくつもありますが、偶然、右側に「山神」を祀っていましたので、自然神の力を借りて「霊道ライン」を造る事にしました。
力の無い山神に天のラインを繋ぎ直して、それから忠魂社に繋ぎました。祈りの言葉を唱えると、上がりたかった御霊たちは、どんどん天に向かってあがっていきました。
まだ残っている御霊もいますが、まずは、こんな状況になった理由を本殿の神に聞きに行きました。祭神は、稚日女尊(わかひるめのみこと)です。
向き合って話を聞こうとすると、「私は知らない、私には関係ない」と言い張ります。
少し小太りの年配の女性のようですが、それにしても同じ神社地にある出来事なのに、無責任な言葉をいうものです。
天照大神の妹の神様ですが、なぜここに奉られているか、そして、なぜ、こんなに寂しい扱いを受けているのかを感じてあげました。
すると、伊勢から木船で流れてきた女性の姿が見えて来ました。
彼女の身の回りの世話をする女官も数名一緒に乗っています。
伊勢で何かあって、あなたをここに流したのですか?と理由を聞いてみました。
彼女は、言葉にできない思いをこらえているようです。
伊勢の天照大神にも、聞いてみました。
すると、神の世界に隠されていた話がわかってしまいました。
簡単に言うと、稚日女尊(わかひるめのみこと)は、ヒルコだったのです。
ヒルコの意味は、奇形児で産まれてた為に間引きした子供の意味と、霊能的に高い子供が産まれた為に親族が恐れて流した二つの意味がありますが、日本全国で神事をしていると、あちこちで同じような話しが出て来ますので、これまでも苦しい思いをたくさん聞いてきました。
でもこれは、誰も責めることができない事実ですので、自分に出来る事はその思いを天昇させて、喜びで産まれる子供たちを増やすことだと思います。
本殿の横に、伊勢神宮に繋がる遥拝所がありましたので、そこへ繋いで、神々の思いがひとつになるように御霊と合わせて、悲しみの思いを天へ循環するラインを造り直しました。
あとは、忠魂社の横に埋まっている御霊が誰なのかを聞いてみると、稚日女尊(わかひるめのみこと)に着いて来た女官だとわかりました。
その場所で、稚日女尊(わかひるめのみこと)を守りなさいと言われたようですが、一人の人間として考えれば一番辛い役目をさせられています。
ちなみに、こういう形で守りをさせる場合、生きたままその場で殺して、その念の力で動けなくするという方法を取っているのも、かわいそうなことをしたと思います。
神の世界によくあるこういう霊術、法術、陰陽道の使い方は、常に人間の念を操って固定する方法を使うことが多いのですが、この恐ろしさをわかれば神場に近づく恐ろしさもわかると思います。
人間が、人間の為に造った神の世界は、きれいごとではありません。
苦しみもがく人たちの思いを天昇させたり、高い次元の場を造る為に、どれだけ多くの犠牲になった人たちがいるのか、そのことに気づく心もお持ちになって下さいね。
古い時代からある橋を見つけたら、まず「人柱」が居ると思ったほうがいいですし、何度も流された話しが残っていたら、絶対に、「人柱」はあると思って下さい。だからこそ、橋を渡る時には、その御霊に感謝して通るのです。
人間が造ったお宮や社にも、様々な人間の念も集まっていることを覚えておいて下さい。
だからこそ、エネルギーが高い場所や強い場所を好んで行く方達は、塩を必ず身に付けていくことをお勧めします。
本来、関西に光を照らす東の場所がこんな状況なら仕方がありません。
すぐ横が海ですから、関西の全ての因縁強い御霊たちが流れて行く為のラインを海へ向けて造る事にしました。
海は、私たちの母の羊水ですから、命の再生、御霊の再生には問題なく、働いてくれます。
夕闇の中で、海に向かって全員で祈りを始めました。
天地、四方、関西全ての御霊が抜ける為の光のラインを造って祈りました。

祈りの最中に咳き込むほど、多くの御霊たちが私たちの体を通り抜けていきました。

永遠に、この東の海から過去の苦しい思いと一緒に御霊たちは上がっていきますし、香良洲神社はその守り役として働いてくれます。
これは皆様にお願いですが、全国で霊能者、スピリチュアルカウンセラーとして仕事をしている人は、まず自分の住む土地や地域の御霊浄化をして土地のクリーニングを下さい。
目の前の人の苦しみだけをいくら癒しても、その人の家族や先祖の思いは、土地に必ず残っています。
霊視や透視などの他人の事がわかる力を持った人は、自分のためじゃないからこそ、住む土地の浄化をしなければいけない役目だと気づいて下さい。
あなたの知り合いに霊能者やスピリチュアルカウンセラーがもしいたら、ぜひ、そのことを伝えて下さい。
霊力も法力もない神主やお坊さんが増えているからこそ、当然、そういう力が与えられたのですから、土地に住む人たちの為に、御霊鎮魂・浄化の祈りをお願いします。
このあと一旦、大阪市内まで戻って、明日の準備に取りかかります。
御霊鎮魂、天昇浄化の東の役目の土地に住む方達は、行動したことが必ず、土地の皆様の心に現れますのでどうぞ宜しくお願いします。
つづく

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