陰と陽、光と闇のバランスの中で
地球を愛する人たちが人を支え合う「地球創生SNS」は、自分の気づきを公開し合って集合意識上昇の為に自分に必要な気づきを得るサイトとして立ち上げていますが、全ての人の日記を毎日、読んでいると、多くの人の意識に共通している部分があると感じたので公式ブログにも公開しておきます。
ある方が見つけた古い言葉に、
「陰極まって陽、陽極まって陰。極まるは凶事。六割、七割達成出来れば御の字です。」
という言葉を紹介してくれましたが、この言葉は真理を言い表した言葉ですので、とても解釈の幅が広いという難点があります。
この言葉の解釈に気づくキッカケして私は、「神事はある意味、凶事です」とコメントしました。
言葉を置き換えてみるとわかりますが、
「凶事極まって神事、神事極まって凶事。極まるは陰。」
悪いことが重なり、辛く苦しい事件や事故が起きても、そこから逃げないで立ち向かって行けば、必ず、その先に神の光(歓び)が見えるという意味がひとつあります。
反対に、神(神我)に向き合う事ばかりに突き進むと、現実社会から逸脱して、自分自身が孤独になってしまうという意味の教えもあります。
どちらにしても、自分だけの世界に入り込みすぎると、世間から外れて、ひとりぼっちの世界になるので自分が突き進みたい時こそ、よく回りの人の意見を聞いて、自分の立ち位置を確認しながら進めて下さいね、という注意の意味が一般的な解釈だと思います。
もうひとつの学びは、「陰」を苦しいこと、寂しい事、辛い事、嫌な事、避けたいこと、見たくないこと、知りたくない事としておきましょう。
反対に、「陽」を、うれしいこと、楽しい事、歓び溢れること、多くの人と共有したいことにしておきましょう。
この両極の真ん中を「中庸(ちゅうよう)」と言いますが、「中庸、つまり、普通という概念」は、一人一人が思っている陰陽の両極にずいぶん差がある為に、実際は、決して他人と同じではないという点にも気づく必要があります。
「この人ならわかってくれる!」という思いをした時こそ要注意だと思って、自分の心をチェックしてみて下さい。
「陰の極(きょく・きわ)」の話しをしますが、今まで自分が感じて知った世界が一番、苦しいると思っている人こそ、闇の大王と思えるほど無意識の「おごり」が強く出ていて、そういう人ほど自分の闇を見切れていない人が多いのを感じます。
そういう人は、いつまでたっても、自分を中心に物事を考えてしまう為に、どんどん人の輪から外れてしまいます。
反対に、「陽の極(きょく・きわ)」の話しをしますが、誰からも愛されるほど美しい容姿や心を持っている人がいたとして、その人が世の中の皆さんの歓びを大きくする為に活動されているとします。
その人の心の奥底にあるものが、何か、わかりますか?
「とても深い孤独」なんです。
永遠に、自分と同じ心で動いている人に出会うことがないからこそ、自分一人で物事を創造し続けなければいけない役目をしている人たちは、常に、心の奥底に大きな「闇」を持ち続けています。
理由は、大きな光(美しいもの・歓びを与えるもの)は自分の為ではなく、全ての人に与える為に与えられているからです。
「若さ」も、肌のハリも、健康も、体力も、知力も、気力も、知恵も、知識も、光だと思います。
いずれ、全ては失うものだからこそ、誰かに与える歓びを共有する為の学びを人生で繰り返してきているのは、皆さんも同じだと思います。
でも、その光さえも、全ては闇から産まれたものなのです。
人間が、闇から産まれることは、ご存知ですよね!
お母さんのお腹の中は、宇宙であり、闇、そのものなんです。
宇宙にある星も同じで、宇宙自体が闇から産まれている歴史を知れば、「全てが闇から産まれた」ことを実感できると思います。
闇から産まれた光の最終的な帰還先が、闇だと理解できていないからこそ、永遠に光を求めがちですが、光は現実世界から見ると「死」を意味していることもご理解下さいね。
光の道へ行きたがる人へよくお話しすることですが、その人の闇をなぜ、あなたは愛しきれないで避けるのか、その理由を理解することこそ、本質の自分に向き合う最も早い方法なのです。
皆さんが望む希望という光(歓び)や中庸という言葉さえ、光と相反する「闇」があるおかげなのだと感謝する心があれば、闇だと思う人の心の奥底を理解する努力をして下さい。
「闇」をわかりやすく言うと、「お母さん」と設定するといいでしょう。
子供を産んだ女性は、誰よりも強い「闇(死)のふち」を経験しています。
その「死のふち」が、何かを意味しているかを悟ることで、命を育む意味や、現実世界の闇の意味もわかるように女性の体は出来ています。
光へ向きたい自分が強くなる時こそ、本当は、自分の中にある闇を見なければいけない時期なのだと、気づいて下さい。
「闇は、自分。光は、他人。」と思えれば、あなたも気づくことがたくさんあると思いますよ・・・。
とても深い発言になってしまいましたが、自分の思ったことや発した言葉が、一瞬にして、多くの人に影響を与えていることを理解出来ている方は、まず、自分の中にある闇を愛して見つめて下さい。
自分の中にある闇を、何度も見続けた最後に突き抜ける瞬間がありますが、その先には、大きな大きな光に繋がるからこそ、天を崇める光の自分と、地の底を見つめる闇の自分をどうか統合させて下さい。
あなたが元気な時にも、辛い時にも、見守って支えてくれている存在たちは、闇と光のどちらにもいるのだという意味にも気づいて下さいね。
自分自身の光と闇を統合出来た人は、地球を汚した人間の責任が、自分自身だと感じてみて下さい。
どれほど辛いか、どれほど苦しい思いをして、地球が生き続けているのかを感じるはずです。
私は、このことを向き合い続けて感じて来たからこそ、「地球を守る!」と宣言したのです。
私たちは誰もが、大切な大切な母の地球を苦しめているのは、事実です。
だからこそ、自分が最高の闇の主であり、自分が最高の光の主であることを受け入れなければ、永遠に、あなたの心がひとつになることはないと気づいて下さい。
どうか、一人でも多くの方が、このことに気づいて行動して下さることを願っています。
地球創生の仲間たちは、啓示「7月24日の大地震」に向けて、真剣に一人一人が、自分のこととして出来ることをしています。
今の自分が変わらなければ、地球を救えません。
今のあなたが変わることでしか、地球は、救えないと思って下さい。
私たち人間の責任だからこそ、一人一人が、愛を発信し続ける生き方を選択して下さることをお願いします。