【神奈川県】江ノ島弁天神事 3 弁天の本当の神力とは?
昨年12月に行った江ノ島神事後、第一岩屋に埋められた巫女の思いをどうするかを参加した女性に読み取ってもらったり、私の中に残っている怒りの感情の読み取りを含め、歴史的な背景と神メッセージの意味を整理した神事前の資料をすべて公開いたします。
1、まず、前回の江ノ島神事でわかった事
◎岩屋の封印を開けた
◎江ノ島には「下になっている巫女」と、「上にいる巫女」がいる
☆「下の巫女」とは・・・第一岩屋に封印されていたのは、もともと江ノ島と対岸周辺一帯を守っていた地元の巫女と判明。彼女が自然神(五頭龍)を元龍口明神社で祀り祈っていた。この下の巫女は、坊主に潰された。
☆「上の巫女」とは・・・宗像三女神、もしくは、それに仕える巫女のこと。この巫女たちは、土地を制圧したい男の命令によって、福岡県に祀られている宗像大社の宗像三女神を江ノ島神社の三宮に繋いだ。※実際に、福岡から巫女を連れて来た。
2、1/19に行う江ノ島神事の目的
(1)日本を守る女神・女性・弁天の力を本来の力に戻す
(2)女性本来の素晴らしさを神の想いと合わせることで自らの愛に気づく本質のワーク
(3)参加者同士の魂覚醒による愛と調和力の向上を目指す
(4)日本を守る弁天の底力を2013年から働かせる神事
↑ ここまで前回と同じ
(5)下の巫女と元龍口明神社と自然神(龍)の繋がりを復活させる(追加)
3、天無神人に降りた神メッセージ
◎弥勒(3・6・9)の力について理解しなさい
「3」は、宗像三女神のこと。
「6」は、五頭龍を押さえている6つの寺の結界がある意味。
「9」は、まだ不明。九頭龍=八岐大蛇=一番大きな力を持った龍(自然神)の意味。
◎千手観音の力を使いなさい
全ての思いを千本の手(=無限の手)で抱えて引き上げてくれる観音様。祈りをする人たちの後ろに千手観音がいて、その千本の手で御霊や過去の思いを引き上げることができる。(神巫女としての役目をする意味)※自分の手だけで何とかしようとしてはダメですよ。
4、埋められた巫女と仏教の関係は?
元龍口明神社は、龍口寺ができる以前から地元の人たちの信仰を集めた重要な神社だった。
龍口寺は「日蓮聖人」が当時の天皇公家体制に批判的な書物を出した罪で幽閉され、処刑されそうになったが殺せず、弟子の日法聖人とこの寺を中心に日蓮宗の活動拠点とした場所。
当時の仏教は、天皇や公家たちが民衆を支配する為に教義を広めたが、真我に向き合う禅宗の教えや全てが帰依するのだからただ拝めば良いとした浄土宗が力を持っていた為、辛い思いをしている民衆たちにとって神も仏も信じられない飢饉や病気が続いたことで、「これでは民衆が救われない」と、鎌倉幕府擁立に合わせて日蓮宗を含め様々な仏教が次々に奮起した時代背景。
特に、現在の庶民的な仏教になる為に活動した「日蓮宗」(日蓮聖人が宗祖・南無妙法蓮華経なんみょうほうれんげきょう)は、お上のすることに対抗する過激な人(庶民の代弁者)だったからこそ、政治批判や他の宗派の宗教批判を繰り返し、いわゆる左翼的な行動と取られた。
強い皇族や公家、武家に対して発言するには、大きな守りの武力と神力が必要だからこそ、日蓮上人が活動の拠点を龍口寺にした際、大きな神力を固定したかった目的が考えられる。
龍口寺で「日蓮上人と地元巫女」の間に起きた事は、協力的だったのか?非協力か?
・地元巫女が日蓮に協力した場合、日蓮は自然神(龍)の力を巫女を通じて使える。
・地元巫女を潰していう事聞かせた場合、日蓮は自然神の力を巫女を使って使える。
・・・どちらにしても、鎌倉時代に他の仏教とのからみで地元巫女は潰された可能性大。
→次回の江ノ島神事は、龍口寺で直接、日蓮上人から何が起きたのかを天無神人が聞きだします。
※この答えは、日蓮側が行ったことが1/13の神メッセージでわかりました。
(参考)※日蓮宗について
(第6章まであるのでクリックして下さい)
5、江ノ島信仰と鎌倉幕府の力について
江ノ島に最初に神が祭られたのは、552年欽明天皇が持って来たのが最初。その後は、修験の行場になっていた。相模国近辺の修験霊山は、大山、箱根、伊豆山、富士山。
鎌倉時代に幕府が相模国に移った。修験者と坊主が守りを固めた鎌倉幕府を守る為に、江ノ島の神力も使った。
鎌倉時代に蒙古来襲(モンゴルが攻めて来た)があったが、海が荒れて、日本を攻める事が出来なかった。=宗像三女神の弁天の力で日本は守られた。このあと、弁天信仰が全国で厚くなる。
※本来、弁天の最高の神力は、「王様を守る力」のはず。なぜなら、王様を守っている「龍」を動かす事が出来るのが弁天だけだから。ということは、王様=天皇(日本では)(弁天は天皇家の裏守り番ではないか??)鎌倉に天皇はいないが、天皇を守る程の大きな力を鎌倉幕府は使いたかった。その為に、江ノ島へ弁天&宗像三女神を祀ったと考えられる。
6、江ノ島周辺の自然神について
まず、江ノ島とその対岸の地形をご覧下さい。(江ノ島神事地図 google map)
次に、海抜13mの時の地図をご覧下さい。
龍が口を開いている絵になっているのが、わかりますか?
だからこそ、龍口寺、龍口明神社なのです。そして江ノ島は、龍が追う玉なのです!
赤線と水色線の間にある入り江は、海抜図でみると「神戸川(ごうどがわ)」に当ります。この川には、昔、暴れた五頭龍(大洪水)を納める為に人身御供を入れていました。入り江の突き当たりには、新・龍口明神社があり、入り江は新・龍口明神社と江ノ島を結ぶ「水のライン」にあたります。だから、この入り江の両側の岬の部分が、神場になっているのです。
重要な場所は、元龍口明神社+龍口寺と小動(こゆるぎ)神社の二カ所です。
下に埋められた地元の巫女は、この4点の菱形のエリアの自然神の管轄だったと思われます。
新龍口明神社は処刑場跡地を嫌う地元の要望で近年、移設した宮ですが、もともと神場だったと考えられます。この4ヶ所を繋いだラインに光を入れれば、地元巫女は喜び、地元巫女の思いは昇華されると考えられます。(4ヶ所→江ノ島・元龍口明神社・新龍口明神社・小動神社)
→ 次の神事でやる事二つ目
7、1/19の神事で行く場所・やる事
1⃣龍口寺・・・日蓮上人に会って「日蓮上人×地元巫女」に起きた事は何か、話を聞く。
2⃣元龍口明神社・・・1⃣の結果をふまえ、やるべき事をする。
3⃣新龍口明神社・・・2⃣の結果をふまえ、「今」どうしたらいいのか、それを聞く。
4⃣小動神社・・・宇宙まで繋がっているこの場所に行き、動かしていた「本当の力」の意味をしり、やるべき事をやる。
5⃣江ノ島神社・・・江ノ島に渡り、三宮(辺津宮・中津宮・奥津宮)を参拝し、対話して弁天の思いをしる。「上の巫女=宗像三女神=鏡族の巫女」の思いと繋ぐ。
8、1/13に天無神人に降りた神メッセージ
天海僧正と日蓮上人の関係性を学べ!
(資料)天海は天台宗のお坊さんだった。日本の仏教にもいろいろな宗派があってややこしいが、「天台宗」というのは多くの宗派のもとになっている。鎌倉時代に新仏教を開いた日蓮上人(日蓮宗)も親鸞上人(浄土真宗)も、もともと「天台宗」から出ているのである。本山は京都と滋賀の境にある比叡山延暦寺。開祖は、平安時代初めに活躍した伝教大師最澄だ。最澄の名前は、真言宗を開いた弘法大師空海とセットで出てくることが多い。その後の日本では、真言宗と天台宗の二大宗派とその分家が広まることになる。つまり、天海は、日本仏教の本流に属していたといえよう。
この資料を読んだあと、天海僧正と直接、話してみると、
「巫女の思いも大切だが、いつまで小さいところにこだわっているのか!誰かの想いをどうしようと悩むだけではなく、もっと大きな日蓮の思いや仏教に関わった者たちの想いを正しく知りなさい。」とお叱りを頂きました。
当時の仏教は、鎌倉幕府擁立により、天皇や公家の為に祈りをする体制派の仏教から、庶民の事を考えて祈りをする庶民派の仏教に変わろうとし始めた時代だったからこそ、天台宗から庶民派の日蓮宗や浄土宗が生まれましたが、その目的は、国を支える庶民の思いを一番、大切にしなければいけないという思いが、日蓮上人や親鸞上人にあったからだと思います。
天皇や公家に向いて祈りをしていた体制派を否定したかった訳ではなく、それよりも庶民の事を第一に考えて仏教から生きる力や教えを与える必要があると思ったからこそ、江ノ島でも多くの力を使ったのだとわかりました。
今回のように、封印や人を殺すような問題を見つけた場合、小さな視点で、人間の思いの置き換えをしようとしても、根本的な解決にはならないからこそ、今日のメッセージが伝えられたのです。
この意味は、もっと大きな神の視点から問題点の意味を考えて、やった、やられた人間の想いををどうこうしようとするだけではなく、封じ込めなければいけなかった理由があったことがわかりました。
それは・・・もともと江ノ島には、弁天信仰のもとになるほど強い霊能力を持った巫女が、龍口明神社に居たおかげで、地元の人達の信仰心がその巫女に集まっていたからこそ、民衆の想いを動かしていた巫女の力を封じなければ、大きな体制派に飲み込まれてしまい、結果的に、神力の争いが民衆の為にならないことがわかっていたからこそ、「必要に迫られて仕方なく行ったことを理解して欲しい」と、日蓮上人から思いが届きました。
「巫女の封印」の本当の理由は、庶民を無視した体制派の仏教のままで進むのか、庶民の為に、仏教に関わる人達が変わるかどうかを問う大切な時期だったからこそ、日蓮上人も、天皇家や公家、武家に対して強硬に迫った為に、投獄されたことがわかりました。
誰の為に仏教の教義を教えるか?
それまでの仏教の坊主たちが、政治や権力に力を持つ公家や武家との付き合い方を含め、庶民に喜ばれる仏教に変わるために、戦った人たちが居たからこそ、現代のように広く民衆仏教が確立されたことを知りました。
どうぞ、国を守るために大きく働いた人たちの想いを正しく理解し、巫女の思いや、他の民族の想いをどうするべきかを考えて下さい。
本当に、人を活かすということは、何を成すべきなのか?
私たちは、現実的にも、同じ事を考えなければいけない時期なのだと思います。
共に新しい愛を創造する皆様と一緒に、全てを愛に転換いたしましょう!!!
☆全てを愛に変える弁天巫女の力とは・・・
女性たちが古代エジプト時代に植え付けられた共通カルマは、「外敵からの武力攻撃に対し女の力だけではかなわない」という不安と恐怖を男たちに受け付けられた為、女神社会から男神社会へ移行させられた経験があります。
男たちの暴力による戦いや権力・財力による戦いの歴史は、20世紀までのハードな「勝ち組負け組理論の崩壊」を持って幕を閉じ、力が支配する社会から「心というソフト」が支配する新しい「愛の21世紀」の時代が始まりましたが、未だに男たちの暴力支配による恐れを克服できない女性たちは、どこかで「男を否定したい思い」と「男を支配したい思い」にさいなまれているといえるでしょう。
男が女である母から生まれたからこそ、全ての男性は母親に絶対に叶わないという弱い心の面を持ち続けているからこそ、母に認められたい=女に認められたいという本能が、逆に作用すると女性を支配したくなる愚かな動物ですが、その愚かな男を産んだ母の愛に気づき、女性たちも女意識から母性意識に目覚めることで、過去の争いで失った全ての命さえも、千手観音の力を借りて全ての命を命の再生へと繋ぐことで愛に変えることができるのです。
全宇宙の創造主マスターは、宇宙に産みだされた全ての命に責任があるからこそ、この愚かな人間を生かし続け、男女という相反する学び相手を作り、互いに過去の思いを全て愛に転換するチャンスを与えてくれています。
もともと江ノ島弁天神事の目的は、究極の母性に繋がる創造主の力が本来の弁天の力だからこそ、女性たちが本質の愛に目覚めて、女性性から母性へと進化することで、全ての命の結果を愛に変える目的で行なっております。
全ての女性たちが究極の母性に目覚めた瞬間、母なる愛の力は愚かな男性の争い心を癒し、母の愛に癒された男性は多くの命を育む愛と成長することになるでしょう。
神を産み出す子宮という器を体に持つ女性たちは、過去に経験した不安や怖れを克服する為に毎月、生理で浄化するシステムを体内に持って生まれているからこそ、どうか、自らを産みだした大元の母の愛の力を信じて、愚かな自分や男たちの争い心を愛に転換して下さいませ。
不安や怖れが出る原因が、「自らの無知」だと気付いた方は、自らの心の奥底見すえて真実の目、神の目、神の愛の目で、自分や他人を神の愛で繋いで下さい。命の本質は、愛に生まれ、愛に死すものだとマスターから教わっております。
天無神人