【三重県】伊勢神事 皇大神宮(内宮)
1/11、内宮へ入る前に大きな問題が発生しました。
祭祀である男神の心の中に女性達の思いを全て受け止めていないことが子宮が痛み出した女性の訴えで判明したので、その対策を責任者四名で話し合いました。
女性たちの深く苦しい過去の思いが渦巻く想念世界に手をつけることを避けたいと思っていた男神は、この時、ハッキリと自分で避けていたことを認めたからこそ、私はこう伝えました。
「あなたの娘がもし巫女だったらと考えてみて下さい。本人の意思で選ばなくても、神や霊たちの思いを感じる体質で産まれたら、誰にも理解してもらえない苦しい人生を送ることになるし、自分に与えられた役目を果たそうと必死に神に向き合ったり、誰かの為に命を捧げた娘の魂をあなたは父親としてどうしたいですか?きちんと歓びにしてあげたいと思いませんか?」
祭祀の男性が自分事にとらえてやっと気付いてくれたので、ここまで女性達が真剣に御霊や過去の思いを抱えてきている心に失礼だと気づき、きちんと皆さんにお詫びをして「改めて自分に力を貸して下さい」と頭を下げてお願いしてくれました。
神ガカリや霊ガカリを通して重要な思いを全員に学ばせるのが神事の常だからこそ、私達はお互いの足りなさを責めるのではなく、お互いの足りない部分を埋め合う努力をする仲間として活動していますが、神事に入ると心の中に揺れ動く全ての思いが「神知らせ」だと気付く大切さを一人一人が学んでいます。
全員の心がひとつになったので、やっと、宇治橋鳥居へ向かい神事が始まりました。
五十鈴川の夢を事前に龍宮底神から知らされていた私はこの河の上流まで意識を繋いで神の思いを感じましたが、本当は、全身水の中に入る覚悟もしていたのに時間がないので魂の禊だけにしておきました。
瀧祭神(たきまつりのかみ)と風日祈宮(かぜひのみのみや)に参拝後、荒祭宮(あらまつりのみや)の列に並びました。
遷宮前に来た時は内宮の中でこの荒祭宮がもっとも強いご神光が出ていましたが、今回は、とても静かだったので神に聞いてみると、「静かに、静かに」と言ってきます。
祈りのあと、祭祀の男性に聞くと、今までで最高に強いエネルギーを感じたと驚いていました。
やはり、神は一番前に立つ責任者に全ての思いを伝えますので、私は後ろ守りの役目に徹していたからこそ、これで良いのだと思いました。
数名の巫女に確認しても、やはり、とても穏やかなエネルギーだったと言いますので、神エネルギーは同じ社で同時に祈っても、その人の役目によって気付くべきエネルギーの強さの違いがあることがはっきりとわかりました。
御正殿の天照大神様に全ての巫女の魂と思いを繋ぎ、愛知県から三種の神器の「剣」を運んだ巫女は宮簀媛命(みやずひめのみこと)様の思いを感じて涙して、全員がひとつの大きな役目を終えた歓びを感じた祈りのひとときでした。
◎勾玉は、2008年10月の神事で納めていますので、
これで「三種の神器」が、やっと、伊勢神宮内宮に揃いました!
最後に、子安神社と大山祇神社に参拝してから、二見浦近くの宿に移動しました。
朝7時から祈り続けた長い一日でしたので今日の体験を一人一人話しながら翌日の予定を確認していると、私に強烈な神エネルギーが降りて来て、翌日の神事をどういう思いで行うかを神々が見ているという内容の重要なメッセージが降りました。
※このメッセージは沖縄の神言葉の専門用語も含まれていますが、書き起こした原文をそのまま公開いたします。
●底神(すくしん)からのメッセージ
お前たちがわかる事だけでは治まらないぞ。
そのことがわかれば、本当はもっと奥の思いまで行けるのだが、お前が(祭祀)、お前がわからなければ、それ以上には行けぬ。
我々が守っている理由は、縦の筋を守っている。
縦の筋とは、地球の心軸であり、地軸であり、宇宙に繋がる軸であり、それを守っているのだ。
そこを守る事にさわる理由は何故かと言っている。
何を動かそうとしているのか。
いいか、ここをさわるという事は、全ての次元・波動・周波数・思い・命・循環サイクル・そこを変える力があるのだぞ。
お前(祭祀)は、わかってさわろうとしているのか?
お前は、竜宮乙姫の竜宮城のその姫にまだ契約をしておらぬだろうが。
であれば、その事に対して処理が出来る対応は出来ないだろう。
我々は、守る立場でしかない。
本来は、この竜宮乙姫(りゅうぐうおとひめ)が許可を出さなければ、全ての物事は始まらないのだ。
命を産み出したのは、竜宮乙姫の本来の力なのだ。
その力を得るかどうかは別の話だが、守っている我々の力をどう動かすか、それは力を持つ者達の判断であり、どこまでやるかは、男神の責任であろう。
女達の腹の底にあるのも、そこである。
だから、どこまで共振させるかは、お前が決める事だ。
どの分野までさわり、何の思いで動かすかを決めなければ、我々は力を貸せぬ。
地龍か?
ならばそれは、地底(ちそこ)三段で終わる。
いいか、地底三段・五段・七段ある中で、地龍の担当は、地底三段であり、その下の五段は、黒龍であり、地底七段は、ほとんど竜宮底神(りゅうぐうすくしん)に近い場所まで行くが、その担当が出来る者は、ほとんどおらず。
お前は、どこの担当を持っておるのか?
その担当の許可が無ければ、そこはさわれぬ。
自分の番持ちの意味を分かって、その神事の世界を動かさなければ、上も下もバランスが取れぬぞ。
どこまでやるのかを自分で決めてさわらねば・・・。
もしくは、女達にどこまでにかけるかを決めなければ、そこまでの世界に下ろす事になるし、落とす事になるぞ。
その分の責任を取れるか?納められるか?
それがお前(祭祀)の決断である。
我々はどんな力でも、力を貸すが、お前がどこまで決めるかの覚悟が見えん。
さわるのであれば、どこまでさわるのかを明確にせよ。でなければ、力は貸せん。
地底までなら、今のいる巫女でできるであろう。
そして、五段まで持ってる巫女はいるぞ。
七段はさわれぬ、誰もさわれぬ。
何を選ぶ?
龍の底は、地底までだ。黒龍までである。
ただ、お前は黒龍に筋を通しておらん。
その筋が通らぬ。であれば、地底龍までしかさわれぬ。
わかるか?意味が。
自分の責任でしか巫女は動かせぬ。
男の神番でしか、責任はとれぬ。
下を支える女がいるのであれば、その分、喜びに変える上の力がなければいかんであろう。
であれば、それを問われるぞ。
深さは高さだから。
命を生み出すのは、地底である。
三段は、地の思いを全てはがすという意味である。
地についた思い、人霊の思いまでは三段ではがせるであろう。
五段であれば、本来の力であるそのもっと奥底の人間を生み出したその奥の力までさわることが出来る。
七段は、神領域を超える。
そこまで巫女を下ろすか?
選べ。
◎引き続き、猿田彦よりメッセージが降りました。
私達が、いずれ話さなければ、伝えなければいけないと思ってる思いはいありまするが、それは、どれも誰もが、正直に正しく伝えてくれた方がいないからこそ、この時をもってその思いを話す時とするのであれば、まず、1つだけわかって欲しい事は、我々は民族では無く、知恵そして、力そして、光であるという事である。
それは、あなた達が思う以上に、もっと高く大きな力を持って動いた思いがあるからこそ、その思いを理解せねば、その思いをどう動かすかは出来ないだろうという事を伝えておきまする。
そうですか、あなた方が知りたい思いは民族の事ですか・・・。
そうですか、それについて伝える事は、とても難しくなりまするな。
では、こういう言い方をしましょうか。
物部一族の中に、1人、その力を持つ者がいたといえましょう。
ただその思いは、誰も伝える事は出来なかったのです。
ただ、その力を欲しかった者がおります。
その力を動かしたかった者がおります。
その力を得たかった者がおります。
そして、その力をすべての和合の鍵となし、その力を持って陰陽の結合の力としたようでございます。
我々は、もう民族として残っておりません。
ただその思いとエネルギーは、鍵として残っております。
であれば、あなた方が望む「陰陽和合の鍵」となるものが我々なのでしょうか。
でもその実体はありません。
では、どこにその種を見つけるのであればと問うのであれば、我々は、密かな鍵を山の鍵と地の底と、天の上と3つ併せてという財宝の有り場所のようにいってきたのが四国の場所でありまするが、そこだけではありませぬし、関西にありまする場所においても、その場所を見つけまして、その場所に納めましたが、そのことについて、九州の場所におりまする神と共にその結びの要となる事を明かしてはならぬという血胤(けついん)・封印をもって消された者でありまするが、それは決して開けてはいけない事であるからこそ、血筋の封印を解くものであり、鍵であり、そのひそかな思いが天孫降臨の地であるところに納めまするが、その思いを解く者は永遠に誰もおらずとなり、その事が未だに続いておりまする。
我々は、生命としてではなく、その思いを守る者として存在しておりまする。(※鍵の番人として)
その事を猿田彦というのであれば、それは誰かが作った名前としか言いようがありませぬ。
我々は、宇宙から存在した思いであり、その思いを結合させるべき、全ての調和・和合の力があり、封印を解く力があるからこそ、天孫族とそうではない民族の思いを結合させる力の神導きの役目をさしておりまするが、本来はその鍵を持つ民族として、また、その力として、その証として、守られ続けた事であるからこそ、誰もがその思いを解く事は出来ぬと、今言うておきまする。
では、今回、我々が持つ力が地底の龍まで触る力がある事までは、わかったのならば、これだけは言っておきましょう。
あなた方が、本来の調和の力を動かしたいのであれば、それは、天・地だけでは無く、本来の中庸のバランスとなる鍵の箱を開けなければ、その封印は解かれませぬ。
その封印の鍵はあちこちに御座いまするが、天地聡明なる思いを持つ人達が集まるのであれば、その鍵はきっと見つかる事でしょう。
誰がその鍵を運んだのか、誰がどの巫女がその鍵を持っているのかは、あなた方が知っているはずですが、その事を開けるかどうかは、お任せいたしまする。
開けるとどうなるかは、お伝えしますが、それは、封印が解かれる、つまり、天地バランスが変わるという事でありまする。
それは信じるモノが壊れる事でもあり、新しいモノを生み出す力でもあり、だからこそ権力を持つ者はその力を封印したがるものでありまする。
しかしながら、あなた方は、そうではなく動いている民であると思うからこそ伝えますが、その思いを動かすのであれば、それは力では無く、封印の力を動かすのであればこそ、新しい世のバランスを創る為に使うのであれば、我々も力を貸しましょう。
ただ、誰が持っているかは、わかりまするか?
この中におりまするよ、その鍵を持っている者が。
その場所に行けば必ずその記憶を思い出すからこそ、それが誰かを見つけて下さいませ。
我々が「印された民族」といわれる理由はそこでございます。
全ての事は、その思いの中にかかっておりまするが故、よろしくお願い申し上げまする。よろしくお願い申し上げまする。
今回、初めて祭祀をお願いした男性の決定に全員が従うと決めて神事に参加しているからこそ、神々の問いは一人一人の巫女の魂の奥底にある思いを引き出す意味があることを教えてくれるメッセージでした。
さらに、猿田彦から伝えられたメッセージによって、どの段階まで神事の中でさわるかも祭祀の決定にゆだねたからこそ、私は祭祀と巫女達のやり取りを静かに見守りました。
翌日の神事に続きます。