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【奈良県】若宮社(大直禰子神社) / 大神神社摂社 

大神神社の摂社である若宮社には、10代崇神天皇の時代に大直禰子(おおたたねこ)という女性が疫病を抑えたとして祀られていますが、事前調査で回った地元女性が吐きそうなくらい苦しい思いを感じたため、その思いが何なのかを調べるために行きました。

※愛知県名古屋市中区大須にも「大直禰子神社」があります。

まず、鳥居を潜った左手の塀の中に石を祀っている場所が、祭神 鴨部美良姫命 (かもべのみらひめのみこと)を祀っています。

鴨部美良姫命 (かもべのみらひめのみこと)は、もともとこの土地をまとめていた豪族 和邇氏(わにうじ)の阿田賀田須命(あたかたすのみこと)の妻で、その子供が大直禰子(おおたたねこ)と伝えられていますので、彼女から直接、話しを聞いてみることにしました。

◎鴨部美良姫命 (かもべのみらひめのみこと)の対話記録

いえいえ、私は何もしておりません。

何を聞かれたかは別ですけど、ここに来なければいけなかったのは確かですが、そういうものは特にはございませんし、何を聞かれたいのですか?

●大直禰子さんは、巫女さんですか?

いえいえ、私は普通の女性でございます。

しかしながら、あることについてだけ力が有り、それが自然界というか神というか、その存在と話をする事が出来る力が元々ありましたから、その力を使ったという話はあったようですが、私が直接、何かをしたという記憶はございません。

●崇神天皇や日本武尊様との繋がりは無いという事でしょうか?

崇神天皇様がおられた時代は関わりがありますが、日本武尊様はそれ以前の話ですので、 私に関わりはありません。

何をお聞きになりたいのですか?

●つらい思いは無いですか?

つらい思いといえば、家族から離された事でございます。

ただ普通の生活をしていたのに、お前がその役目をしろと言われ連れて来られて一生懸命に植物と話したり、いろんなモノと話し、疫病が収まるようにお願いをした事は確かではございますが、その事がどういう結果になったのかさえ、私は知りません。

生まれながらの自然界の存在と繋がる力を持っていたため、周りからは素直な子だ、魂の綺麗な子だと言われておりましたが、その話がこんな話になっているとはよくわかりませんでした。

私のような自然界と繋がる事が出来る人達が沢山、私以外にも選ばれ、求められる役目が出来ずに殺されたり、 売り飛ばされたり、男達にもて遊ばれたりした少女や女達もたくさんおりました。

しかしながら、私には少しの力があったため問われる事はありませんでしたが、そうでは無かった者達がいた事をご記憶下さいませ。

※この言葉で、この場所で多くの女性達が殺された事実がわかりましたが、不思議なのはこの場所には祀られているのが鴨部美良姫命 (かもべのみらひめのみこと)ではなく、大直禰子(おおたたねこ)だということです。

では、本殿には何を祀っているのか???神社内の配置をよく見ると、鴨部美良姫命 (かもべのみらひめのみこと)を祀る真向かいに「琴平社」はありますが、こういう配置にも意味がありますので琴平社の中をじっくり見てみました。

◎琴平社を読み取ったあとの説明  

「呪い掛け」させられてる・・・。

この琴平社は、亡くなった女性たちの思いが表に出ないように封印している意味と、本殿に祀られている表向きの祭神以外に余計な事を言わせないようにする封印がかかっています。

こういう強力な念掛けに四国の金比羅神を使うのは珍しいですが、四国の霊力巫女の強い力で無理矢理押さえ込んでいると判断できます。

表向きは「大物主」と書いておいて同族の味方だというふりをしていますが、実際には、祀られている存在も意味も違います。

社の中の植物の育ち方を見てもわかるとおり、変にぐにゃぐにゃしているでしょ。

社の中のエネルギーが自然じゃないからこそ、植物の育ち方もぐちゃぐちゃになるんです。

自然界の中でも、エネルギーが違う場所は、植物の成長が違うのでよく見て下さいね。

社の前に植えてある南天の赤い実は、女性、そして子供という意味がありますので、きっと、御霊たちがいることをわかった人が植えたのだと思います。

人間が悪いんです、神は決して悪くない・・・。

こういう愚かな念がけの場所を見ると腹が立ちますが、全ての思いを愛に変える為に神事をしていますので、全員の愛の力を繋いで封印外しと御霊送りの祈りをしました。

殺された女性達の御霊はすぐ横にある池の中に沈んでますし、その御霊を押さえつける為に琴平社を置いてますので、全ての念と封印を外して御霊たちを天上界へ昇華させました。

※以前、北海道神事で湖の中に沈められた数十名の第三国人の御魂たちを天へ上げた方法と同じです。

さて、こんなことまでわかってしまって、本殿神は何というのか、聞いてみました。

◎本殿メッセージ

譲羽山(ゆずるはやま)より移りし神々の元のラインを繋ぐ守り、運ぶ、その役目をした巫女達の事をご存知でしょうか?

その方達がおられたからこそ、この地まで運ばれたひとつの力、神力がございます。

その神力を本来は、護っておりました。

しかしながら、後からその意味を書き換えた者達がいたようです。

その神力とそのラインについて、明かしたく無かったのでは無いでしょうか?

私は、譲羽山(ゆずるはやま)の天より降りる神元ラインの繋がりの元、母地の神を護る巫女のトップを務めさせておりました者でございます。

※ここで突然、淡路島の譲羽山の名前が出て驚きましたが、淡路島神事で奴国の王であったことを思い出した男性と奥様に前へ出てもらい、魂ラインを繋ぐ祝詞を捧げました。

繋がりますは奴国の王、守りし妻、守り巫女神の魂と存じまするが、いかがでしょうか~?

そのとおりでございます。私達が繋いだ思いが、ここにございます。

よくご存知でございますね。どうぞ、その魂の繋がりの思いを繋いで下さい。

※この祈りによって男性の身体が震えたほど魂の辛い記憶を神が預かってくれましたので、もう二度と、同じ苦しみを経験することは無くなりました。

 

(吉岡の解説)

祈りの最後に、お二人に赤い筒状の巻物みたいなのをもらいましたよ。

それは、これまでの過去の辛い思いを終わらせる意味と、大切にしてきた思いをまとめる思いの証として下さいました。

男性には、さらに玉を下さいました。

その玉は、連れていかれたお妃様の魂です。

以前、お妃様を守っていた巫女達の嘆き悲しんだ思いを話しましたが、その思いを伝え続けた巫女達が結果的に民族の流れによって子孫かも知れませんが、その思いを携えた女性達が四国や淡路島からここまで来たということを教えてくれたのです。

つまり、「その女性達にしか運べない神力」があったみたいですね。

その神力が、元々の三輪山の力だと言っています。

現在の三輪山のは色々な社がありますが、今の祀り方をする前のそうとう古い時代に大切な神力を繋いだ人たちがいて、その上に男達がいろんな思いで神の名前を書いて作ったと言っています。

何も主張しませんが、これで、奴国王の時代と同じ6000年前の話が出てきました。

なぜここに琴平社があるのか不思議でしたが、四国の民が強く関わってるからだとわかりました。

時代が古くなるほど、重要な巫女達と物部一族は関わっていますので出雲神事でわかったことにも繋がりましたね。

淡路島の譲羽山の神山を護っていた神巫女達が来てるということは、その人たちが最初、三輪山を護っていたことになります。

天から直接、ものすごい神力を繋ぐことができる神巫女がいたからこそ、ここまで連れて来られたのか、自分たちの意志で来たのかどちらかでしょう。

これで、三輪山は元々は女性達が守る「女の神山だった」ということが証明されました。

今回は、雪で登山できませんが、この思いを理解して、次回、山の上で過去、全ての思いを愛に変えましょうね。



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