【宮古諸島】ヤビジツアー 2日目 大神島
4/17(旧暦2/29)、まず大神島に渡るには島尻港から大神海運の船に乗るのですが、宮古島に住んでいる方でも行った事がない人が多い理由は大神島の神の怖さをよく知っているからです。
大神島(母)と島尻部落と狩俣部落は親子の関係なので船に乗る前に、必ず、挨拶する御嶽があるのですが、驚いたことにこれまでにないほど綺麗に道が整備されていたのでうれしくなりました。
港の右手に「島尻元ジマとンナカガー」と書かれた石碑から坂を上ると、すぐ左手に道が開けています。その先に新しい建物ができたおかげで、「林の御嶽」の前もきれいに整地されていました。
見えない神領域を感じられない方は近づかないほうが良い場所ですが、正式な神ごとで大神島にご挨拶する方はこの林の奥に籠って祈りをしていたオバーたちの姿が見えるはずですので林の手前に座り、祈りをしていた神オバー達に大神島へ行く目的を告げて許可を得て下さい。
今回の祈りでは6名の神オバーたちが白い割烹着のような衣装を着て笑顔で出迎えてくれましたし、私達の拝みの目的をとても歓んでくれました。そして、「母の島の繋ぎをかけて下さい」ともお願いされましたので、大神島の母との繋がりを強く太くすることを約束しました。
「林の御嶽」の真向かいに登れる場所がありますが、島へ行けない時はこの場所から大神島のお母さんたちに祈りをしていた「お通し番」の場所ですので、ここでは命を繋いでくれた母へ感謝の祈りをして下さい。
大神島に船が着くと、イヌが一匹、とてもうれしそうにお迎えしてくれました。イヌは、主人に仕えることを歓びにする動物ですので、神の使いとして私達を歓迎してくれている証だと思いました。
大神島で祈りをするには、自分で持って来た神水で口と手を洗い、身体を身削いでから祈りが始まります。
大神島の最初の祈り場所は、港にある「龍宮神(りゅうぐうしん)」です。ここもとても綺麗に人工芝を敷いてくれており、線香のゴミもなく、祈りをする人たちの心が綺麗になってきたのかとうれしくなりました。
大神島で最も感謝するべきことは命を繋いでくれた「水の神様」に対しての感謝祈りですが、学校があった場所の井戸はとても大事にしていたことを島の人が教えてくれました。
遠見台へ行く道の途中にある大きな井戸は集落の井戸ですので祈ってみると、綺麗なレインボーオーブとなって神様が姿を現して下さいました、ありがとうございます。
「遠見台」の立派な木の階段は私が最初に来た2004年の数年前に完成したようですが、それ以前は木のツルにしがいみついて昇る危険な場所だったからこそ、一般の方が登れる聖地ではなかったことも覚えておいて下さいね。
頂上の大岩の後ろ側の「拝み場所」を照らすように太陽の光が七色になって写るほど、神様達はとても歓んで下さり、「よう来たなぁ、よう来たなぁ」とみんな言ってれてます。
大神島の神様は「地球の中から出て来た神様」だからこそ、地球と同じように全ての命を産み出した大事な母神様ですので、この場所は「命の根源に対して感謝する場所」だとご理解下さい。
今回の私達の祈りの目的はこの場所に「宇宙神」を繋ぐことが目的ですので、1959年1月10日の同じ日に産まれた三人だけの祈りをして新しい宇宙神の柱をこの山に繋ぎ立てました。
天・地・底(すく)の三つの場所を正確に繋ぎ、絶対に崩れることがないようここに宇天(うてぃん)と繋がる新しい柱を作り上げました。父、母の思い争いなく育まれますよう、
二年前に愛知県で私と同じ誕生日の女性に出会った時は驚きましたが、さらに、今年、三人目の同じ誕生日の女性が現れたので、三人が出逢わされた理由を大神に聞くと、「同じ誕生日の三人が揃って祈る事でその場所に新しい宇宙神の柱が立つ」と教わりました。
12年間で日本全体の人格神の因縁解消神事がやっと終わりましたし、2015年から新しいエネルギーが動いているからこそ未来へ向けた「新しい創造」するために三人が出会わされたと私は理解しています。
56年間の人生を振り返ってもあり得ないことがこうして起きるのが神の采配ですが、この世で起きる事は「全て神の計らいで必然」ですので、全ての出会いと出来事を愛と感謝を持って受け入れて前へ進みましょう。
三人が祈ったあと、ヤビジがある場所に光が降り注ぎ宇宙から「天の御簾」の「承認サイン」が出て繋がりました。明後日、祈りに行きますのでどうぞお待ち下さい。
祈りを終えて階段を下りていると、精霊たちに呼び止められました。何があるのか足を止めて感じてみると、わかりました。
参加者たちには事前に木の階段を登る時に二カ所だけ神と霊がいる場所があるので、心を引き締めて昇って下さいと伝えてましたが、これまでその正体はわかりませんでしたが今回、ハッキリわかりました。
「太い樹にもう一本の木が絡みついている樹」が、自然界の神様でした。
この神様の樹は「生命力」を意味し、男女の交わりによって命が産まれる事を教え導いている自然界の神様ですので、見つけた方はご挨拶して下さい。階段を登る途中の左手に、ございます。
遠見台の山の上の祈りを終えると、今度は、「龍宮底神(りゅうぐうすくしん)」の場所で拝みます。
海岸淵に、自然界が造った半月の形をした岩で囲まれた場所がありますが、その正面に「龍宮底神の使いであるカメの岩」があります。
その亀の岩に向けて女性達が自分の子宮を通して地球の底へ拝みをする場所が「龍宮底神(りゅうぐうすくしん)」の拝み場所ですが、祈ったあとに、パラパラと小雨が降ったのは「繋がった合図」ですし、三角形の光の柱も立ち上がりました。
大神島の右側の道路の先には島の神オバー達の祈り場所がありますが、実際の拝み場所は家族でさえ知りません。
この日も潮が引いていたので途中まで行ってみましたが、ここで祈りは絶対にしません。
神オバーたちが今でも大切な祈りをしている場所を勝手に拝むことは、聖地を汚すことになることも覚えておいて下さいね。
どこでどういう拝みをしているか少しだけ神様は教えて下さいましたが、まだ現役で拝みをするオバーが居る限り私の役目はないと判断しているからこそ、生涯、祈りに身を捧げている神オバーたちの御健康を願い、心から感謝しました
島の左側の道へ歩いて行くと、お墓の前を通ったので、沖縄のお墓の文化をお伝えしました。
(お墓のお勉強)
御嶽の土葬の風習をやめてから、一般の方たちは家のような形のお墓に変わりました。伊良部島の海側には色とりどりのお墓が並んでいますが大和のお墓の言い伝えではお墓を豪華にすると子孫が繁栄しないし、家族に問題が起きると言われていますが、
500年前の琉球王朝時代の派閥階級制度が今も実際に沖縄を支配しているのが沖縄本島の現状ですし、中国側に偏った発言したり、国税で港に大きな龍の石碑を建てたりしているのがこの人たちの活動ですが、お墓ひとつでこれだけ歴史や文化の違いがあることも覚えておいて下さい。
左の道の先には「行き止まりの場所」がありますが、この島に一周道路を造ろうとした人たちが何名も亡くなったほど、神が怒った場所ですので昨年も人間の愚かさのお詫び祈りに行きましたが、昨年よりさらにぶ厚いコンクリートが重機で掘り起こされたようにめくれあがっていました。
ここは大神島の神力の恐ろしさを痛感する場所ですので人間全ての愚かさをお詫びする心がある方は、どうぞ、ここでお詫び祈りをして下さい。母の地を汚した人間の愚かさに対し、女性達が全員、土下座してお詫びしてくれました。
このあと、「うぷゆう食堂」でおそばを頂きながら島の男性から色々な話しを聞きましたが、「ソーキそばの肉抜き!」を頼む私達を見て、「この島の神オバーたちも絶対に肉は食べないよ!子供の頃から食べたことないと思うよ。」と教えてくれました。
私も、神の世界に本気で向き合うと宣言してから、突然、肉類が食べられなくなりましたが、その意味はよく知っています。
「四つ足動物は食べてはいけない!」と神が教えてくれている本当の意味を知っていたら神ごとをする人たちは食べたくても食べられなくなりますが、米と野菜と魚だけで十分、健康に生きられます。
四つ足動物を食べれる人は食べても良いのですが、人間に近い命の殺生をしていることのお詫びをしなければ、動物達の低級霊にやられやすくなりますので、肉を食べる方は年に一度、四つ足動物を食べたお詫びの日を作って祈って下さい。※久米島では今もその日だけは、観光客さえ島に入れないでお詫びの祈りをしています。
(害虫除けの拝み)
私達が休んでいる横を植物の葉を持ったオバーたちが数名、島の左側へ向かって歩いて行く姿を見かけました。
何かの拝みなのはわかりましたので島の人に聞いてみると、「害虫除けの拝み」をしていると教えてくれました。「害虫除けの拝み」は伊良部島の神役目の人たちから聞いていましたが、島で暮らす人たちの「拝みの大切さ」を改めて痛感しました。
大神島では実際に、昔、宮古島からたくさんのネズミが海を泳いでやって来たため、野菜や果物や穀物を食べられてしまい、家の中までたくさん入ってきたのでイタチをたくさん飼育してネズミを追い払った歴史があります。
「害虫」は虫だけのことではなく、島の外からやってきた「全ての災い」という意味もありますので、今でも腰が曲がったオバー達が3日間、毎日、災いを払う祈りを続けている姿を見て感動しました。
全ての祈りを終えて大神島を離れようとすると、大神島の周りは晴れているのに、大神島の上だけに黒い雲(龍達)が集まってきました。
大きな宇宙神の柱が立ったので、その宇宙のエネルギーを今度は龍達があちこちに繋いでくれるのだとわかりましたが、それにしてもすごく大きな龍のエネルギーでした!!!「龍は雲の中を移動する」と言われているとおり、雲の動きや形で知らせて下さいます。
島尻港で私達を出迎えてくれた神オバーたちにお礼を伝えて、今度は、池間島の「ウハルズ御嶽(大主神社)」へ向かいました。
つづく