【愛知県】名古屋の土地祈り 2 洲崎神社・泥江縣(ひじえあがた)神社
2016年5月17日、名古屋の土地の調査の第二弾は、縁結びで有名な「洲崎神社」からです。
○【洲崎神社】 愛知県名古屋市中区栄1-31-25
愛知県名古屋市中区栄にある神社である。広井天王」や「牛頭天王」とも呼ばれる。
祭神)素戔嗚尊、五男三女神、稲田姫命、石神、布都御魂、道祖神、猿田彦命、天鈿女命
摂末社)白龍社 英霊社、泰産社、弥五郎社相殿、秋葉社、稲荷社相殿、住吉社・船玉社相殿
由緒)創建 八五九年
太古この地は入江で洲崎になり、地神(石神)が祀られていた。貞観年間、石神にみちびきにより、出雲から素戔嗚尊がこの地に遷座、奉斎された。名古屋城築城以前は現在の栄一丁目全域が社地であり、築城後、社地には武家屋敷が建てられ、境内に堀川が掘削されるなど大きく縮小した。明治45年、当社に隣接し石神を祀る石神神社を合祀。
○祀られた石<神言葉>
「内側からくるものの思い」を感じなさい。
「内側からくるものの思い」とは、思いを大切に守った存在たちの思い、そしてそこに守られた者たちの思い、そこにあるものは何かをわかりなさい。
それが分かれば、次に何をすれば良いかわかることでしょう。
どうか、お分かり下さい。よろしくお願いします。
もう一度言いますが、早くお分かり下さい。
よろしくお願いします。
○石神
○白龍龍壽大神 神言葉
しばらくお待ち下さい。
いつもの通り流れがあるように動けばわかると思いますが、この地はもともと、辰巳や江戸の力によってで守られているからこそ、ここは「巳の力、蛇土地、そして、辰巳の働き」をしております。
そのことが分かれば、全体の意味が分かることでしょう。
そして、この地が「巳の力」で守る意味、「辰巳の力」が強く働く意味、そして、「道祖神がこれほど強く守られている意味」にこそ、本来、この地におわします人たちの思いや神の力、それが本来の力なればこそ、そのことを分かればより強く深くこの地を守る力が動きましょう。
そのことをどうぞお分かり下さいませ。
よろしくお願いいたします。
○鎮霊社<神言葉>
あなたが来て・・・、あなたが来ればできることがあると分かっているからこそ、ここまで来てくれたこと感謝いたします。
ありがとうございます。
そして、これからわかることをどう組み立てるか、理解するかは、あなた方の知恵ですのでよろしくお願いいたします。
そして、この地を守ることができるためにはまだ「五人」ほどいるでしょうから、その時に必要なことがありましたらお申し下さいませ。
よろしくお願いいたします。
○本殿 神言葉
そちら側(鎮霊社)で言われたこともそうなのですが、この地はもっと多くの大きな神々がたくさんいたからこそ、それを納め守るには「十二支の力」がなければいけなかったという言い方が正しいでしょう。
そして、この地における道祖神信仰にはいろんな意味がありますので、その意味を少しお調べになって理解した方がよろしいのではないでしょうか?
そのことから、わかることがたくさんあるはずです。
本来の力が分かれば、その上に乗る神の理解もできるでしょうから、よろしくお願いします。
さすれば、この地におわします神々の働きがより大きくなりますからこそ、皆様のご理解と共に神の働きが大きくなりますることをよろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。
吉岡の解説)
ここら一帯が「十二支」で守られていると言っています。
この神社も手前側に辰巳があり、「辰と巳」で守っています。
奥側の本殿の所が、「戍亥」で守っています。
「戍亥」が土地番なので、一番強い土地番を「辰巳」で守らせています。
そして、この神社は、このラインの守り役目だと言ってます。
方角で言うと「東南」、でも神はこっちにいるで、「北西」。
「戍亥」が一番強いので、まとめる力がここがあります。
「道祖神」がこれだけ強く守られていますが、道祖神にはいくつか種類があって、ひとつは牛頭天皇からきてる石、封印納め、霊界納めが、あの力の石となっています。
もうひとつの意味は、牛族(ウル族)の意味があるので、これは秦氏の関係・・・(ではないとお知らせが入る)がひとつあります。
その隣に書いてあるのが「大物主」なので、出雲関係の人もたくさん入っていました。
でも、牛頭天皇の力は一緒なので、あの守りは間違っていません。
ここは相当強い土地の封印抑え込みを「十二支」を使って守っているんだけど、その下に「道祖神」で守っています。
それは、過去に「道祖神信仰」をしていた人がごそっといたという意味です。
その人たちが、元々、この土地には入っていたということです。
その上に入ってきた人が、「十二支」の干支を使って抑え込んだっていうのが、ここの配置でわかります。
「干支」を使うってことは、沖縄の知恵の流れがあるか、あとは、中国系の陰陽師たちの力が関わっていたと思われます。
【泥江縣(ひじえあがた)神社】 名古屋市中区錦1-7-29
祭神)応神天皇・神功皇后・三女神。尾張本国帳には、「泥江縣天神」とある。
社伝によれば、清和天皇の貞観元年(859)に、豊前国宇佐(大分県宇佐市)の八幡宮の分霊として勧請したという。当時は、八丁四方の広大な社域を有したが、慶長の検地・町割、戦後の道路整備等で減少してきた。天正のころから広井八幡宮と呼ばれ、藩主を始め広く民衆の崇敬を集めた。七代藩主・宗春のころには、境内に芝居小屋も作られた。例祭日は、神輿が傘鉾を従え、丸の内一丁目の白山社へ渡御し、山車も出たという。
由緒)この神社は、名古屋駅の東1km程の当り、オフィスビルが立ち並ぶ中、そこだけ別世界のように緑があり、狭いながらも、そこが参道入口となっております。入ってみると境内は入口から想像されるよりも広く、落ち着いた空間となっています。当神社は、尾張本国帳に従三位泥江縣天神とあり、清和天皇貞観元年豊前の国、宇佐八幡宮からこの地に勧請せられ当時境内八丁四方あり応永二十六年修繕、遷宮、社殿は、古社寺保護建造物に指定せられ、徳川時代には藩主を初め一般民衆の崇敬厚く広井の八幡と稱して親しまれ大祭には豪華な神輿をはじめ氏子、各町の傘鉾車が出て白山神社への神輿渡御武者行列などあり名古屋名物であった。それが昭和二十年三月十九日の戦災で烏有に帰し復興したが昭和四十一年不審火に依り再度焼失した。幸いにも二度共御神体は御無事であり再興して今日に至った
○錦稲荷 (神言葉)
よろず商人の時代、麗しきかな、恵みありき姫とありしこと、これ、おわします。
神と共にこの地おわしますこと、これおわします神々と共にこの地おわしますこと、感謝いたしますると思いと、ここに祀られておりまする。
ここにおわしまする祀られている神々たちは、すべてのことを話せないようになっている為、どうぞ、その思いをお聞き届下さいませ。
おわします神々の思いはせ給いてここに守りしこと、金屏風のごとくおわしますは我が君と申しますると共に、おわします思いと共に縦の思い、横の思い、結びの思いの力をこの地守れと言われましておりまする。
おわしまする時代の古きかな、しかし、この地のおわしまする意味、変わり果てしなく続くよう願い賜れば感謝でございまする。
よろしくお願いいたします。
○蛭子社 (神言葉)
いいかよく聞けよ!
お前達が出来ることは限られてはいるが、やれることがたくさんあるからこそ、これだけは言っておく。
この地に守りし神々の思いを紐解くよりも、神々の思いをどう働かせるか、そのことについて考えをよせ集め、地の利、天の利、その上に置いて運ばれた神であるし、その時の権力の技でもあるが、しかしながら、この地に勅命し、降りた、運ばれた神々の思いは一神ながらも力強きこと。
おおき恐ろしきこと多くあったうえに、その戸惑いの思いを抑え込むにも、やはり人々の畏敬の念が必要であったからこそ、大切な神を運んだのだが、この意味が、本来、運ばれた意味とは別な意味に変わりつつあることが残念であるが、しかしながら、分かってくれる者達が来ることを願い、こうやって来てくれたことに関しては心より感謝する。
と共に、これからここにおわします神々の働きと共に、この地に住まいした人々の思いを、どう理解しせめんとするかは、お前らの心次第であるからこそ、過去、先人の思いに学びながらも、自らの心を奉らんこと、それ我らの思いと同じなればこそ、はからいて、思い神の思いと共に、この地の高らかなる働き、そして、天スメラ神の思いと共にこの地守りしこと、高き働きかなこと、我々の願いならばこそ、どうぞよろしくお願い致しますと、我々と共に感謝いたしますること、お伝えいたしまする。
本日はお越し下さり、どうもありがとうございます。
○本殿 (神言葉)
よいかよく聞け!
この地の働きは、「火の柱」となるほど力が強くけたましく、高く昇る龍のごとく天地に繋がる力を持っているからこそ、どのようなこと、災いが起きようとも、守りし、繋がりし力があるのである。
その神力が、地にこのおおいなる神々を乗せることが間違いとは言わぬが、人の心に映るものは変わってしまうことを残念ではならぬ。
本来ならば、自然の神を祀るというよりは、もっと深く大切な物を守っている地であることを気づかねばならぬ。
この地の社の下に「大きな要石(かなめいし)」となるものがあると思えばよい!
その力があるからこそ、この、御柱はたち登り、天まで繋がる力があるからこそ、ここ働きの地、生かすものここにありと命じておく。
よろしく頼むぞ!
こちらから申すことはまだたくさんあるが、その場所において人のことを伝えるがゆえに、まずは今日、このことを心に入れ給えと我申します。よろしく頼みます。ありがとうございます。
吉岡の解説)
凄い力だな、ふらふらになったわ。でかいぞ~、ここの神力の大きさは・・・。
映像で見えたけど、ドドーと火柱が上がるぐらいの大きさの神力だわ。
これが一番大事なものだ、一番大事なものを見つけたわ(^^)!
これをどう動かすかなあ、自然神ともいえんし・・・。
「地の利、天の利の一番の力」とは、普通、要石を使って行うものだからこそ、鹿島神宮や香取神宮は関東の土地の納めをしているけど、土の中に埋まっている要石は一般には地震治めとされていますが、本来の意味は違います。
ここの本殿の下に埋まっている石は、蛇信仰、土地神信仰の意味としてあると言っていたので、そのことを理解する必要がありますね。
要石の意味は他にもあるけど本殿の下に隠す意味は、本来の神力の意味を絶対に一般には伝えてはならないという意味があるので、この意味が分からないようにしながらも、民衆の心を束ねるために素晴らしい応神天皇と宗像三女神と神功皇后をもって来て、ここに祀ったということです。
それぞれの神々は素晴らしい存在だけど、ここの神社の本来の意味が変わってしまっています。
みんな祭神を見てしまうからきづかないけど、本来、守ってきた「十二支の力」も含め、ずっと以前から土地を守っていた方々の思いがさっきの残骸として残っているのです。
きちんと土地を整える為には、その奥の部分の力まで理解しなければ、だめだな。
でもどう使って、どうもっていくかな?
その思いを分かって使うことをやれば、上の神も動くので、とてつもなく強いものが動きだします。
僕が見えた映像の感覚としては、直径7~8メートルの凄くでかい石が本殿の下に埋まっていたので、何だこれ?ていう感じが最初にあって、その上に社を乗せている状態が見えました。
ここの稲荷神も言ってましたが、「秦氏(はたうじ)」も上に乗っているし、現在祀られている三つの神も素晴らしいんだけど、下にある思いが本来のものだし、秦氏達もそのことに対してどちらかというと賛同側で、守っているほうだと感じたんだけど・・・
違う・・・秦氏のものじゃない・・・
ここが違うんだ・・・秦氏が守っていたんだ!
普通、秦氏は古い民族として扱いますが、それとは違う人達が先に住んでいたみたいなので、もっと古い時代にここに来た人々は・・・何だろうなあ、ここにあるあの人たちの力・・・
海の底を守っている「龍宮底神(りゅうぐうすくしん)の海の力も出てきているし・・・
強い神力というのが、一番考えさせられるなあ・・・。
これは普通の人ではちょと扱えないし、この信仰をしていた人たちがこれまでの愛知県の神事でどこにも感じたことがないエネルギーなのだけど・・・
海の人・・・海人族(あまぞく)と関係があると思うな・・・。
海に潜る海女の習慣は世界でもあまりないし、女性達が自分の体力、精神力で漁をやる意味は、どちらかというと「海の神に許された人達」と言えるんです。
海女は体力ではないんだよ、おばあちゃんになっても海女ができるのは、海の神の強い力で守られてるからなのさ。
海女は、呼吸が続くし、簡単には死なないよ。男だと、とっくに駄目になっているさ。
違う霊力でやっているからね・・・、海女の人々の霊力のことはほとんど誰も知らないでしょ。
海の底の龍宮底神(りゅうぐうすくしん)とやりとりした神事でわかったことだけど、海の中を守っている存在たちの神力があるからこそ海の恵みがたくさん取れる訳だし、人間の命を地中の中から産み出した場所が、神戸にある「須磨龍宮」だったのさ。
当然、昔はあのあたりの海はとても海の恵みがたくさん採れたし、海女たちもいたのさ。
でも、どんどん海を埋めてしまい、海の神に拝む信仰も習慣もほとんど残ってないでしょう。
テレビで以前、若い一人の海女さんの修行している映像を見たけど、その女性のエネルギーは巫女と同じだったもの。
海の底の神力は、女性達が守っていた命の下からの源の力だからこそ、男性達が入ってきても扱いが分からないし、神力だけは残っているけど、火柱が立つほどの天に繋がると言った時に・・・あー、守っていた巫女が出てこないと分からないなあ・・・巫女が出てきたら話しが聞けて分かるんだけどなあ・・・。
海女が祈っていた対象は、自然神ではないです。
この火が太陽神にも繋がる気もするけど、ちょっと説明が難しいわ。
この社が2回も燃えたというのは、元々、火が強い場所だからだし、でも神木だけは残って守られてるでしょ。
やはり、海人族(あまぞく)でしょうね。海人族のことを調べた方がよいでしょうね。
拝む対象は何だとか、海の神がOK出さないと潜れないとか、どこに記録が残っていれば、必ず、分かるはずです。
でかいアワビとか取らしてもらえるでしょ、海女さんたちは。
だから、必ず海女さんたちは財を成し、奉納することで命が守られたのさ。
天皇や公家たちに奉納するから、命が守られたのさ。
普通なら体を叩き売られるか、殺される可能性も充分ある時代だもの。
でも良い恵みを取ってくるから守られたけど、逆に、取らないと命が危ないから、神に頼むわけさ。
大きい魚を下さいとか、ちゃんと採れる場所を教えてくれたはずだよ。
だから、海女は神に繋がってないと出来ない仕事なのさ。
さあ、この大事な火の力を理解して、順番に壊れたバランスを修復しましょう。
そして、新しい守りの形を整えて、名古屋から大きな愛の柱を立ち上げましょう!!!
※次回へ続きます。