1. HOME
  2. ブログ
  3. ・沖縄・宮古島・伊良部島・奄美諸島
  4. 【沖縄】 伊良部島・宮古島 お礼祈り 2 大神島の神導き

【沖縄】 伊良部島・宮古島 お礼祈り 2 大神島の神導き

もうひとつ今回の「沖縄 伊良部島・宮古島の御礼祈りの旅」で起きた「神導きのドラマ」をご紹介しましょう。

 

10月1日の夕方、伊良部島のホテルに荷物を置いたあと、伊良部大橋もできたし、平良市内の三線居酒屋で島の音を聞きたくなったので出かけてみると、3件のライブ三線のお店は全て予約でいっぱい!

 

こんなことは初めてなので、あきらめかけていた時に、小さなお店の中で三線を演奏する男女の姿が見えました。

 

 

お店に入るとお客さんで一杯でしたが、偶然、座る席もあったので、隅で小さくなってライブを聞いていました。

 

メニューの裏に書かれていた文字を読むと、ご主人は東京生まれの都会からの移住組で、奥様は「大神島生まれ」と書いてあり、思わずドキドキしてしまいました。

 

 

もしかして・・・もしかして・・・

 

大神島の住人は現在36名の方が住んでいますが、神役目の人が3名、次の候補者が3名、サポートが3名いることを今年の4月に大神島のオジーに聞いていたので、もしかすると、この女性のオバーが神役目の人ならこの出会いはすごすぎる!と思いつつ、ライブが終わるのを待っていました。

 

 

テーブルを片付けながら近づいてきた奥様に、

 

「あなたは大神島生まれですよね?

もしかして、オバーが神役目ではありませんでしたか?」

 

と尋ねると・・・・

 

 

「えーーー!もしかして、吉岡さんですか???ほんと???いやっ!きゃーーー!」

 

 

と本人は喜びながら友人から「白龍の神導き」の本を紹介されてアマゾンで読み、自分が一人で向き合ってきた神に対する思いを初めて納得できた人だから、東京の勉強会へ会いに行こうかと迷っていたほど私のファンだと教えてくれました。

 

 

 

さらに、奥様はこう教えてくれました。

 

「私の父方のオバーは大神島生まれで、大神島でNo,2の神役目をしていたと聞いています。

 

私も小さい頃に何度か一緒に拝みに付いていきましたが場所も拝み方も一切教えないルールなので、どういう神役目をしていたのかわかりませんし、もう数年前に亡くなりました。」

 

 

宮古諸島の最高の神役目は「ユーのオバー」なので、その次の神役目は「ヒヌカン」か、「龍宮神」のはずです。

 

どちらにしても、すごい力を持っている神オバーですよ、すごいなあ・・・。

 

 

それにしても・・・(奥様に付いている守護を見て)

 

あなたはアマテラスの守護と言うか、アマテラスの力が後ろに付いているので、絶対、「アマテラス番」の拝みをしなければいけない時期が来るはずですよ。今、年はいくつ?

 

○○歳です。

 

そうかあ、あなたは50歳になると大神島を守る拝みをしなければいけなくなるので、それまでは修行だね。

 

今までユタや神人(かみちゅ)の誰かに拝み方やルールを教わったことはある?

 

ありません。

 

そのほうがいいよ。あなたは、誰かに何かを言われても、その人が嘘を言ってるかどうかがすぐにわかるでしょ。僕もそうだからわかります。

 

そういう人間は自分が思ったことを自分でやりながら、誰かにその確認ができればいいだけなので、お金を突っ込んで長年修行して技術を身につけるタイプの人ではないので、そのまま自分が信じる神の道を進んで下さい

 

 

 

心を開いている人には、こんな話しをポンポン初対面の人にするのも私の特徴ですが、普段はいつもこんな感じです。

 

なぜかというと、私は誰にも自分の目覚めをサポートしてもらったことがない人間だからこそ、「神の目」が目覚めるまでの苦しみがよくわかるからこそ、悩むポイントくらいはサッサと教えてしまうんです。

 

その結果、相手が神の思いを伝えたり人を導く人になって喜ばれる人になることが、先祖や神の願いでもあるからです。

 

 

実際、神の思いを100%わかるようになるまでにはものすごく辛い道のりを経験することもありますが、それはその人の魂レベル次第なので一概には言えません。

 

 

 

最後のステージが終わるとお客さんの見送りを従業員に任せて、ご主人と奥様が私の前に座ってトコトンいろんな話しがはじまりました。

 

ご主人が一人で宮古島にやってきた時のこと、奥様との出会いと結婚までのこと、ご主人のご両親も東京の家を売って宮古島に移住したこと、お母さんが昨年亡くなったのでお父さんと一緒にこのビルに住んでいること・・・連れ子のこと、二人の間に生まれた子供たちのこと・・・

 

 

心配事を全て話してくれたので、私は全てのことにアドバイスをしました。

 

 

ところで、あなたたちはこの家と店を自分たちで建てたのなら、「土地の拝み」はちゃんとやったの?

 

 

いえ、まだです・・・

 

 

「宮古島や沖縄は土地神と先祖神が強くつながっているので、きちんとやったほうがいいよ!」と伝えて、夜中まで飲みながら話し込んでいたことに気づいたので、お店を出て伊良部島へ戻りました。

 

 

 

翌日の10月2日は伊良部島のオジーと会食だったので、10月3日にもう一度、素敵な笑顔のお二人に逢いたくてライブ三線のお店 「和おん・♪」に行きました。

 

 

ライブが終わると私の席に二人が座り、あのあと二人でどんな話しをしたのか、お互いにどう思ったか話し合ったことを全て教えてくれました。

 

アドバイスをきちんと受け止めて素直にやってみる人はもっとも効果の出るタイプですし、そういう方は必ず、素直な方なので、さらにこの二人が大好きになってしまいました。

 

 

来年の四月に「地球創生のツアー」で伊良部島と宮古島に来るので、その時、この店を借し切ってもいい?と尋ねると、大歓迎ですよ!とご主人は承諾してくれました。楽しみだなあ・・・この店で仲間たちが喜ぶ顔を見れるのが・・・

 

 

ところで、「土地の祈り」の件だけど、もし、明日、時間があるなら僕がやってあげようか?と聞いてみると、お願いしますと言い、本当は頼みたかったことを教えてくれたので、翌日の準備物を教えました。

 

塩の意味、水の意味、水を取る場所、お酒の意味、そして、お母さんが昨年亡くなっているので今回だけは供物として奥様の料理を一品出してもらうことにしました。

 

この場所の土地神は「漲水御嶽(はりみずうたき)」になるので、まず、そこに挨拶してから土地の拝みをしましょうね。

 

 

 

10月4日(火)、午後1時からお父さんも一緒に「土地の拝み」が始まりました。

 

初めて「漲水御嶽(はりみずうたき)」でお父さんは拝んだそうですが、ヤマトから移り住んで島のルールや人の付き合い方がわからないからこそ、今回、一緒に拝めたことを息子さんはとても喜んでくれました。

 

 

 

 

 

土地を守る神とこの島に住んだ先祖たちにこの土地を使わせて頂く許可をとり、土地の四隅を塩、水、酒で祓ったあと、その塩水酒を持って店の奥に祀られている「ヒヌカン」へつなぎました。

 

 

「ヒヌカン」の神に塩、水、酒を繋いでから話してみると、「大神島の水と海水が欲しい」と言うので、奥様に大神島まで行ってほしいとお願いし、後日、きちんと行ってきたご報告も頂きました。

 

 

お店の3階の生活スペースに、お父さんとお母さんが大切にしているお社があるというので、お父さんの許可を得て一緒に手を合わせさせてもらい、土地の神と一緒に商売繁盛、家族健康、家族円満、ご縁あるお客様たちやご近所たちの守護たちとも仲良くお付き合い下さるようお願いさせてもらいました。

 

 

そして、昨年亡くなったお母さんのお墓も近くにあるそうなので、この土地祈りのご報告を兼ねてあとから行って下さいと伝えると、とても喜んで下さいました。

 

なぜ喜ぶかというと、宮古島の人たちは「お墓には年に一度くらいしかいかないよ!」と言われたとお父さんは、妻がいるお墓にも土地の風習を尊重して行かない優しい人だからこそ、この言葉はありがたかったようです。

 

 

沖縄の人たちのお墓と仏壇の扱いはヤマトのルールと違うことを知ったうえで、先祖を大事にする心があれば大丈夫ですよと、私は皆さんにも教えています。

 

沖縄からヤマトに住んだ人も、ヤマトから沖縄に住んだ人もたくさん会いましたが、皆さん、先祖ごとやお墓や仏壇の扱いでとても困っている現状を知っているからこそ、宮古島の先祖の思いと、ヤマトの先祖の思いがひとつになる祈りができたことを一番、山本ご夫妻が喜んでくれました。

 

夫婦仲も日に日に良くなり、本気で相手を信頼できる関係になれたとご主人が喜んでくれました。

 

 

最後に膝が悪いお父さんが、三階のお社に手を合わせた時に正座ができたことをとても喜んでいたと、あとで聞きました。

 

私とこれまで一緒に拝んだ人たちからもよくそういう話しを聞きますし、手や顔から金粉が出る人もいたので私はあまり驚きません。

 

 

本当に先祖が喜ぶような祈りができると、先祖の血肉で作られたこの肉体に痛みや苦しみを与えることなどありません。

 

体の痛みや心の迷いや人間関係が悪くなる原因が「自分の思い」であることを知らせる場合もよくありますので、そういう時は早めにプロにご相談下さい。

 

 

私が2004年から沖縄に通って人と触れ合ってきたなかでもっとも大切にしたいと思ったことがこういう「ヤマトと沖縄の架け橋」だからこそ、ブログに沖縄のルールや宮古島のルールを紹介したり、御嶽や聖地を紹介し続けてきた理由は、この土地に住むヤマトの人達が増えることはわかっていたからですし、これからも宮古島の人たちが大切にしてきた思いをヤマトの人にも学んで欲しいと願っているからです。

 

神の思いや土地の思い、そして、人間の命を最も尊いものだと伝え続けてくれる沖縄の人たちへの恩返しが、こういう形で実現したことを心からうれしく思いますし、大神島生まれの奥様に神みちの手ほどきをすることで、大神島の神々に教わった思いを恩返しできていることも私の喜びです。

 

どうぞ、宮古島を訪れた人は素敵なお二人がいる平良市内ある小さな 島唄ライブ居酒屋 「和おん・♪」へお越し下さい。

 

島唄ライブ 居酒屋  和おん・♪

オーナー 山本小太郎さん & 山本ゆかりさん

 

〒096-0012 沖縄県 宮古島市(Japan)平良字西里565-3

お問い合わせ・ご予約電話 0980-73-5275

http://miyakojimawaon.com/

http://twobig.ti-da.net/ お店のブログ

アーカイブ

Translate »