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人は、一人では生きていけない

人は、一人では生きていけない・・・


「そんなこと知ってるわい!」と言われそうですが、最近、気づいたことがあります。

人は、「誰か」が、必ず、必要なのだと。
その理由は、「人間は誰かのために一生懸命になっている時ほど喜びを感じる動物」だからです。

女性に置き換えると、女性は本能的に、「愛情をかける存在を探している動物」です。

愛情をかける相手がいることで、相手と思いのやりとりもできるし、自分勝手な思いも反省できますよね。

喧嘩になる時もあるし、言い争いになる時もあるし、怒りに任せて無視しあう時もあるかもしれません。
でも、それはそれで「向き合っている存在がいる」ということです。

世の中で、自分に誰も向き合ってくれる人がいなければ、人間は「死」を選ぶかもしれません。

もしかしたら、腹いせに、誰かを、攻撃するかもしれません。
ただ、「自分を認めて欲しいだけ」なのに、うまく表現できない人が増えたような気がします。

知らないおばちゃんに、「どうしたの?」と聞かれた時、それだけで「自分の存在価値を認められた」と感じるのが人間です。
だからやっぱり、「愛情をかける相手」は必要なのです。

愛情の反対は「無関心」と言われますが、果たしてそうでしょうか?
もっとも深い苦しさは「愛情を与える人がいないこと」だと、私は最近、つくづく思います。

ウツの人が最近、とても増えています。
私の家族や親族にも、知らずに増えていて驚きました。
共通するのは、みんな、根が真面目な人。

逆に言うと、「自分の思いを誰かに変えてもらうチャンスがなかった」くらいまっすぐな人たち。
怒られてもいいし、罵倒されてもいいし、悔しい思いをしてもいいから、自分の考え方を変えてくれる人がいるのなら、感謝しましょう。

親も、ある意味、そうだと思います。
子供の頃から親に抑えつけられて育った人は、我慢強く育つし、意地が強く、辛抱強い人が多いです。

人を抑えつける人は、必ず、誰かに押さえつけられて育ったからこそ、自分の子供や周りの人にはそうしないと決めたはずなのに、必ず、無言で、誰かを抑えつけてしまいます。

心の解放や思いの解放ができないと、人はどんどん「生きる幅」が狭くなります。

どんなに綺麗でも、どんなに能力が高くても、自分の思いを解放させないと、人間は必ず、誰かを押し潰したくなる感情が出てくるものです。

そんな自分がもし、あなたにいるのなら、誰でもいいので、「誰かのために一生懸命に尽くして御覧なさい。」

見返りを求めず、褒めてもらえなくてもいいんです。
ただ、自分が全力でやりきる相手がいることに感謝して下さい。
今、そういう相手がいない人が多すぎると思います。

子育てを終えたお母さんたちが、手に余す「愛情の矛先」も同じです。
夫にも向けられず、子供にも向けられない・・・
誰かのために、もっと真剣に「自分の力」を発揮して下さい。

生きている間に、「見返り」なんて求めない方が楽ですよ。
子供は、親のいう通りには生きないし、他人も、夫も、同じです。

だから、自分の愛情をかけられる相手を見つけて下さい。
自分が好きに生きるためにも、大事な人たちや家族を守るためにも、あなた自身が愛情を出す喜びを忘れてはいけないのです。

僕は、永く沖縄に通って沖縄のオバーたちが、なぜ、元気かわかったんです。

たくさんの人たちに、「オバー、オバー」と呼ばれて生きていれば、ボケる暇もなくなります。
でも、最近の沖縄は少し忙しすぎて、本土と同じように、ウツになり、ボケる年寄りが増えているので施設や病院がいっぱいです。

一生、自分勝手に生きたい男たち」は、人に認められるのも嬉しいですが、実は、心の中では「社会に認めて欲しくて」一生懸命に生きているんです。

なぜ、社会に認められようと頑張るのかって?
それは、お母さんに、「よくやったね!」と言われたいだけなんです。
社会の人に迷惑をかけて生きた人たちも同じで、親に自分を見て欲しくて、一生懸命、社会に自分をぶつけてるだけなんです。

女性の皆さん、男はね、ただ自分のエネルギーをぶつけて、その全てを受け止めて欲しくて頑張ってる動物なので、偉そうにしていても、そうなんだとわかってあげて下さい。

本能的に言えば、射精した自分のエネルギーを全て受け止めてくれる女を、もっともいい女だと思う「単純動物」です。
だから、女性と違って、たくさんのいろんな思いを男は本能的に受け止められません。

根底が、子供で、単純で、純粋で、バカだからこそ、家族を守るために死ねるし、朝から晩まで働けるんですよ。

そのバカな男たちを上手に生かして、社会に貢献できる人に育てるのも、「女の仕事」なんです。
夫でも、子供でも、誰かさんでも、同じです。

だから、女性の皆さん、どうぞ、自分が持っている愛情を全開で出せる人や対象を見つけて下さい。

私は死ぬまで愛情をかけ続けて生きた」と言える対象がいることこそ、幸せな人生だと私は思います。

最近、亡くなった樹木希林さんも、そういう生き方をした人だと思います。

2019年から皆さんが本気の愛情をかけられる新しい活動を始めますので、どうぞ、よろしくお願いいたしします。

 

 

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