【霊視】「ヴィーナスの誕生」の本当の意味
イタリアの画家サンドロ・ボッティチェッリの作品 「ヴィーナスの誕生」
1445年~1510年を絵画の世界では、「ルネサンス期」と呼ばれています。
私が今日、みなさんへお伝えたいことは、ビーナスの感情に気づいて欲しいのです。
それが、今の女性たちの「魂の目覚め」に関係しているからです。
この絵は、「神の世界」を表現しながらも、実は、現実風刺をしているのです。
ヴィーナスの右側にいるのは、従女であり、右側の男女は、実は、神が人間の思いを風刺している絵なのです。
左側にいる神の男が、ヴィーナスになぜ、息を吹きかけているのでしょうか・・・
その理由をあなたはわかるでしょうか?
彼は、横に女を一人捕まえているのに、さらに、ヴィーナスを手に入れようとしている”愚かな男たち”を風刺しているのです。
そして、その男に抱かれた女の目は、実は、ヴィーナスを蔑んでいる目なのです。
人間の限りない欲望と嫉妬、妬みの愚かさを表現しています。
男を手に入れていない女性たちの醜い争い心を表現している、もっともこの時代を表した絵と言えます。
でも、今の時代もあまり人間は変わっていません。
この絵のテーマは、「ヴィーナスの表情」がポイントなのです。
彼女は、純粋無垢な処女であり、そして、聖なる女として”神扱い(特別扱い)”されたことを悩んでいるのが、ヴィーナスの表情を見てもよくわかります。
私は昔、この当時のヴィーナスの魂に、思いを聞きに行ったことがあります。
ヴィーナスは、悩みながらも、「これが私の役目なのですね」と語りました。
個人の思いとは別に、”他人に思われる苦しみ”を表現している絵なのです。
あなたは、この絵を見て、どこに惹かれているのか、よく自分と比べて考えて欲しいのです。
●どの女性の目線で共感しているのか?
●どの女性の目線が嫌なのかが重要な今世の学びになっているからです。
500年以上前から「人間の悩みの愚かさ」が変わっていないことの愚かさを作者は表現していることに気づいて下さい。
そして、あなたの執着心や依存心が、他人を苦しめ、人を陥れる思いまであることにも気づいて下さい。
今の自分がどの段階の学びをしているかに気づく、大切なメッセージを伝えている絵なのです。
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