止まっている人は過去をうらやむ。進んでいる人は未来を非望する。
「心が止まっている人」は、ふとした時に過去のことを思い出す時が多いと思います。
過去に経験した「あの時は良かったなあ・・」とか、「あの時に戻りたいなあ」とか思っているあなたは、もう心が止まっているので、目の前にある良いものさえ見つけられません。
※この状態を「過去をうらやむ」と言います。
反対に、いつも先の不安や迷いを抱えている人は、もう意識は「未来」に行っていますので、実は、心は進んでいるのです。
だから大丈夫!
あなたは必ず、良いことがこれから次々に起き始めます!
ただ、他人や家族にに非難されることを恐れないで下さい。
あなたを非難する人たちは、自分が勇気を出してチャレンジした経験がない人や、チャレンジして失敗した人なのです。
つまり、失敗した「過去脳」で言葉を話しているだけなのです。
※「非望」という字の意味は、「身のほどをわきまえない(けしからぬ)望み」とあります。
良いではないですか!
過去の人たちが「けしからん!」と言う時ほど、新しい物事が始まるのです。
爆発ヒットの新商品を次々に出す「アイリスオーヤマ」の会長(元社長)は、商品採用決定の「月曜会議」で次のように述べていました。
社長「この商品を世の中に出そうと思うけど、どう思う?」
役員全員「社長、そんなものは絶対に売れませんよ!過去にも同じようなもので失敗しました。投資コストも大変なので絶対にやめて下さい!」
社長「役員全員が反対か?」
役員「全員一致で反対です!」
社長「わかった、じゃあ、この商品の発売は決定する!
お前たちの言うことは過去の話ばっかりだから、お前たちが否定するということは、世の中にまだないニーズを引き出すはずだ。だから、商品化決定だ!」
こうして、アイリスオーヤマは現在も急成長を続けているのです。