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【政治経済】ハマコーと田中角栄の闇会談

昭和の時代、日本の政治家に「ハマコー」呼ばれた男がいたことをご存知でしょうか?

 

本名:浜名幸一(1928年-2012年)

自由民主党の衆議院議員として通算7回の当選をしながらも、一度も重要なポストにつかずに、常に、本音で国民の代表として真っ正直な意見を議員たちにぶつけていた一匹狼の議員がいました。

・・・・・

私が小学生の頃、テレビの国会中継を見ていると、当時の総理大臣 田中角栄に向かって、ボロクソに言いながら、お前は間違っている!日本をアメリカに売り渡すのか!と暴言を国会中継で発言していました。

通常、自民党を非難するのは、社会党か共産党ですが、

 

「お前たちの追求は甘い!

お前たちの発言時間を俺によこせ!

お前たちの言い足りない分を俺が代弁して、田中角栄を糾弾してやる!」

と言い、実際に、自分の発言時間では言い足らず、社会党のある議員のマイクを取り上げて、この借りはいつか返してやる!と言ってから、ボロクソに田中角栄総理を糾弾しました。

 

自民党からも煙たがられたハマコーは、裏金を一切、貰わない議員として有名で、間違ってハマコーに裏金を渡した議員の名前と金額を国会中継で口にして、

「彼は決して、裏金のつもりではないと私は思う。

だって、私はこれまで自民党からも社会党からも、共産党からも裏金はもらっていない。

もらったのは、表金だけだ!」

と言ってしまう議員なので、マスコミも、どの政治家も、ハマコーだけは敵に回してはいけないと通達が回ったほどの男でした。

・・・・・

小学3年生の私は、漫画やドラマより、あまりに国会中継が面白かったので、毎日、国会中継の時間を楽しみに見ていました。

儀礼的な質疑の時は、質問するほうも答えるほうも、官僚たちが作った紙に書かれた文字を読むだけなので全く面白くありませんが、ハマコーがしゃべった時と、「田中角栄」がしゃべった時は、言葉に一切の裏がなく、本気の本音で喋っていたので、私が信じられた政治家は、この二人だけでした。

 

田中角栄(1918年ー1993年)

誰が見ても仲が悪いと見えますし、マスコミやNHKも何度かテレビで二人の対談番組を申し込んでも、全て断るほど、表の世界の人たちは、二人が仲良しなんて誰も思っていませんでした。

でも、私はこれだけ本気で本音の男たちが国会議員でいるうえに、言っていることに嘘がなく、どちらもやり方は違うけど、日本の将来を考えて本気で言葉にしていた二人だったので、興味にそそられて、つい、二人の心の中を霊視してしまいました。

 

見えた映像は、とあるお座敷に、田中角栄と二人の若い秘書が座っている風景が見えて、テーブルの向かいには、まだ誰も来ていない風景でした。

そこへ、汗だくになったハマコーがやってきて、開口一番、こう言い放ちました。

ハマコー:いやあ、田中先生、すいません。時間に遅れるなんて、本当に、俺、バカなんです。

先日、うちの秘書から「田中角栄総理が二人だけで会いたい」と言っていますが、どうしますか?と聞かれた時、最初は嘘だと思いました。

でも、俺、本当は田中先生を尊敬してるんです。

でも、どう考えても、あなたのやり方だとこの日本の未来に希望は感じないので、正直にいつも発言させてもらっています。

・・・・・・・・あ!

そんなことより、今日、この大事な座敷に遅れた言い訳をさせて下さい。

俺、今、女のところからタクシーを飛ばしてきたんです。

本当は、余裕を持って早めに自分の事務所を出たんですが、どうしても緊張してきたので、女のマンションに立ち寄ってションベンをして、そこに俺の女がいたので、一発やってしまったんです。

そうしたら気が抜けて、一眠りしてしまい、慌てて起きて、タクシーで飛ばして、今、やっと辿り着きました。

こんな私ですが、まだ私と話をしていただけますか?

田中角栄:面白い!!その話、わしのこれからのジョークに使えるぞ!ありがたい!さあ、飲め!

ハマコー:ところで、角栄先生は、女は何人いるんですか?

私は、3人囲っていますが、結構、大変なんです。

何か、コツなどありましたら、教えて下さい!

 

田中角栄:俺か?俺の女は5人いる。でもそれ以外に、いつでも会える女は10人いる。

だから教えてやるが、女と上手くやろうなんて、考えるな!

男はな、女の言い分に合わせてはいかんのだ。

女が嫌がることでも気にせず、いくらでも好き勝手にやりなさい。

でもな、ひとつだけコツがあるとしたら、嘘をつかんことだ!

 

どんな嘘でも女にはバレるから、怒られようが、どつかれようが、嘘はいかん!

最後まで、正直に言い張れ!

俺も自分の女に、「お前以外に10名女はいるが、それでも良いか!?」と言って、それでも良いと言った女だけは食わせてやっている。あとの女は、バックアップ要員だ!

お前も、それくらい大きな男になって、もっとたくさんの女を囲え!

 

女たちはな、田舎の貧乏育ちが多いから、俺たちが稼いで一人でも多くの女を食わせれば、その両親も家族親族も、飯が食えるってもんだ。

俺たちは、政治家だ!

そう、この国を動かしている張本人なんだ!

だから、どんなことでも嘘がなく、本気で向き合えば、絶対にわかってくれる人間は、必ず、いるものだ!

俺が今日、お前に会いたいと思った理由は、俺と同じ人間だと思ったからだ。

でも、お前の馬鹿さは、俺の馬鹿さを抜いてるわ! わ!は!は!

 

ハマコー:いやあ、さすがですね、俺は3人の女でも手一杯だからうまくやるコツを聞きたかったのに、10人ですか・・・。

それ以上にバックアップ要員もいるとは・・・、参りました!

 

田中角栄:お前よ、まず、酒を飲め!そして、これだけは覚えておいてくれ!

俺はいつか、この国を去るか、命を取られるか、政治家を追われるのはわかっている。

でも、お前に会って、この前の国会答弁を聞いて、お前にかけることにした。

俺とお前は、これからも正々堂々と戦おうじゃないか!

この国を本気で大事に思っているのは、俺たち二人だけだからな。

あとの政治家は、もともと金持ちに生まれた人間か、そのブレーンしか政治家にはなっておらん!

つまり、貧乏人生まれの政治家は、俺たちだけだってことだ!

だからこそ、俺たちは日本の多くの貧乏人の思いを代弁してやらにゃいかんのだ!

だから、気を抜くなよ!

俺たち国会議員は、他の政治家も、ヤクザも、金融マンも、官僚たちも、銀行マンも、全員が俺たちの命を狙っているからな!

俺たちがミスするのを待って、すぐにその利権を奪おうとするのが、奴らなんだ!

だから、嘘つきの政治家の中で、俺たち二人くらいは死ぬまで真っ正直で行こうな!よろしく頼むぞ!

 

ハマコー:(涙まじりで)・・・・やはり、田中先生のほうが俺より、2枚も、3枚も上手なのはわかっていたけど・・・参りました。

だからこそ、今後も徹底的に、糾弾させてもらいます!よろしいでしょうか!

 

田中角栄:おー!いいぞ、もっと激しくやれ!

今、国民はな、俺たち議員の馬鹿な国会中継を見て飽き飽きしてるんだ。

この前、町の食堂に普段着で行ったら、誰も俺が内閣総理大臣とは知らずに、録画の国会中継をみながらボロクソに言ってたんだ。

それが、庶民の本音よ!頭にきたぜ!

だからよ、俺たちで、もっと国会中継を面白くして、民間の番組より視聴率を取ろうぜと、今、社会党と共産党の代表に伝えておいたところだ。

政治家はなあ、国民に支持されなければ、死んだも同然なんだ。

文句言われてなんぼさ!国会議員なんてな!

マスコミに叩かれて、なんぼなんだぞ!

決して、ひるむなよ!

 

ハマコー:先生、俺も絶対にひるむことはありませんが、お願いがあります。

日本を救うと思って、このハマコーをもう一皮、むける男にするために、先生の女を一人、もらえませんか?

きっと、田中先生の女になっている女は、俺の3人の女とは違うと思うので、女勉強のつもりで、一人いただきたいです!お願いします!

 

田中角栄:お前に一人やるくらいは簡単だ。

俺が、お前のところに行け!と言えば、喜んで皆んな、いくだろう!

ただしな、一人一人の女にも、家族がおる。

親が働けない奴もいるし、夫が死んで一人で子供を育ててる女もいる。

その子供たちも全員、俺が授業料を払って学校へ行かせてやっている。

どの女でもいいが、一人の女をもらうってことは、その女の家族も一生、暮らしていける金と度量を持っているということだか、お前は一人の女と家族のために、いくら出せる?

 

ハマコー:女の家族、全員ですか・・・。

考えたことないなあ・・・。せいぜい、店を持たせてやるくらいしか・・・。

 

田中角栄:それじゃあ、足りんのだ。今、戦後のこの時代を生き抜くには、金がいるんじゃ。

お前の言い分もよくわかるが、今は、日本全国の貧乏人に飯を食わせないといかん時代なんだ。

だから、俺は、「日本列島改造論」を世の中に出したのじゃ。

もともと日本人は勤勉はいいが、ずる賢しこくないので、欧米諸国との貿易でも、いつも負け戦さばかりなんじゃ。歴史を調べれば、わかることだがな。

だからこそ、戦争で負けたこの国の土地を、世界に買ってもらわんと、物もない、金もない、技術があっても物を作る工具さえも今はない時代じゃ。

だから、まず、外貨を稼ぐんじゃ!

希望的な発言は、そのあとでお前がやれ!

俺は戦後の日本人を、もう一度、立ち上がらせるために政治家になったんだ。

戦争で死ねなかった分、俺は、この政治家として死んでやる覚悟で立候補したんだ。

鞄持ちの時代に、経済も、人のつながりも、裏の裏も全ても知ったからこそ、表の経済を大きくしなければ日本は一生、奴隷のようにアメリカの植民地になってしまうんだ。

だから、お前も本気で俺にハムかってこい!

それが日本人を奮い立たせるエネルギーになるんだ!

頼むぞ!ハマコー!!!

 

ハマコーは、想像以上に田中角栄という人間が大きすぎて、ただただ、涙が出て止まらなかったとあとで教えてくれました。

田中角栄の最後は、みなさんもご存知だと思いますが、もし、戦後の昭和に、田中角栄という政治家がいなければ、現在の日本はありません。

ハマコーもいなければ、あそこまで国の動きがわかる国会中継を見る一般庶民はいませんでした。

誰もが、今日の国会はいい話をしていたとか、あの議員は馬鹿だとか、ちゃんと政治家の話を聞いていた時代でした。

表で戦っているように見せながらも、同じ、愛国心があるハマコーと田中角栄の対談が闇で行われたことさえ、絶対に、わからないように、馴染みの料亭の女将さんの自宅で、この対談は行われました。

本気で、日本の未来を考えていた人間がいたからこそ、どうぞ、あなたも本気で日本の未来を考えて正直に生きれるような子供たちを育てて下さい。

結果だけで、ものごとの良し悪しを判断するような馬鹿な人間に育てないで下さい。

私がこの対談を世の中に出すまでには、ハマコーと田中角栄の両方の人が亡くなって、その二人を支えた影の実力者たちの力が消えてからでないと、真実は公開できないからこそ、今日まで公開はできませんでした。

本気で、日本の未来を考えている大人たちがいるのなら、どうぞ、自分にできることをして下さい!

この話が真実でも、作り物でも、関係ありません。

私は神に、「真実しか伝えない」と契約しておりますので、あとはあなたが信じるかどうかだけですし、問題は、あなたの行動そのものなのです。

 

今日の内容が、日本を導く大事な人たちの目覚めるキッカケになりますことを心から祈ります。

 

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