頑張っても結果が出ない人は「中庸」にいないだけ。
今も昔も、自分の夢や目標を達成したい人は、いろんな先輩や成功者の話をたくさん聞いたり、調べたりすると思います。
私も37歳で自営業を始めた時、「サラリーマン脳」では自営業はできないので、「経営者脳」にするために成功者のセミナーをたくさん聞きに行きました。
でも、わかったことがあります。
その成功者のスピーチは、「自分の成功パターン」を話しているだけなので、誰にでも通用することを教えているわけじゃないってことを・・・。
では、どうするか?
私は本質的に、「自分一人で頑張る性格」なので、他人に力を借りることが苦手でした。
この世で成功したければ・・・、
自分の目標を達成したければ・・・、
自分のこだわりよりも「成功」にこだわれ!
というゲストスピーカーのフレーズを思い出し、また、自分のこだわりに向き合って、もがき苦しみました。
いくら寝ないで頑張っても、一円にもならない最悪な時期を1ヶ月間も経過すると、普通は自分のやってることを否定し始めます。
自分が悪いんじゃないか?
自分の何かが間違っているんじゃないか?
正解は、どこか他にあるのに、まだ自分が気づいていないんじゃないか?
そう思うと、また、一人でもがき苦しみながら、また一人で頑張ろうとしてしまいます。
そんなある時、自分が達成したい目標を先に経験した女性に会う機会がありました。
すぐに、成功のコツを質問しましたが、その女性はこう言いました。
私の成功過程の経験が、あなたの成功につながるかどうかわかりませんが、今日だけはお話しします。
あなたには、何か、言わなければいけない気がするし、自分のためにもなると、今、感じているからです。
実は私は、自分の成功を信じていない人間でした。
そんなすごい結果に、自分がなれるとは思ってもみませんでした。
でも、「できないの?本当に、できないの?」と自分に何度も聞くと、『できないことはない!』と自分の心の中の声が聞こえてきたんです。
だから、誰にも言わず、一人でコツコツ、猛ダッシュで結果が出るように努力しました。
結果的に、1ヶ月で目標は達成したので、今は、次の目標を探しています。
私、あまり、お金に興味がないので、何か違う目標に変えようと思っているところに、あなたと出会ったので、話をしてみたくなったのです。
こんな話で、よろしいでしょうか?
わかりました、ありがとうございます。
自分も同じことで悩んで、この仕事を本気でやると決めましたが、「成功」という言葉にピンとこないし、年収数千万円稼げる!というフレーズにも、興味はありませんでした。
人間にとってお金は大事ですが、お金だけを目標にすると、大事なことを間違える気がしたので、自分の中でいつも葛藤していたのです。
そうですよね、私も30代のOLで年収800万円を稼いだ時に、もうお金はいいかなって思いました。
だって、そのために、異性との付き合いも諦め、転勤を受け入れ、あちこち移住者のように動き回っているので、「寝なし草」みたいな自分が嫌になったんです。
誰か、私を一生、食べさせてくれる人はいないかなあ?
仕事以上に、尽くす女なのに・・・。
確かに綺麗で、仕事もできる女性でしたが、人間としては私と同じレベルの学び中なので共感できました。
「人間が生きる喜び」って、何だと思いますか?
一生をかけて生きる中で、喜びは変わってもいいものですかね?
なぜ、私に質問するのかわかりませんでしたが、私は初めて会った人から、他人に絶対に話さないことをベラベラ話しだす人たちをたくさん見てきたので、こういう質問にも慣れていたのでお応えしました。
人間は、いづれは死にます。
でも、「死」を目標に生きているわけではありません。
では、「生」とは何か?
それは、「お互い様」なのです。
子供の頃に、大地に生えている植物さんと話した時、今のあなたと同じ質問をしました。
小学1年生の頃だったかな・・・。
植物の葉っぱさんは、答えてくれませんでしたが、植物の「根っこ」さんが、教えてくれました。
俺はなあ、生きるって意味は、考えたことはないぞ!
俺(植物)も、周りの草木も、鳥も、魚も、人間も、本当はみんな、「生かされているんだぞ!」
そこには、自分の意志などないからこそ、自分が自分を問うような質問はするな!
それは、「生」を疑っているのと、同じだぞ!
「生」を疑うってことは、「死」だぞ。
理由がわからなくても「生」を受け入れ、「死を尊ぶ」ってわかるか?
つまりな、いくら悩んでもいいが、決して、自分が満足する答えはでないので、自分以外の全ての存在のおかげで生かされていることに感謝しろよ!
そうしなければ、お前も感謝されないし、一生、生きることを喜びにはできないぞ!
俺が教えられることは、ここまでだ!
あとは、「木」でも、「花」でも、「鳥」でも、動物たちでにでも聞いてみろよ。
きっと、みんな同じことを言うと思うな。
俺たち自然界に生きているものたち全ては、自分を問うことを許されていないんだ。
だって、自分を問い始めると、命のつながりが切れるんだぞ!
最近の人間は、子供を産まないだろう・・・・。
それがどういう意味かわからない人間が多いのが、おかしいと思わないか?
なぜ、人間に男女があるのか?
なぜ、性行為が必要なのか?
なぜ、子供が必要なのか?
全く人間は、俺たち自然界から見ても、愚かだと思うぞ!
私は子供の頃に、自然界たちと対話したこの話を彼女にそのまま伝えました。
すると、彼女は、突然、私のほうを向いて、こう言いました。
私、結婚して子供を産みます!
順番を間違っていたことに、今、気づきました。
私は、まず、自分が生き残れるように・・・、親に迷惑をかけないようにと、必死に仕事をしてお金を稼ぎ、それから大好きな男に出会って結婚して子供を産み、幸せな家庭を作るのが正しいと思いこんでいたので、ここまで独身でした。(38歳独身)
でも、今、吹っ切れました!
生き方を変えます!
まず、セックスします!
次に、子供を産みます!
次に、子供を育てるためのお金を稼ぎながら、子育てします!
「子種」をくれた男が一生、一緒にいてくれるかどうかわかりませんので、そこにはこだわらないことにします。
もう一人、子供が欲しくなったら、次の男の「種」を子宮に入れます。
そうやって次々に産まないと、私の体には、時間がないのです。
40歳で子供を産むのは辛いと先輩から聞いているので、すぐに子供を産みます!
だから、あなたの「子種」を私にいただけませんか?
ものすごくふっ切れた女性なので、私の左脳的なアドバイスは聞かないと思ったので、一つだけお願いしました。
あのね、「子供を欲しいから子種を下さい」って男に言って、喜ぶ男はいませんよ!
あなたみたいに綺麗で、頭も良いなら、もう少し会話を上手になりましょうね。
男はね、「お願い」されると弱いんです。
だから、「一人で寂しいからセックスして下さい」と言われて、断る男はいませんよ。
私、寂しくなんかありませんよ!
だ!か!ら!
あなたの思いだけでは子供はできないので、男があなたを抱いてくれて、子供の父親になるためには、段階があるので、順番に男と話して自分の気持ちをわかってもらって下さい。
男はね、「最初に覚悟する動物」なんです。
女性のように、全体的な感覚で、物事を大きく包み込む感情は持ち合わせていないので、それを男に求めるのはやめて下さいね。
あなたに今、大事なことは、子供を産むこと。
そして、その子供が喜びで生きれるような「環境」を与えてあげることです。
どうせ、生まれた子供も18歳までには「親離れ」しますので、その時は、また”悩ましいあなた”に戻るはずです。
そういう時は、また、私みたいに、適切なアドバイスをくれる人に出会って下さい。
あなたなら、絶対に幸せになるし、子供もたくさん産めますよ!
人生をうまく乗り切るコツは、一方的に、ものごとを考えないことです。
自分の思いが「A」ならば、周りには必ず、反対意見の「B」の人がいるものです。
だから、自分一人でできないことを達成するには、周りの人たちにお願いして「力」を借りて下さい。
そのあと、目標が達成したら、今度は、あなたが周りの人に教えてもらった「恩や知恵」を返してあげる人になって下さい。
今日は、私が質問したはずなのに、あなたにこういう話を話す役目みたいです。
きっと、いつか、あなたが自分で気づいて、この「恩返し」の時期がやってくることを信じてお話ししています。
あなたから私に「恩返し」ではなく、今、これから出会う人たちに「恩返し」して下さいね。
そのことを私は「自然界」から学びました。
どうか、たまには自然界の中へ行って、ゆっくり木々や葉っぱたちと対話して下さい。
今日は、本当に、ありがとうございます。
自然界の存在たちは、常に、「中庸」で物事を考えて生き、そして、死んでいます。どうか、そこから、大切なことを学んで下さい。
▶️自然界の存在たちから学べる「自然神学」をどうぞ、こちらから学んで下さい。
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