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【家庭教育】政治・経済・権力と、家庭教育の問題

女性の皆様は、あまり、「政治・経済・権力」に興味は無いと思いますが、家の中に置き換えて、わかりやすく言い換えてみましょう。

 

●家の中のルールを決める人(政治力)

●家族の家計の決定権を持っている人(経済力)

●その両方の力を持っている人(権力)

 

現在のどこのご家庭でも、「表」はご主人を立てて威張らせておいて、「裏」では「実力支配」している奥様たちが多いことは、私はよく知っています(^^)

 

家庭の中の「政治・経済・権力」は、女性がもともと持っていた力を使って、男たちに毎日、朝から晩まで強制的に働かせる義務を教えたことで、「女性たちだけの自由な時間」を確保することができたのが、20世紀の賢い「専業主婦」たちの男性コントロールの実態でした。

だから賢い主婦たちは、ウーマンリブ運動や女性の人権を主張するバカな女たちが、大嫌いでした。男性を悪者にすると、やる気が無くなるので、鬱や引きこもりになって面倒臭い亭主になることをお母さんたちは、よく知っていたのです。

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しかし、21世紀になると、世界の先進国の流れは、女性にも政治に参加させて、バリバリ男以上に働いて稼がせておきながら、男と同じミスをすると男の何倍も厳しく扱われる実態を隠しながら、政治の表舞台で「女性の活躍を美化」することで、女性を大事にしているパフォーマンスを世界に見せて演じさせていますが、実際の「実務」に女性はほとんど発言力がないことが実態です。

 

つまり、「女性の社会進出、女性の社会的価値の向上を目指す」という言葉の裏側には、女性たちが守っていた「亭主元気で留守がいい」の女性の「裏の権利」を表に出して奪うことが目的だと気づいている人は、どれくらいいるでしょうか?

 

残念ながら、そこに気づいていない40代、50代のお母さんたちが多いため、娘たちに、男と同じ大学へ通わせ、良い会社に入って、良きパートナーを見つけなさいという、「自分達の過去の理想」を子供たちに押し付けたがる親が多いのが実態です。

 

「男女同権」で男と同じ職場で働くと、女性はどれほど厳しく扱われるかを知らないお母さんたちは、娘がどんどん男化していくのを見守りながら、結婚しない、子供を産まないと言っている娘たちの気持ちが一切、わかっていません。

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40代、50代のお母さんたちが20歳だった頃の時代は、バブルが弾けたあとの完全な「デフレ世代」でした。

つまり、「夫の給与」だけでは足りないから、誰もが「夫婦共働きを良い」とした時代です。

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子供たちに苦労させまいと頑張って働いた「団塊世代」の親御さんたちの気持ちとは裏腹に、今、その子供たちも、「親子の幸せの価値観の違い」に悩んでいるのは同じなのです。

40歳を過ぎても、結婚せず、子供を欲しがる女性たちにしたのは、誰の責任なのでしょうか?

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男と対等に意見を言いあい、「女性の権利」を主張するバカな女性たちが増えた理由は、完全にアメリカ包囲網の影響で、男と同じように「自由と平等」を主張する女性が社会に増えた反面、「女性としての責任」を教える大人や親がいなくなったことが原因なのです。

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女性としての喜びを知らず、「社会で守られる母親の地位」をみすみす自分で捨ててしまった40代以降の女性たちの今後は、「親の介護」と「独居老人」の自分の未来しか残っていません。

世代を超えて、先祖から大事にしてきた生き方や「価値観」を学んでいない世代と言えるでしょう。

 

戦後、日本にアメリカ人の「個人主義」が入ってきたため、家族の中でも自分勝手な子供たちが増えて親子の付き合いがうまくできず、同じ問題を抱えている親たちは多いはずなのに、自分が住んでいる家の周りに相談できる先輩が、誰もいないのが現状です。

なぜ、そうなったのかというと、「経済」、つまり、預金残高と、資産をいくら持っているかを最も大事にしたのが「団塊世代」の親たちだからこそ、親が必死に溜めたお金は欲しいけど、土地や建物の「資産」には興味がない子供たちがたくさんいるため、親の思いを大事にしたい子供たちが少ないからです。

親が住んでいた「土地や資産」を手放すという意味は、親や先祖が大事にしていたお墓、御嶽、神社・仏閣を大事にしないと言う意味につながり、一度、都会へ出てUターンやIターンで戻る比率は30%に満たないため、日本全国の田舎はどんどん過疎化が進んでいます。

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「コロナチャンス」と言う言葉は、2020年から私が言い始めましたが、その「発想」になればいくらでも可能性はあるのですが、あなたに「新しい発想」はありますか?

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今後に必要な考えるべきことを列記しますので、確認して下さい。

まず、あなたの家族に必要な「経済力」は、いくらあれば良いのか?

子供にそれだけ高いお金をかけて大学に行かせる「理由」が本当にあるのか?

子供の「塾代」に、それだけのお金をかける「価値」が本当にあるのか?

学校、塾と「子供の遊び時間」を奪った生活をさせた子供たちに、親は勉強以外に、何を教えたのでしょうか?

辛い時に、「生き抜く方法」は教えていますか?

辛い時に、「支え合う仲間」の作り方は教えましたか?

苦しい時に、相談できる「家族以外の人」が何人いるか知っていますか?

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団塊世代は人数が多いため、世の中全体が「戦いの時代」だったので、家族を大事に教え導く価値観や時間がなかったため、どうやって新しい人間関係を作るのかを知らない世代でもあるのです。

親族同士が仲が良くない、付き合いが無い、近所人とも余計な付き合いはしない・・・など、自分の家の収入だけを大事にした生き方をした人たちの子供は、全く同じ価値観しか持っていませんし、自分で切り開く開拓者精神も育っていないため、すぐに自滅する人たちが多過ぎます。

 

団塊世代の人たちは、全てが「経済力」を中心に生き抜いた時代だし、どんなに仲が良い会社の同僚であっても、戦って、蹴落とさないと「一番にはなれない時代」だからこそ、「勝ち組、負け組」と言う言葉が生まれた時代ですし、多くの人は「負け組」になってしまったので、誰も自分が頑張った時代の「自慢」はしない人が多いのです。

 

「勝ち組、負け組」の価値観で育てられた「団塊ジュニア」の子供たちが親になって教えられることは同じですので、子供たちは「勝ち組、負け組」の発想しかできない子供がたくさんいるため、その結果、最も心が敏感な「中学生の自殺」が増え続けているのです。

 

他人の責任は追求するくせに、「自分の責任を認めようとしない」のも、団塊ジュニアの特徴です!

 

国も子供たちの自殺者の数を減らす対策をしていますが、学校の先生たちは「子供の問題に入ってはいけないルール」があり、見てみぬふりをしないと学校の責任にされてしまうので、子供が自殺してもただお詫びするしかできない時代になってしまったのが現状です。

では、誰が子供たちの自殺を止められるのでしょうか?

これも全て「政治・経済・権力」だけに集中した日本の経済発展の弊害なのです。

「政治・経済・権力」の、表と裏の力の「本当の意味」を知っている人は、誰もこの力に対抗することはできないことを学んでいます。

だからどうか、「新しい創造」が得意な女性たちは、「新しい価値観で生きる意味」を自分で再構築して、他人の子供や孫たちが希望を持てる日本の国にしていく努力をしましょう!

 

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