1. HOME
  2. ブログ
  3. ◆真実を学べる「神仏心大学」
  4. 3・6・9(ミロク)の御霊上げ

3・6・9(ミロク)の御霊上げ

毎日のように、現実に目に見えて、「霊」が家にやってきて悩んでる人の対応をしたことがありますので、霊能者や霊媒師と呼ばれる人たちのために、私の体験談をご紹介しましょう。

ただし、これはいわゆるスピリチュアルな人や宗教家ではわからないし、できないことなので、「生まれつき、見える聞こえる人たち」のためのアドバイスです。

・・・・・・・・・・・・・

あるスジの男の人が昔、深く仕事上の関係を持った人が、突然、車にひかれて亡くなったと電話があり、その夜から毎日、同じ時刻(丑三つ時)に姿が見えるようになったそうです。

どんなお経を唱えても、祈祷師を頼んでも、神道の神主にお祓いをしてもらっても、同じ人の霊魂がやってくるので、私の知人を通して依頼がきました。

「ある筋」の人だったので、普通のカタギの人は近寄らない人ですが、信頼がおける若者からのお願いだったので、その人の家に行き、相談に乗りました。

車を止めると、「お前は誰だ!」と怖い顔をした舎弟に脅されるし、大きなドーベルマンは吠えているし、玄関に胡蝶蘭は5鉢あるし、奥の部屋の中には、30鉢以上の胡蝶蘭がずらっと並んでいるお宅でした。

30畳ほどもあるとても大きなリビングのソファーで、相談者から話を聞いている時に、突然、「あ!奴だ!」と声を上げたほど、リアルに目に見えたそうですが、私は子供の頃に「二度と霊の姿は見ない!」と決めたので、私の目には見えていませんでした。

でも、体の左半身が冷たくなってきたので、「霊が来てる」とわかったので、見えている相談者にどんな表情をしているかを聞きました。

今はな、何か困った顔をしているので、いつもと違う。

 

これは、先生が来ているので、きっと、手を出せないんじゃないかな?

まあ、そうだと思いますが、何か言いたいことがあるのか聞いて下さい。

俺は、霊と話はできないぞ!

 

先生が、直接、話してくれよ!

僕は「意識」だけで話せますが、話すキッカケはあなたなので、「何か言いたいことはあるか?」と聞いて下さい。

 

ただ、心の中で思えば、彼には聞こえます。

そうか、じゃあ、そう思ってみるわ。

一人で目を瞑り、心の中で聞いたようで、すぐにその「霊の声」が聞こえました。

何か、聞いて欲しいことがあるみたいですよ。

 

ここじゃあ、何なので、下の仏壇の前に行きましょう。

 

そう、彼に伝えて下さい。

奥様と相談者と私の三人で、仏壇のある一階に行くと、大きなお母さんを祀った仏壇があったので、私はその仏壇の前に座り、ローソクに火を灯し、線香を3本立てて、じっと待ちました。

すると、相談者が・・・・。

あ!声が聞こえる!!

 

これは、奴の声だ!間違いない!

 

先生、このあと、どうすればいいんだい?

彼が何を言いたいのか、具体的に聞いて下さい。

 

やって欲しいことで、できることは、すぐにやると伝えて下さい。

おい!お前!何をしたいんだよ!

 

いつも俺の枕元に立ちやがって、もう、うんざりなんだよ!

〇〇さん、そういう言葉使いじゃ、彼も話しづらいので、ゆっくり子供にお願いするように言って下さい。

先生!俺、子供の頃から他人に頭を下げることも、お願いすることも大嫌いな人間なので、できません!

 

先生が直接、やってくれよ!!!!

わかりました。

 

でも、あなたから、私がどういう人なのかを彼に話してあげて下さい。

 

そうじゃないと、僕の言うことを「聞く耳がない」と思いますので・・・。

わかった、先生の言うとおりに言ってみるわ!

・・・・・・・・・・・・・・

霊魂の彼」が私を受け入れてくれたみたいで、彼の声が私に向けて話を始めました。

・・・・・・・・・・

俺よお、あの時の事故で、死ぬなんて思ってなかったのさ。

 

でも、病院に運ばれた時には、もう、息もしてないし、体も反応しなかったので、俺、もう、死ぬんだと思ったんだ。

 

でもよ、まだ、子供も小さいし、嫁にも何も優しくしてあげられなかったので、それが心残りでよ・・・。

 

こいつ(相談者)は、腐れ縁というか兄弟盃を交わした間柄なのに、コイツ、冷たいのよ。

 

俺が死んだという電話を聞いたあと、すぐに、「葬式はいつだ!?俺が行くしかないだろう!」と言って、釧路まで葬儀に来てくれたのは嬉しかったんだが、香典も少ないし、この世界の「義理」もへったくれもないだろう。

 

俺の組の舎弟たちのこともあるので、コイツにあとのことを任せたいと思っていたのに、コイツは、葬儀が終わると、「さ!帰るぞ!」と言って帰ってしまったのよ。

 

本当に、心が冷たいのか、義理がないのか、俺、とても残念でよ。

 

コイツのことは信じていたのに、コイツ、全く仏壇から俺に手を合わせる心もないので、頭にきて、毎日、こうして出てきていたのさ。

 

・・・・・・・・・

 

今はな、コイツが、なぜ、香典も少ないし、この世界の「義理」も果たせないのか理由がわかったので、もういいんだが、最後にコイツに手を合わせて欲しいのよ。

 

・・・・・・・・・

 

そうかあ、コイツ、「カタギ」になったのか・・・。

 

よく決断したなあ、辛かったろうなあ。

 

ひとりぼっちだもんなあ・・・。

 

なあ、先生とやら、どうだ?

 

コイツ、やってくれそうか?

・・・・・・・・・・・

私はそのまま、彼の言葉を伝えて、相談者に仏壇の前に座らせました。

ただ、黙って、今まで手を合わせなかったことを心の中で詫びて下さい。

 

ただ、それだけでいいですから・・・。

手を合わせてすぐに、体が震え出し、オウッ!オウッ!と大きな声を出しだして、相談者は泣き出しました。

最後に、「スマン!スマン!本当にすまん!」と言った時、それまでそこにいた霊魂が上に上がりました。

そこから相談者は大きな声で泣き出し、声が枯れるほど大きな声で「ありがとう!!!すまなかったなあー〜ー!」と叫びました。

約5分間、大声で泣いたあと、ケロッとして、顔を上げた相談者は・・・

なあ、先生、今、何が起きたんだ?

 

奴の姿はもう見えないし、今まで毎日、体が真冬みたいに体が冷たかったのに、今、ほら、体が暖かいぞ!

 

先生!あんた、何かしたろ?

私は何もしていません。

 

ただ、あなたの魂が素直に彼の魂とお話ししたので、もう、全て終わったんです。

 

だから、最後に、もう一度、線香をあげて下さい。

 

 

霊界の仕組みは、「三段、五段、七段」と沖縄では言いますが、これ以上、上にあげる方法として、「三段、六段、九段」という「ミロクあげ」を教えますね。

 

さあ、まず、新しい線香を3本だけ火をつけて拝んで下さい。

 

拝み言葉は、「ありがとうございます」だけで結構です。

 

 

次に、6本の新しい線香に入れ替えて、同じ言葉を唱えて下さい。

 

 

そして、最後に9本の線香に火をつけて同じ言葉を唱えて下さい。

 

 

あとは、私が彼の魂を「九段目」まで上げますので、ご安心下さい。

 

 

ちなみに、九段目は「神の世界」なので、彼がもし、そこでオイタをすれば、六段目に落ちますが、最低の三段目に落ちることはありませんので、二度と彼が見えることはありません。

 

 

三段目は、この世を見守る「先祖たちがいる世界」ですが、もう、彼はこの世に未練はないので、九段目まで上げました。

 

あとは、彼の「精進」次第です。

先生!

 

人間は死んでも、精進なのか?

そうですよ!

 

「生きて精進、死んで精進」という言葉が、仏教の世界にはありますが、それは、この世だけで学びきれない人間が多いからそ、上に上がっても精進しなくてはいけないぞ!という意味の学びの言葉なのです。

先生!

 

自分がそうならないためには、どうすればいいんですか?

1日も早く、「恩返し行動」をすることです。

 

あなたもきっと、仕事柄、多くの人の命を殺めたと思いますが、その霊魂も含めて、今、生きている人たちが喜ぶような行動をして下さい。

 

家の周りのゴミ拾いから始めて、トイレ掃除や町内会のお手伝い、そして、行事や人が集まる時に、町内の人に喜んでもらえる出店なんかを出せばいいじゃないですか?

 

それが、「テキ屋」だったあなたのシノギ(仕事)なので、ぜひ、やって下さい。

 

できますか?

先生!俺、やるわ!

 

もう、「ヤクザの世界」から足を洗ったので、今までの生き方を反省して、街の人のためにできることを死ぬまで全てやるわ。

 

先生、ありがとうな!

 

俺、本当に、心がスッキリしたわ。

 

もう、二度と、奴は、俺の目に見えないんだよな?

大丈夫です。

 

私が言った言葉には、力があるので、絶対に、この世界には降りてこれません。

 

それが「霊界の仕組み」を全て知っている人間ができることだし、だからこそ、私が言った言葉は、全ての霊たちが聞いています。

 

私は「そういう役目」で生まれましたが、普通はこういうことはやりませんが、これを最後にあなたが「恩返し」をすることで帳消しにします。

 

どうか、二度と、人を殺めないで下さいね!

・・・・・・・・・・・・

2010年にお会いした、「ある筋の方」の相談内容ですが、一般の人たちにも同じようなことが起きている理由は、亡くなった「霊魂」が喜ぶことをしていないからです。

「仏教の坊主」が言うとおりに葬儀や、ご先祖祈りに高いお金を出したり、「高い戒名」を付けても、高級なお墓を建てても、霊魂は全く喜びませんし、浄化はできません。

亡くなった霊魂たちは、ただ、あなたの「本当の心と行動」を知りたいだけなのです。

 

アーカイブ

Translate »