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インドに「ダットサントラック」を無償で渡した経験

インドに、「スズキ自動車」を紹介した体験は公開していますが、もう、読まれましたか?

自動車労連「スズキ自動車」の社長と飲み会

実は、「スズキ自動車」との話し合いの前に、インド担当のキャリア官僚とこんな話し合いになっていたのです。

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インド担当キャリア官僚:すいません、吉岡さん。今後の日本経済の成長を考えた時に、アジアに工場を移す会社は多いのですが、なかなかインドに工場を進出する企業がないので、悩んでいるんです。何か良いアドバイスを下さい。

 

天無神人:いいですよ。インドのカースト制度の厳しさは、インドへ行った人たちからたくさん聞いていますが、結局、インド経済を牛耳っているのは「国王」だから、何か国王が喜ぶことをまず、するべきだな。

君が何度もインドへ行っているんだから、気になったことを話してみて!

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インド担当キャリア官僚:あのういつも美味しいご馳走ばかりを食べさせてくれるので嬉しいのですが、仕事が終わってホテルに戻っていくと、ホテルで働いている人たちが、ゴミや荷物を担いで長い時間、歩いて行くので、その後ろをついて行ってみたんです。

そしたら、ものすごく遠くまで来ると集落が見えて、そこに家族がいるようで、子供たちがお父さんやお母さんを迎えていました。

1時間半くらいを毎日、歩いて通勤している人たちを初めてみた時は、驚きました。

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天無神人:そうか、君は、都会育ちだもんな!

今も、田舎は、片道数時間歩いている人たちがたくさんいるんだよ!

僕の小学校の時の同級生は、片道6kmを毎日歩いて学校に来ていたし、冬になるとスキーで登校したくらい遠くから歩いていたよ。

僕の家は学校のそばにあったのでよかったけど、6km歩いた同級生は学校に来る頃にはみんなヘロヘロだけど、小学1年生から一人で歩いて学校に来ていたので、みんな足は強くなったし、そのおかげでどんな仕事を長時間しても疲れない体になっていたよ。

きっと、インドの田舎も同じだと思うから、大きな荷物を運べて、人も運べるものがあるといいよね?

んーーー、ちょっと僕の知り合いの自動車労連の委員長たちに聞いてみるわ。

ちょっと、時間ちょうだいね!

 

・・・・・・翌日・・・・

 

さすが、「ダイエー労働組合の繋がり」は強いので、すぐに日産の社長が古いトラックをインドへ届けてくれると言ってくれたよ!

まず試験的に数台運んでみて、喜んでもらえたら、全国にある中古トラックを修理して、電気部品を全て取り外して送ってくれると約束してくれたよ。

・・・・・・・

インド担当キャリア官僚:どうして電気部品を外すんですか?

ウインカーとか、ブレーキランプとか必要だと思うんですが・・・。

・・・・・・・

天無神人:あのね、田舎にはね、そういう部品が壊れた時に直す部品もないし、直せる人もいないのさ。

だから田舎の人は全部、自分で直せるものが喜ばれるのは、うちの田舎も同じなので、免許制度も無いと思うので、そんなハイカラなものはいらないのさ。

 

それにさ、インドの田舎に信号機もないし、交通渋滞もないから、ウインカーもブレーキランプもいらないのさ。

エンジンが動いて走れば、それだけでありがたいものだよ!

うちの家にあったダットサントラック(NISSANトラック)もよく止まるので、エンジンに直接、「鉄のL字の棒」を差し込んで思いっきり手で回すとエンジンはかかるので、セルモーターもいらないと言っておいたから、丈夫なトラックが届くはずだよ。

 

トラックが届いたら、君が運転技術だけ教えなさいね。

あとは田舎の人は、自分で工夫するものから大丈夫だよ。

都会の人はすぐお金を出して新しいものを買うけど、田舎の人は物を大事にするので、きっと、喜ばれると思うよ!

すぐに数台を船で送るし、追加で100台くらい送ってくれる約束をしたので、楽しみにしててね!

ちょうど、アメリカでリコールになったダットサントラックが大量にあると教えてくれたので、相手も好都合だったのさ。

・・・・・・・

翌月の「キャリア官僚勉強会」でインド担当の彼は、こう報告してくれました。

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インド担当キャリア官僚:まず、吉岡さん、本当にありがとうございます。

送ってくれダットサントラックですが、もう、大変でした。

街の町長が宣伝したのか、町中の人が集まっている中に数台のトラックが運ばれてきて、そこで僕が運転の仕方を教えると、「俺、外国で運転したことあるからわかる」という人が周りの人に教えたので、もう、車の取り合いでした。

町長にお願いして、ちゃんと運転できる人を交代で雇ってもらって、いろんな街を回って、田舎に送り届ける仕組み出来上がりました。

その様子をビデオに撮って、国王に見せると、すぐにもっと欲しいと言うので、すぐに追加のトラックを送ってもらえませんか?

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天無神人:いいけど、「トラック」だけじゃ足りないでしょ。

きっと、ガソリンもないと思うので、残りのトラックを運ぶ船に、「香港」へ寄って、安いガソリンをたっぷり買って一緒の船に乗せてプレゼントしてあげなよ!

香港は、輸出入の税金がタダだから、1リットル10円前後で買えるはずだよ!

・・・・・・

中東担当のキャリア官僚:あのう、私も協力させて下さい!

私が担当する地域には、油はたくさんありますし、実は、裏でタダみたいな値段で売っている闇ルートを知っているので、その油を直接、インドまで運ばせます。

もし、中東からインドまでの「商業ルート」ができれば、いくらでも原油国はタダでくれますので、どうか、この話に一枚噛ませて下さい!

・・・・・・・

天無神人:いいじゃないか!どんどん協力しあおうよ!

他の国の担当で、この話に乗りたい奴はいないのか?

・・・・・・・

経済産業省課長:吉岡さん、これは今後、とても大きな話になりますので、ここで「経済産業省」が噛まないと、日本経済に良い影響を与えられません。

ですので、この話を正式にするための準備をさせてもらいます。

最初はトラックでいいと思いますが、絶対に、お金持ちは、日本で走っているような高級な自家用車が欲しくなるので、どこかのメーカーの自家用車をインドへ供給できませんかね?

・・・・・・・

天無神人:いやあ、それはタダとは言えないから、どこかこの話に乗るメーカーを見つけますわ!

もう、日産は、十分、力を借りたいので、これ以上の負担はさせたくないので、他のメーカーを当たります。

トヨタは自分でアメリカ戦略を成功させているし、日産は、ヨーロッパに打って出ているので、これからの会社で、国内シェアで負けているメーカーならすぐ話に乗ると思うので、上手に持っていきますわ!

・・・・・・・

経済産業省課長:日産とトヨタの会社からクレームはでませんか?

・・・・・・・

天無神人:それは考えてあるので、大丈夫です。

先日の「自動車労連」の話し合いで、日産もトヨタもアジアに工場を移したばかりなので、今は、「他の国に投資できる資金がない」と言っていました。

だから、まだアジアに投資していない会社で、内部留保金がたっぷりある会社の目星をつけています。

・・・・・・

インド担当キャリア官僚:どうして、そんな他の会社の内部留保金の金額を知っているのですか?

・・・・・・

天無神人:まあ、お前たちは知らない方がいいと思うけど、俺、マルサの課長と、日銀の三重野康総裁とお友達なのよ。

つまり、この二人の情報をやりとりすれば、すぐにどこの会社がいくら隠しているのかはわかるのさ。

まあ、上手に話を持って行くから任せなさい!

・・・・・・

結局、大量の燃料とトラックを積んだ船が毎月のようにインドへ運ばれたので、インドの田舎ではとても喜ばれて、テレビやニュースで話題になりました。

ちなみに、そのトラックのボディには、「国王からのプレゼント」と大きなシールを貼らせたので、もう、インド国王へのお礼の電話や手紙がすごくて、すぐに「鈴木自動車」の件を了解してくれました。

→インドと提携会社「マルチ・スズキ」

スズキ、気になるインド事業の先行き

 

ただ、今の鈴木自動車のインド国内のシェアを見ていると、「恩返し」の心が無くなっている気がするので、どうか、スズキ自動車の経営陣は、今一度、インドへ進出できた意味を思い出して反省して下さい。

それと、スズキ自動車がインドへ生産工場を建てた時に、「技術者が足りない」と言うことで、日産とトヨタに私が頼んで優秀な人材をインドへ国のお金で送ったことも、忘れたのでしょうか?

 

「恩返し」をインド国王に教えたのも、私なので、どうか、早く気づいて下さいませ。

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