【政治家】田中角栄とハマコーに直接、お会いしました。
毎日、鮮明に記憶を思い出している日々ですが、第64代 田中角榮首相とハマコー(浜田幸一議員)に直接、お会いしたことを思い出したので記録しておきます。
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2022年5月1日に、ブログで「ハマコーと田中角栄の闇会談」として書いていた時は、おぼろげだったので「霊視」で会ったと書きましたが、実際にお会いして大事なことを話させてもらいました。以前のブログとカブるかもしれませんが、大事な内容なので詳細にお伝えします。
▶️https://earthtscu.jp/2022/05/01/hamako/
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田中角栄首相の死亡日は 1993年12月16日(75歳)ですが、私は1992年10月1日(33歳)で、ダイエー労働組合も官僚の仕事も表向きは辞めて、東北海道(7店舗)のスーパーバイザーをしてから、翌年の1993年10月1日(34歳)に東京都港区浜松町にあるダイエー商品部付の「東関東地区のスーパーバイザー(7店舗)」をしている時に、突然、昔の信頼できる官僚から電話がありました。
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官僚)吉岡さん、お久しぶりです。実は、とんでもない人から電話があり、「ぜひ、あなたに会いたい」と言ってくれているので、時間を作って下さい。
吉岡)今さ、俺は関東の7店舗のお店を回る(株)ダイエーのスーパーバイザーの仕事をしているので、忙しくて時間が作れないし、まだ組合員なのに週休2日の1日は削られるし、1日にしかない休みにやっとゆっくりできるのに誰が会いたいと言っているのか、教えろよ!
官僚)第64代 田中角榮首相です。日時と時間は吉岡さんに合わせると言っているので、どうか、時間を作って下さい。
吉岡)馬鹿野郎!そういう大事なことは先に言えよ!
俺が心から尊敬している人だし、戦後の日本をここまで引き上げた立役者なのに、アメリカのロッキード社に騙されて動画を撮られたのに、何も言わずに政界を去ったいさぎ良い政治家で最高の男なんだぞ!
でもなんで、俺なんかに会いたいのか、理由は聞いたのか?
官僚)いえいえ、そんなこと聞ける雰囲気じゃないし、秘書からの電話なので、僕はとりついだだけなので何もわかりません。
吉岡)じゃあ、日時も場所も先方に合わせるから決めてから連絡をくれ!親が死んだことにしてでも時間は作ると言っておけよ!
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後日、月島の最高の料亭の女将から「席は取れたのでお待ちしております。ただ、入り口がいつもと違うので、近くに来たら電話して下さい。」と言われ、現地に向かいました。
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入り口は狭いですが、中はとても広い料亭で、迷路のようになっているのもお互いに顔を合わせない気遣いだと思いましたが、入り口と出口は違うしどこに繋がっているのかわからないほど広い「お庭の離れ」なので、やっと辿り着き、タバコを吹かして待っていました。
部屋は20畳くらいの部屋で、襖は閉じていたので、誰もいないと思ってくつろいでいると、急に、襖が開いて、ハマコーさんが、手前の部屋に座っていて、さらに奥の部屋に「田中角栄首相」が座っていました。
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慌ててタバコを消して、正座して、礼儀をすると・・・、
角栄さん)吉岡さん、俺にも1本タバコを恵んでくれんかのお?
家族からは禁止されているんだが、俺も若い頃は缶ピースを3缶開けたほど吸っていたが、今は病院暮らしなので、吸える場所もないし牢獄と同じさ。
頼むから、タバコを1本恵んでくれ。
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慌てて、タバコとライターを持って、ハマコーさんに手渡してもらおうとすると、
角栄さん)すまんが、吉岡さんの手で、直接、タバコに火をつけてくれんかのう?
ハマコーはタバコが嫌いなのに、いつも無理して「カッコ付け」で吸うから変な吸い方をするので、いつも笑っていたんだ。
さあ、もっと近くに寄って、タバコを恵んでくれ。
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病院から出てきたとは思えない立派なスーツを着ているし、きちんとトレードマークの「赤いネクタイ」もしているし、優しい言葉使いだけど目の奥は光っているので、恐る恐る近づいてタバコを1本取り出して火をつけようとすると、右手を掴まれて、両手で硬い握手してくれました。
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角栄さん)んー、んー、んー、さすがにいい手をしておるわ。
これはいい!これはいいぞ!
この国を変える男かもしれんな。
俺はもう終わりだからハマコーも吉岡さんの手を掴んで握手してもらいなさい。
きっと、バカが治るぞ!(^^)
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もう、汗は吹き出すし、ハマコーさんは抱きつくし、もう、この二人の波動が凄すぎて、少し、クラクラしたので、私も含めて三人でタバコを吹かしました。
すると、角栄さんが、口を開きました。
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角栄さん)吉岡さんよう、どうして、お前は俺を捕まえに来なかったのよ。
俺は、お前がマルサの課長と繋がっていることは聞こえていたし、ロッキード社の裏事情も証拠書類もつかんでいると聞いたので、いつ捕まえにくるのかと待っていたんだぞ!
でも捕まった時は目白の自宅で休んでいたのに、マルサの奴らが突然、部屋に入ってきたが、失礼にもほどがある!
自分の仕事をする前に、まず、挨拶があるだろ!
「失礼します」も言えないバカが国の仕事をしているなんて、情けないと思わないか?
吉岡さんは、どう思う?
吉岡)当然、それは失礼すぎますね。
私の実家なら、即、日本刀で首を刎ねられる事件ですわ(^^)
角栄さん)やはりな、噂で聞いてはいたが、本当に、昭和の時代まで日本と天皇を支えた「吉岡一門の最後の頭領」と聞いたが、秘書たちに調べさせても、岡山理科大学のあとは、「行方不明」になっていたぞ!?
どうしてなんだ?
なあ、教えてくれよ、吉岡さん、俺はもう自分の「命の時間」があまりないことがわかるので、冥土の土産に教えてくれよ!
もっと、普通に「吉岡一門の最後の頭領」だと言えば、バカな官僚たちも、国会議員たちも全員、ひざまづく人なのに、なぜだ?
お願いだから教えてくれよ!
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吉岡)じゃあ、理由をご説明します。
私の父、つまり、私の「前の頭領」は、目立つことが大嫌いな人間だし、できれば頭領なんてやりたくないのに祖父に真剣勝負で勝ってしまったので、仕方なく「頭領」にはなりましたが、自分で家を出て「小作」になり、田んぼに入ってコメを作る人間なので、それが私の「頭領の基準」になっています。
でも、敵が何名いても、あっという間に相手を切り殺せますし、腕は衰えておりません。
私は次男坊なので、兄貴のバックアップでしたが、3歳から日本刀を振る練習で毎日、3000回、腕を振り続けた結果、8歳で父に真剣勝負で勝ってしまいました。
でも、正式には「12歳の元服」が頭領の襲名披露なので、それまで父の代わりに、本州の北朝の奴らが刀を持って真剣勝負を挑んできた時は、私が全員、首を切り落としていました。
だから、8歳から18歳までの10年間で首を切った相手の数は多すぎで数えていません。
そんな人間が、ちょっと「国の仕事」をしたからといって威張るなんて、もし、父に聞こえたら怒られますので、絶対に、誰にも言いません。
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角栄さん)そうかあ、そんなにたくさん人を切ったのか、すごいやつだなあ、吉岡さんは・・・。
なあ、今ここで、俺の首を切ってくれんか?
俺は人生の最後を病院では死にたくないと言ったのに、娘の真紀子が無理やり病院に入れたので、俺は、死んでも死にきれないのさ。
だからよう、俺の首をここで切ってくれよ!
俺はもう十分、生きたから死んでも悔いはないし、家族に自分の死に場所くらい決めさせろって言ってるのに、バカな真紀子は何も言わんで勝手に決める女だからバカが丸出しだろう。
おい、ハマコー、女将に言ってキレる日本刀を持ってこい!
日本刀が無ければ、長い刺身包丁を数本、研いで、ここに並べろ!
武士は、自分に合った刀じゃないとダメらしいので、さあ、早く女将に言って用意させろ!!
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ハマコーさん、涙が止まらず、立つこともできず、声を出して泣き出しました。
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ハマコー)おい!カクエー!
俺に許しもなく、勝手に死ぬな!!
なんでここまで長く付き合った俺に介錯を頼まないで、こんな吉岡に頼むんだ、バカやろう!!!
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吉岡)いやあ、生のハマコーさんの「馬鹿野郎!」は気持ちいいですね!!!
でも泣いてるので、声が上ずってるから国会中継の時みたいに、いまいちキレが足りませんよ!
ハマコー)お前!!殺すぞ!!
誰に向かって言ってるんだ!!
このバカ吉岡!!!
吉岡)いやあ、気持ちいいですね。
オレ、ここまでの人生で、俺に「バカ」と言った奴は、涙を流しながら泣いている女の「バカ!バカ!」くらいなので、気持ちいいですわ!
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ハマコーさんと角栄さんは、大笑い!!!
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角栄さん)なあ、ハマコー、俺が言った意味がわかったか?
この吉岡さんはなあ、こういう人だから、お前なんかでは太刀打ち出るわけがないのさ。
俺でもそうとう気張らないといかんほど気力はすごいし、頭も回るし、機転も効く!
なあ、吉岡さんよう、あんた労働組合をしていたと聞いたので、ワシの最後の願いを聞いてくれんか?
吉岡)なんでしょ?
首を落とす前に言いたいことは、何でしょうかねえ・・・。
漏らしたら困るから「トレイに行きたいのですか?」
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もう、二人は大爆笑で、ころげまわりました。
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そこにお膳を持った女将が来て、
「よう、楽しゅうしてますわね」
というので、角栄さんが
「おい、女将!一緒に座って飯を食おう!」
と言ったので、あまりの嬉しさに女将は涙を拭きながら角栄さんにお酒の酌をしていました。
女将)この人(角栄さん)は、本当に大事な人しか私の店には連れてこないので、いつも寂しいんですよ!
でも、来ても、ずっと接待だから私の出る幕はないし、終わってもあっという間に「中出し」して帰るので、寂しくてたまない日々でしたが、吉岡さんのおかげで初めて座敷に上がらせて頂き、横でお酌をさせてもらえて嬉しいです。
本当に、ありがとうございます。
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「角栄さんの女」だと分かりましたが、場をわきまえる女だからこそ、今日、この店に来たのだとわかり、こう言いました。
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吉岡)では、死ぬ前に、「祝言」をしましょう。
後ろに「床の間」もあるので、神の前において私が「祝言」を仕切ります。
さ、お二人とも盃を持って向き合って下さい。
神の御前にて、吉岡一門の頭領として、お二人の門出を祝います!!
さ!お二人とも乾杯です!
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お二人とも目頭が熱くなり、角栄さんの目からも涙が一粒出た時、ハマコーが笑いました!!!
ハマコー)おい!角栄!!泣いたろ!!
お前、今、泣いたろ!!!
ははは!!やっと泣いた顔を見たぞ!!
これで、100万円は俺のものだな!!
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角栄さん)そうか、だいぶ、昔に約束したよな。
ワシが泣いたら100万円やると・・・。
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そこに角栄さんの右腕の第一秘書の「早坂茂三さん」がやってきて、こう言いました。
早坂さん)角栄さん、なんで俺に電話をくれんのよ!!
こんな楽しそうな場ならすぐに電話くれよ!!
今、病院から飛んできたので、まず、酒を飲ませろ!!
そして、タバコはあるか?
吉岡)はい、ございます。
私のセブンスターで良ければ、どうぞ!
早坂さん)セブンスターなんて、金持ちが吸うタバコだろ!!
お前は、誰だ?
こん高い席で、角栄さんの前に座る人間なんて見たことないぞ!!
角栄さん)お前、知らんのか?
この人はなあ、吉岡学さんと言って、あの武士の吉岡一門の最後の頭領なのさ。
俺も、さっき、吉岡さんの体験談を聞いたので、このあと調理場の長い刺身包丁で首を切ってもらうので、お前、介錯しろ!!!
いやダメだわ、吉岡さんの手にかかったら、すぐピンピンころっと首がもげるらしいので介錯はいらんわ!
だから、お前は「用無し」だ!すぐ帰れ!!
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吉岡)「用無し」ってことは、あの首が「長い梨」のことですね。
じゃあ、果物ナイフで早坂さんの首でも切りましょうか?(^^)
・・・・全員、大笑い!!
角栄さん)早坂よう、わかったか、こういう人間もいるのさ。
俺も色々噂は聞いたが、たかが30代でここまでの人間がいるんだぞ!
でも、なかなか俺に逢いにこないので、今日やっと会えたんだが、面白い人間だろ!!
吉岡)いいえ、角栄さん、それは間違っています。
私はあなたに会いに行ったのに、首相を辞めても自宅にあれだけの人が並んでいたので、遠慮してしまいました。
すごいですね、さすが日本人に経済の復興と人間性と自信を取り戻させた立役者ですね。
でも、それを陰で支えた早坂さんのことはさらに尊敬します。
色々、私も調べましたが、角栄さんが捕まる前に、角栄さんが早坂さんをクビにして守ったことを聞いた時、すごい人だろうと思っていましたが、ほんの数分で、この場の空気を変えたあなたは、すごいです!!!
ぜひ、お酌をさせて下さい!
一緒に、タバコと酒を楽しみましょう!!!
あれ、ハマコーさん、なんでいじけているんですか?
ハマコー)俺だけ、なんで一つ下の部屋に座っているのか、酒もないし、タバコもないし、カッコ悪いだろ!
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吉岡)じゃあ、すいません、みなさん、一歩、奥へ座布団を持って座って、ハマコーさんに昇格してもらいましょう!!
さ、これで同格ですよ!!!
さ、飲みましょう!!
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角栄さん)おい、わかったから、ハマコー、そして、早坂!!
この吉岡学さんに俺が死ぬ前に頼もうと思っていたことは、「俺の地元の田中基盤」を全部、吉岡さんにあげようと思っていたのさ。
まあ、300億円くらいにはなると思うので、吉岡学さんを国会議員にして、あっという間に首相にして、この国を変えてもらおうという話をしようとしたら、邪魔がたくさん入ってきたのさ。
この話をちゃんとしてから、ハマコーと早坂に、吉岡学さんの「秘書になれ」と言おうと思っていたのに・・・
だから、ここにいるみんな、吉岡さん以外は、みんな邪魔なんだ!!!
だから、出てってくれ!!!
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角栄さんの目に、また、涙一粒・・・・
ハマコー)やった!
また一粒、涙が出たな!!
また100万円だ!!!
・・・もう、全員が大笑い!!
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吉岡)さすがですわ。
こういうブレーンが周りにいるからこそ、日本を変えることができたんですね。
ただただ、尊敬させて頂きます。
今日のこの場のお呼び出し、心からありがとうございます。
お時間も迫ってきたようなので、私はこれで失礼します。
ちなみに、私は国会議員にも、首相にも、なりません。
だって、今上天皇と秋篠宮は「私の弟」なので、首相なんて、そんなちっぽけな役職にはなる気はありません。
多額のお金を生み出す「新潟県の田中事務所」を支えている人たちのお金以上に、「吉岡一門の資産」は国に無償で預けてあるので、お金も十分、持っています。
ただ、今日は財布に1万円しかないので、今日のこの料亭の宴席料は払えないので、ご馳走して下さい。
あ!そうだ、吉岡一門は、「他人からの借りを許さない」ので、角栄さんが、天上人になったら、私が死んでから御恩を返しに行くので、待って下さいね!!
では、本日は、本当にありがとうございます。
失礼致します。
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このあと1ヶ月後に、1993年12月16日に田中角栄さんは、永眠されました。
田中角栄さんの葬儀には、私が脅した政治家たちがたくさんいたので、そっと、香典だけ出して、手を合わせて帰りました。