【兵庫県】日本の中心 淡路島・沼島神事
2014年8月3日(日)、台風11号が近づいていましたが、6000年前の御霊達との約束を果たす為に、日本の中心を守る王様がいた島、沼島(ぬしま)へ神戸から向かいました。
※これまでの沼島神事の記事
○淡路島・沼島(ぬしま)の島産み祈り
○沼島(ぬしま)は、奴国(なこく)なのです
○沼島に王国があった証が示された!
○沼島にあった王国の紐解き
淡路島に入り、洲本から東周りで向かうと、土砂崩れのため通行止め。仕方なく、大きく西回りに迂回して東町まで行くとまた通行止めでしたが、「この先は自己責任でお進み下さい」と言われ進みました。
※人生そのものですね(^^)
滝のような雨が道路に流れ出し、崩落している場所もありましたが、何とか沼島汽船の土生待合所に着きました。
雨は強くても風が無く、波が静かだったため、船は15分で沼島へ着きました。
傘をさしてもカッパを着ても、全身びしょ濡れになるような雨風でしたが、関西の仲間達は王様を支えたお妃様や巫女達の思いを携えて、全ての思いを愛に変える為に真剣に祈りをしてくれました。
今日の祈りの内容を港近くの弁天様にご報告をすると、「どうぞ宜しくお願いいたします」とお言葉を下さいました。
船は沼島の西側に着きますが、島の東側にある「上立神岩」で祈りをすることが目的ですので、冠水した道路をじゃぶじゃぶ歩いて進みました。
緩やかなスロープを降りた先に見える岩は、この場所を守るように両手をついて海の先を見据える「守りの岩」ですが、前回は女性の岩としてご紹介していた理由は、男女の思いを読み取る必要があったからです。
今回の神事は男女ごとの祈りではなく、もっと上の次元の上立神岩に降りた宇宙からの神気をこの島にきちんと繋ぎ直す神事なので、「守り岩」としか感じられませんでした。
※北海道の余市にある「西崎山環状列石」から海を見ると、同じように守り神と神の岩が対になって湾を守っていますが、アイヌ達は自然界の神場が猟場であることも知っていたからこそ、大切な祈りを行っていました。
左手に見える「上立神岩」は、与那国島の東側にある「立神岩」と同じように自然神の大切な神の意思として現れた岩ですが、現在も重要な神の意思を降ろし繋ぐ働きをしています。
荒波立ち狂う中、全員が心をひとつにして、御霊の再生と命の循環と、この沼島の本来の働きが働くように祈りました。
6000年前に、この場所が日本の中心であるという啓示を受け取った方がいたからこそ、九州にあった奴国(なこく)の王がここへ移り住み、国家安泰を願ったからこそ、淡路島にオノコロ神社があったり、日本神話で淡路島を説明しているのです。私達にその思いを気付かせてくれた天の意思に感謝するためと、私達がその意思を引き継ぐことを決意する祈りをになりました。
上立神岩の畏れ多き神の願い賜れば、
これみなの思い馳せたまいて、
その思いひとつひとつ明らかにする事なりて、
この思い繋がりし、思い思わくば、
つなぎ合わせ給えと我申します。
奴国の王の魂を~蘇りたまいて光輝き給え~
奴国の王妃の魂を~穢れを払い清めて~
国づくりの納め母神の思い~繋ぎ働きたまえと申します~
王妃を守りし巫女達の~思い馳せ給いて、繋がりしは~
人の命を繋ぎ守る~楔の魂となりて~
働きたまえと我申します~
および大きかな 神始まりの地?の印を持つ者は~
その印~納めたまえと申します~
※王様は、金印を持っているので、それをあの岩に納めて下さい。
※巫女達は、命を繋ぐ玉 その印を持っているので、この岩に繋いでください。
※神産み・子産みをする人は、あの岩にむけて子を生み落として下さい。
※土地を守る男神は、男達が争わぬよう、思いを1つにして、祈って下さい。
では、よろしくお願いします。
山立岩のつきいでたるは、天の力をつなぎ賜いて 命玉を受け取り
納め守りし母巫女たちの 御霊・身体を使いたまいて
神をつなぎ合わせ賜いて産みし神の子を 守り賜いて繋ぎ賜いて
この島 ほとの中心となして 全ての命の神の始まりの
元地とすることを 今ここに おさめまもりしつなぎたまいて
神納めと 神始まりとする 神始まりとする 神始まりとする
以前、お伝えしたように、奴国のお妃様をさらって殺した敵国の魂を持つ男性が今回の神事に一緒に参加してくれたので、男同士の争いの愚かさを大神様にお詫びし、今後一切、争い心を動かさない約束もしてもらいました。
祈りの時間だけは雨が小雨になり、全員の魂が癒されるまで祈り続けることができたため、とても皆さんは感動していました。
素晴らしい祈りをさせて頂いたお礼を、「沼島八幡宮」の神様へ伝え、山の上から見える淡路島へ繋ぎの祈りも行いました。
私達は、日本が世界のひな形だからこそ、この沼島と淡路島に降りた大神様の思いを大切にしながら、国家安泰と世界へ向けた愛の発信の神事をすることを誓い合いました。関西の皆様、本当にご苦労様でした。