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【政治】最高の権力は、誰が握っているのか? 4

30年前の「労働組合中央執行委員」の時、東京の浜松町のビルの地下にある「地下クラブ」の体験談をお話しておきます。

この「地下クラブ」は、今も場所を変えて存在していますし、世界の情報も日本の情報も動かしている世界中の人たちの「本物の情報交流場所」だとご理解下さい。

👉まだ、「地下クラブ」のことを知らない人は、「最高の権力は、誰が握っているのか? 2」を読み下さい。

私が一番最初に「地下クラブ」に呼び出されたのは、全国労働組合の中央執行委員が集まる全国会議のあと、「元委員長」から「昼飯でも一緒に食わねえか?」と初めてのお誘いがあった時でした。

昼飯だからと軽い気持ちで渡された地図を見ると、ややこしい手順が書いてあって、やっと古いビルの地下の「隠れ部屋」に入りました。

浜松町のビルの地下の構造はものすごく入り組んでいるので、電車の工事の時は、とても複雑な工事をする理由は、こういう「地下クラブ」が今もたくさんあるからなのです。

・・・・・・・・・・・・・

指定された場所にやっと辿り着いた時、「元委員長」が一人で待っていて、

 

今から客が来るから早めに飯を食っておけ!

 

アイツが来たら、飯なぞ、ゆっくり食えないから、5分で飯を食い終われ!

あのう、僕は、猫舌なので、こんな熱い中華焼きそばは、5分じゃ食えません。

 

その人が来て話しが終わったらゆっくり食います。

 

アイツとの話しが終わって、飯が食えるかどうかは、お前次第だが、俺はもう食い終わったので準備するわ。

何の準備かと思って、持っていた袋を見ると、チャカ(銃)もあるし、白い粉もあるし、刃物もあるので、気になりました。

元委員長、そんなに色々、準備しなきゃいけないほど、ヤバい人なんですか?

ま、相手の出方次第だな・・・(^^)

 

そこにドアが開いて、一人の政治家がやってきました。

テレビの国会中継で見たことがある〇〇党の国会議員でした。

名刺交換をしてから、元委員長と話が始まると、その国会議員の顔がどんどん青ざめていくので、私が水を頼んだり、氷を頼んで、その人のケアをしていました。

あまりに、ひどい脅し方しているので、「こりゃあ、もしかしたら吐くな!」と思ったので、仲居さんに「大きめのビニール袋を持ってきて下さい。」と頼みました。

話はどんどんエスカレートして、元委員長の顔が真っ赤になったので、これはヤバいと思って、さっきの袋の中のチャカ(銃)だけそっと、抜いて隠しておきました。

袋に手を突っ込んで慌てた「元委員長」は、私の顔を見て・・・

おい!お前!隠したものをだせ!

今すぐ、出せよ!さ!出せ!早く!

 

あのね、元委員長。こんなもの使わなくても、他の方法で脅せばいいじゃ無いですか?

 

これは最後の手段でしょ!

 

これを使うのはやだなあ。

 

俺、人が死ぬのを目の前で見たくないので、やめましょうよ!

 

お前!俺の言うことが聞けないのか!!

おい!お前!どういう了見だ!

ことと次第によっては、お前も殺すぞ!

 

そう言うと、元委員長は、刃物を握って、私の首を捕まえて、刃物を顔に当てました。

刃先が寝ているので、これは殺す気じゃないと分かったので、私はこう言いました。

 

すいません、国会議員の先生。

 

あなたのせいで、今、僕が殺されようとしているのに、あなたは何もしてくれないのですか?

 

あなたは、そんなに薄情な人なんですか???

 

俺、悔しいなあ・・・。

 

政治家って職業は、市民の信頼の投票で選ばれた頭の良い人だと思ったのに、僕みたいな普通のサラリーマンが目の前で困っていても、助けてくれないのですか?

 

もう、嫌だわ。もう、俺、組合もやめて、このことをうちの政党を通して、国会議員の皆さんが読むメールに流そうかな?

 

そんなことをすると、きっとあなたの信頼は一気に落ちて、あなたを信じている先輩たちから、裏切られますよ!

 

いいんですか!国会議員の先生!!!

本当に、いいんですか!!!!!

 

わかりました、すいません。

 

元委員長のさっきのご提案を飲むことにします。

 

それじゃないと、このことを先輩たちにバラされて、僕の政治生命が無くなるので、飲むしか無いですよね?

 

本当に、どうして僕は、こんなに運が悪いんだろう!

 

先輩たちは、もっと上手く立ち回っているのに・・・。

 

僕はバカですよね・・・(涙)

 

お前は、バカに決まっているじゃないか!

 

だから、俺に脅されるんだよ!

 

この吉岡の顔を見ろよ!

 

コイツ、刃物を顔に当てられているのに、手に汗もかいてないし、さっきから俺を刺せるものを探しているのさ。

 

こういうヤバい奴には、近づくなよ!

 

俺の方が、まだ、優しいぞ!

 

だから、さっきの条件で、俺の口座に1億円、すぐに振り込め!

 

無記名の講座だから、いくらでも上限なしに振り込める口座だし、預金残高も、絶対に、印刷できないようなっているので、安心なんだ。

じゃあ、どうやって自分の預金の残高を確認するんですか?

 

そんなの簡単さ!

 

俺の名前とパスワードの10桁を言えば、支店長につながるので、すぐに奴が残高を教えてくれるし、どこにでもすぐに送金できるんだ。

それって、絶対に、預金残高や名前を公開しない「スイス銀行」みたいですね。

 

世界中の悪い奴らの「お金の資金洗浄口座」になっていると聞いていますが、日本にもあるんですね!

 

当然よ!

 

そうじゃないと、こんな家業で稼いだ金をどこに隠すんだ!

 

政治家も、ヤクザも、実業家も、みんなこういう口座を持っているから、マルサの奴らは大変なんだ。

 

この前、マルサの奴と話したら、いくら情報を調べても、僕らが調べる数分間に、世界の預金残高が一瞬で消えるので、追うことができないと嘆いていたのさ。

 

でもよ、そんなもの当然なのさ!

 

アルカポネ時代から密造酒の金や、あらゆる金融商品で抜いた金は、世界共通の特殊な銀行を経由しているので、1箇所に集まることは絶対にないんだ。

 

もし、万が一、そのお金が盗まれた場合は、100%預金残高を保証してくれるからすごい銀行なんだぞ!

預金残高を100%無制限に保証する銀行なら、口座開設料も高いでしょ!

 

きっと、最初の預金高は、10億円からスタートですか?

 

そうよ、よくわかるな!お前!

 

最初に預けた10億円のうち、5億円は口座開設の手数料だからそのまま取られるが、残りの5億円は、世界の株や証券や先物取引を動かして、高配当で回すので、すぐに5億円なんて、取り戻せるのさ。

 

だからよ、俺も半年前に開設した口座の残高は、15億円になっていたので、半年間でもう10億円、儲かったのさ。

 

そしたらよ、コイツの上司がその金のありかをどこかで聞いたみたいで、俺を脅しやがったのさ。

 

俺を脅すなんて、100年早いと言ったのに、あまりにグダグタ言うから、誰か一人よこせと言って、こいつがきたのさ。

 

おい、どうしたらいいと思う?

 

こいつをここで、殺そうか?

 

元委員長、ここで殺しても一円も儲からないじゃないですか?

 

いいですか?「元委員長」を脅したのは、この人の先輩議員でしょ!

 

じゃあ、その人の名前と、その人が囲っている女の名前と住所をこの人から聞き出して、ヤクザに売りましょうよ!

 

それなら損をしないで、また一回りお金が回るので、2倍か、3倍になると思います。

 

さあ、議員さん、すぐに先輩議員の女の名前と住所を書いて下さい。

 

もし嘘を書いたら困るので、電話番号も書いてください。

 

きっと、あなたはその女たちに会っていると思うので、あなた今、目の前で、その女たちに電話して下さい。

 

先輩議員が「プレゼントしたい」と言っているから、何が欲しいか聞いて下さい。

 

さ!すぐに順番に電話しなさい!

国会議員は、汗水垂らしながら、必死に女のリストを書いて、言ったように電話してくれました。

 

あのう、国会議員の先生ね。

 

この女たちが教えてくれたリストを、先輩議員に渡すじゃなくて、奥様に見せるために、写真に残しておきなさい。

 

それと、この会話はあなた、きっと録音してると思うので、そのボイスレコーダーも隠し金庫に隠しておいて、もし、自分が失脚しそうになったら、先輩議員を脅しなさい。

 

それが政治家の生き残る方法だから、頑張って上手に生き抜いてね!

 

ありがとうございます!

 

このやり方ならいくらでも稼げるし、首をくくる秘書官たちも守ってあげられます。

 

毎年、数名、自殺に追い込まれたり、自分のせいだと国会で言わされて刑務所に入らないといけない政治家付きの事務次官たちがいるので、僕、どうにかしてやりたいと思っていたんです。

 

ありがとうございます!

 

これならいくらでもお金を引き出せます!

 

元委員長!僕にもその無記名の隠し口座を教えて下さい!

 

10億円ならすぐに出せますので、お願いします!!

 

おう、いいぞ!

 

あの無記名の隠し口座は、紹介者がいないと口座開設してくれないし、もっと上の「世界口座」を持てば、一生、世界のどこに住んでいても、ジャブジャブお金が増えるぞ!

 

そのために、物価を動かしたり、変動相場制に変えたり、株価の操作もしているので、奴らの金を集めると、国の10個や20個の国家予算を超えるから、もし、金があるなら、そっちを紹介するぞ!

 

紹介者も、一人10億円のお礼金が入るからオススメだぞ!

 

きっと、「世界銀行口座」の開設料は、100億円くらいしますよね?

 

そうじゃないと、紹介料で10億円は出てきませんものね!

 

結局、世界も日本も、本当のお金持ちしか、お金が増えない仕組みなんですね。

 

わかっていたけど、ここまで実態を知ると、仕事を頑張る気力がなくなるなあ。

 

実家に帰って、農業でもやろうなあ。

 

もう、お金の世界は、面倒臭いわ!

 

吉岡よ、お前の口座も、もう開設してあるから、どんどん稼いで預金しろよ!

 

すぐに、その金が2倍、3倍になるぞ!

 

お金なんて、結局、「思い込み」じゃないですか?

 

きっと、30年後にまたインフレを起こされて、預金残高は減らないけど、「貨幣価値」を落とす仕組みがあるのは知っているので、お金を稼ぐのは飽き飽きしてますので、その口座、僕には必要ありません。

 

お前は本当に欲がないっていうか、お金のことに関しては、ほんとバカだよな。

 

それ以外は、本当にプロ顔負けの脅し方をするけど、それはどこかで勉強したのか?

 

いいえ、誰にも教わったことないです。

 

僕の家は、父も母も武士なので、納屋には何本もの刀や刃物があるし、父はどうやら数名、人を殺しているみたいなんです。

 

証拠は残っていませんが・・・。

 

僕の家で、もっともややこしいことを言うのは、母なので、母とやり合う中で自然に覚えた対処術だと思います。

 

母の口癖は、「男はどんな汚い手を使ってでも、生き残れ!」なので、こういう子供に育ちました。(^^)

・・・・・・・・・・・・

 

この体験が一番最初の「地下クラブ」体験ですが、これまで浜松町の3箇所の「地下クラブ」に出入りした経験があります。

30年前の話ですが、今も、どこかでこういう話をする場所はあるし、こういうやりとりをしている人たちがいるうえに、世界のお金はこういう人たちで回っているので、どうか、「すぐにお金が儲かる話」には気をつけて下さい。

皆さんが「自分のお金」だと思っているものでさえ、あっという間に価値を落として、紙屑にできるプロたちがたくさんいるのです。

奴らは、一度、儲けさせてから、少し損をさせて、そして、次に一気に投資したら、今までの負けを取り戻せると思わせるプロですので、どうぞ、お気をつけ下さいませ。

 

 

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