【吉岡一門】群馬県の赤城山は、日本全国の吉岡一門の統領を決める山だから、北朝と南朝の因縁は、赤木山で終わるのだ。
私が12歳で正式な「吉岡一門の頭領」になった時、父からこう言われました。
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群馬県にある赤城山は、日本全国の北朝と南朝の「吉岡一門の統領を決める山」だし、昔はあそこに「お城」があったそうだ。
だから、北朝と南朝の因縁は、赤木山で終わることができるのだ。
太平洋側は「北朝」、日本海側は「南朝」という形に分かれたが、その原因が「吉岡一門の恥」だからこそ、吉岡一族の全ての因縁は、お前しか統合できないと思う。
いつか、お前の準備が整ったら、赤城山に登って、過去の全ての因縁を変えてくれ。
俺も何度もチャレンジしたが、あの山は足は取られるし、こけると大怪我をする山なので、お前の準備整ったら、3回、登ってくれ!
1回や2回では、先祖の因縁は外れないが、同じ辛いことを3回繰り返した人間だけは、北朝も南朝の先祖たちは、全員認めるから、頼むから3回は登ってくれな!
俺はもう歳だから、あんな激しい山には登れないが、お前なら大丈夫だと思う。
きっと、山の神様も、お前のことを応援してくれるさ!
頼むな、学。
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全く、このことを忘れていたのに、関東の仲間たちが、無理やり私を赤城山に連れて行ってくれました。
1回目は、関東の神男が、「神様に言われたので、吉岡さんを連れてこい!」と言われて一緒に行きました。
山を登っている最中に、「ここで昔は、南朝と北朝の武士同士が刀で戦いをしたんだぞ!」とか、ここまできた奴は、隠れて足や手を切る忍者たちにやられるので十分、注意してすすめ!」とか、頂上まで、事細かに頭の中で解説されました。
下山する時は、「あと、2回は登れよな!」と言われました。
2度目は、関東にいる女性で「私が好きな山に一緒に登って下さい。簡単な山だからすぐに頂上に着きますよ!」と言われ、ルートも通ったことがないルートだったので、赤城山の登山口に行くまで気づきませんでしたが、諦めて登りました。
3度目は、関東にいる私のスタッフ初野が、「どうしても赤城山に行かないといけない気がする」と言い出し、「もうキツイ山にはと登らないぞ!」と言っていたのに、結局的に、登らされました。
この先祖の導きは相当なもので、私の周りの人の意識を動かして、どうやってでも「北朝と南朝も和合」を私にさせたいのだと納得し、その筋を立てる祈りを群馬県で行いました。